自己肯定感

小学校2年生の娘の様子を見ていると、決して自己肯定感が高いと言えない状況と言える。1年生の頃は学級の仲間と楽しく過ごす様子が見られたが、2年生になり毎日のように腹痛があるという。原因はある程度わかっていて、1年生になってから仲良くしている近所の友達にあるように思う。その友達は1年生の頃に学級で友達ができなかったことから、近所で仲良くしている娘が2年生で同じクラスになるよう調整されたようである。環境の変化が最も大きな要因であると思うが、その友達は2年生になり友達ができたようだが、放課後は変わらず娘と遊ぶ日々が続いている。どちらも一人っ子であるので、姉妹のような感覚で嬉しいのだが、わがままがすぎるようで妻も困っている。家に帰ってくると、ランドセルを背負ったまま毎日家の玄関まできてなかなか帰らないという。私はその状況にいないので優しく断ればわかるのではないかと思うが、妻はそんな感じではないと毎日ストレスをためている。娘も同様で、今日は家でゆっくりしたいのに断っても伝わらないことが多々あるという。こういった友達関係が娘の自己肯定感に少なからず影響していることは間違いないだろう。最近何かで見たのだが、子どもの自己肯定感を高めるには、親の自己肯定感を高めることが大切であるという。私は娘の前でどのような親を演じているだろうか。平日はほとんど妻に任せっきりになっているので存在感はほぼないだろう。週末は娘とゲームをして遊ぶことはあるが、日曜日の午前中はサーフィンに行ってしまうので午後に買い物に行く車の中で話をしたり、帰ってきてから近所の方々と一緒に子育てをするという最近のルーティンである。子どもと向き合って何かをするという時間はピアノの練習の時ぐらいだろうか。また、一年に一、二度ある家族旅行の時ぐらいだろうか。娘と本気で語り合ったり、本気で遊んだりする時間が少なく、親の自己肯定感という話以前に関りが少ないことが改めて浮き彫りになる。娘との関りについて改めて見直したいと思う。

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