AI画像生成に無断で使用されている写真について
AIを使った作品制作に挑戦しているので、AI画像生成における著作権や肖像権などの問題を調べています。
最近よく使っているStable Diffusionのデータセットは、LAIONが作成した「LAION-5B」です。
LAION
大規模な機械学習モデル、データセット、関連するコードを一般に公開することを目的とした、世界中のメンバーからなる非営利団体。
LAION-5B
研究・技術開発の民主化を目的とした、約50億の画像とテキストのペアデータからなる大規模なオープンデータセット
このデータセットのなかに、著作権を無視した画像が多く含まれていることが、議論されています。
Stable Diffusionを開発しているStability AIのCEOであり共同創業者のEmad Mostaque氏のツイート。
まだ正確なことはわかりませんが、Stable Diffusion v3からは、画像を除外するリクエストをすることができるようです。
データセットに使われている画像は、このサイトで検索できます。
私の写真も含まれているか検索してみました。
"Kusho Shinichi Maruyama"
含まれていますね。
削除申請するかどうかは、作家の価値観や作品内容によって、変わってくると思います。
私はAIを使っての作品制作を試みているので、しばらくこのままにして様子をみてみようと思います。
私の作品の"Kusho"は円相からインスピレーションを得ています。
多くのクリエーターは大量の情報を取得して、頭のなかでそれらをシャッフルして新しいイメージを創り出していると思います。
AIに大量のデータから新しいイメージを生成してもらって、選択、創作する。
根本的には、この2つに大きな違いはないのかもしれません。
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