サプライヤー評価シート
製造業での購買経験を通じて、多くの中小企業においてサプライヤーの選定プロセスは煩雑であり、成り行き若しくは近所のサプライヤーさんとの取引が多いと思います。よって購買の醍醐味である交渉によって購買担当者が会社に貢献する場面を見る事は稀です。従って購買の社内の立場は海外の製造業メーカーに比べ優位にあるとは言えない状況を多くの関係会社で見てきました。
交渉する場面がない要因はたくさんあると思いますが、多くは先ほど述べた通り成り行きでサプライヤーが決まっている場合や、エンジニアが開発の段階からサプライヤーと話をしてスペックなどが抑えられてしまっていると思います。このような事態を解決する為の一つの行動が競争力のある新しいサプライヤーと既存サプライヤーとの比較です。ただそのような環境においていきなり新しいサプライヤーのコストと既存のサプライヤーの比較表を提示した所で社内のステークホルダーを巻き込む事は出来ません。社内を巻き込む方法にはいくつか方法がありますが、一つ協力なツールはその新規サプライヤーがどのようなサプライヤーなのかを定量的に示す事です。
では中小企業にサプライヤー評価シートがあるのか?と言われれば、ほとんどの方は"No"と答えるはずです。ましては海外サプライヤーを評価したいが海外サプライヤーが入力出来るような英文のフォーマットは存在していないと思います。
下記は私の経験に基づき作成してサプライヤー評価シートです。業界によってスコープは異なるかも知れませんが基本的に網羅的に作成しました。もし良ければ使い購買とし業界知識を高め購買力向上に貢献出来たらと思います。見てみたい/使ってみたいと言う方は下記まで連絡下さい。直接fileをお渡しします。
ganner14sakai@yahoo.co.jp
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