大事なことを伝え続ける

渡邊美樹さんの父と子の約束を読み直している。この書籍を購入したのはいつだろうか。娘が生まれた直後だったかと思う。その頃にこれだと思い読んだような記憶があるが、今読み返してみると新しい発見の連続である。やはり問題意識がある時とない時では吸収力が違う。改めて読むきっかけとなったのは渡邊美樹さんのラジオだった。サーフィンに行く車の中で毎週欠かさずラジオを聞いているのだが、その時にいつも私も美樹さんのようになれたらなと思う。ただ、そこから先の行動は毎週かわらない。ただ思うだけである。今回はなぜ本を読む行動をとったかといえば、多くのリスナーが渡邊美樹さんのことをあらゆるメディアを通して知ろうとしていることを知り私も刺激されたからである。書斎の書棚に眠っていたこの書籍を引っ張り出し、夕飯の後に読んでいるのだが、昨日は眠気から読むことができず、今朝時間がない中で読み返している。今朝はたった1ページしか読んでいないのだが、それでもそこには大きな学びがあった。タイトルの通り、大事なことは伝え続けることが大切であるという話である。渡邊家では毎週末に父と子の勉強会を行っているとのことだが、そこで夢・目標に対する行動のチェックと課題図書の読み聞かせをしていたという。課題図書では、当時の子ども達にとっては難しい内容であったが、子どものレベルに合わせずに、大事なことを繰り返し教え続けたという。その象徴的な話が、父と子の5箇条を子ども達が0歳の時から読み聞かせたという話である。私はこの話に感銘を受けた。私も娘の教育、仕事での人材育成においては、この考え方を大切にしたいと思う。例え、一日で変化が現れなかったとしても繰り返し大事なことを伝えていく。そして、いつのまにかそのことを理解しできるようになるまでに育て上げていくのである。忍耐のいることであるが、子どもの成長を信じて伝えていくのである。早速今週末から始めたいと思う。

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