兼達さんとの話

前回書いたと思うのですが、リトルトーキョーで知り合った在米40年日本人の兼達さんという方と出会った。

その方とは色々と話をしたのだけど、一番印象に残っているのは「自分で考えてその意見を言いなさい」ということ。

僕はあえて「なんでカリフォルニアは大麻を合法化したのですか?」と聞いてみた。僕の中では「税収」という答えがすでにあったのだけど、現地の方に聞くのがより正解に近いと思い聞いた。

そうしたら前述のような返答だった。

そして、兼達さんは意見を聞くのが上手い。

意見と事実をキチンと分けて聴き、明らかに年下の僕の意見も否定せず、「なるほど」「そういうことか」とちゃんと聴いてくれる。

こういう人との会話はスムーズで嬉しい。

自分の意見を言えというだけなのは簡単だけど、聞き手側がそれを受け入れる形が出来ているかどうかっていうのは大切。反対意見を言うならまだしも、馬鹿にしたり感情的になったり、野次を飛ばしたり、遮ったりしてたら、意見を言うのにエネルギーがかかりすぎる。

単純に時間とエネルギーもったいない。


ディスカッションが上手い国は発展すると思うのですよ。

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