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[ネコノス手帳 No.337] 2022.8.30.tue. シベリアとチバニアン。

生まれてはじめて買ったシベリア。存在は知ってはいたが、子どものころに食べたかどうかも記憶にない。

で、これはヤマザキの三角シベリアという商品。たしかに、わたしの記憶にあるのは長方形のシベリアだ。一見、こし餡が挟まれているように思えるが柔らかい羊羹みたい。

そしてパッケージを見たら、わざわざ「スポンジケーキに、ようかんをサンドした製品です」と書かれていた。スポンジケーキにのあと「、」が入っているのがなんだかパッケージのコピーらしくないなと、変なところで気になってしまった。

カステラと羊羹の組み合わせが本来のシベリアだったのではないかと想像するが、いまどきのシベリアはカステラよりスポンジケーキのほうが軽くていいのだろうな。ヤマザキのスポンジケーキのシベリア、なかなか美味しかったわ。

昭和初期のイメージのあるこのシベリア。母の話にときどき出てきたからだろうか。シベリアの凍土をイメージしたという説、シベリア鉄道の線路のイメージだとか、以前に調べたらいわれはいくつかあったようだけど、凍土というのが妙に想像力を掻き立てられる。

シベリアは和菓子屋というよりは祖母の言うところの「駄餅屋」にあったように思う。羊羹とカステラをくっつけちゃうなんて邪道でしょ。というようなことでねりきりなんかが並ぶ和菓子処と呼ばれるような店には置かれなかったのかな。わからんが。苺大福なんかはどうなのだろう。駄餅屋にはあるけど。

凍土からのつながりで、今日のネットのニュースに千葉のチバニアン地層の傍に隈研吾が案内施設を設計することになったと出ていた。地層って生で見るとなんか単純に感動する。チバニアンも写真だとよくわからないが、見にいってみようかしらん。

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