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公務員2年目の記憶(福祉・住民健康増進部門配属2/2年目)

みなさん、こんにちはshingoです。

私の職歴を1年ごとに振り返るシリーズ、第2話目になります。
早速行きましょう!

▼異動

怒涛の新人1年目が終わろうとしていた頃、私に悲惨な現実が待っておりました。

そう。

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人事異動

私が異動したわけではありません。

私が属していた係は4人で構成されていましたが、その半分が異動になったのです。それだけならまだしも、実質係内は2強2弱でした。
 2強→係長、経験豊富で仕事できる主任
 2弱→産休明け&子育て中の主任、新人の私

普通半分異動なら1強1弱にしない!?

なんで2強を両方とも異動させるの?

なんで2強を両方とも異動させるの?(笑)

いくら私でも翌年への危機感は相当なものでした。と同時に、自分が支えなアカンねやとも思いました。

▼役所で最も残酷だと思うことはふたつある

あくまで職員、社内に対してです。

その1=人事異動
その2=予算査定

特に前者は、異動の意図が明らかにされないため反感的なものは強いと思います(誰も言わないけど)。

さ、気を取り直して職務の話に戻りましょう。2年目の私の仕事っぷりはどうだったでしょうか。

▼職務(組織としての仕事内容)

住民向け各種検診事業の企画・実施

▼仕事内容・役割
・がん検診・予防接種の企画・実施・進捗管理までの一貫業務
・来庁した住民の方々に対する接客
NEW 異動してきた係長と先輩職員ふたりのフォロー

▼成果

検診受診者数前年度より7.3%アップ(約16,100人→17,300人)
・どうしても個別対応が必要な住民の方がおり、自分が対応したところ御礼のお手紙をいただいた
・異動してきた方々はとても優秀で、なんとか職場はまわりました。困難に共に立ち向かったことで、絆みたいなものができたような気がします。

▼成果をあげられた理由

・40・50代の若年層の受診が少ないことを分析し、受診おススメハガキ発送
・住民目線での業務を日頃から心がけていた
どうしたらもっと検診受けてもらえるかなぁということは、常に考えるようにしていた(風呂に入りながらとか)

▼学んだこと・身についたこと

・公務員に対する世間の目はやはり厳しいが、住民目線で業務に当たることが重要
閑散期には統計データを使って分析し、改善策を考案し実行する
行き過ぎた人事異動でも奇跡を起こし、職場をより良くすることがあるw

▼失敗・・・( ;∀;)

・協力機関から「協同で事業にあたっているのだから、事業年報などの報告をしてほしい」とおしかりをいただいた

▼失敗から学んだこと

・異動になってもスムーズに業務を遂行できる「手順書」の全社的な整備の必要性を痛感
・取引先などへのフィードバックの必要性(どんな契約であれgiveしてもらってばかりではダメ)

▼上司・先輩・同僚から言われたこと

・異動してきた先輩「shingoの仕事の仕方が好きだ」
・異動してきた係長「君だけいてもうちの係はだめだ」←たしなめられたと感じている。驕っていたから。それと多様性とセロトニン大事。

▼この1年を一言で振り返ると

人事異動=人事非道?というくらい、人事に振り回された年(笑)

人事異動により仕事の質は落ちたかもしませんが、雰囲気は良くなった気がしていました。居心地というか、カリカリしている雰囲気はなくなりました。

また、数字上でも成果を出すことができました。職場の皆様のおかげです。

▼次回予告

私も新しい部署に異動!