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天官賜福3巻 60章~63章 感想

※こちらの感想は3巻読破後、2週目中の感想です。3巻全体のネタバレが含まれます!


▼風師が鬼である花城に話を聞かれたくない場面。
『風師閣下』や『尊兄』とか急に言い出してる…。
風師は謝憐に好意的だから多少花城の中で気にかけるべき人間(?)扱いなのかも。
しかし花城ってさぁ…本当に「俺か、俺以外か」をもじって「殿下か、殿下以外か」を地で行く男だね。
黒水との協定があるとはいえ殿下以外のことに関してはほんとフラットだな。

▼師無渡が「病を治す」って言い張るのは秘密裏に新たな命格を入れ替える人物を探してたり…?
あと最初の入れ替えに霊文がかかわってるの…??;;誰も信じられない…。
そんな師無渡をやっぱり見捨てない風師…。明儀は一つくらい自分に共感して欲しかっただろうな。

▼漁師経験豊富な太子殿下!w
しかもリアル嵐を呼ぶ男…。
色々な経験あるのは人助けの為に船に乗ったのか、小金稼ぎのためか…。唐突に入る小ボケ好き。
三郎は天界の混乱も筒抜けなのかな?
颯爽と漁師姿に変身しちゃって…アニメで見たい定期。
殿下に何が何でも同行する、って言ってきかないのは移魂大法の時思いがけず離れることになったからそれが嫌なんだろうな。

▼法力が一番高い人に雷が向かってくるから裴茗に雷落ちてくるの草。
絶対花城が一番高いだろうに、そこはしっかりしまいこんでてほんとデキる男。
裴茗は3巻で一番印象変わった男。イケメンなのに…。
船が荒れ狂ってけど殿下は花城のことしっかり掴んで離さないのいいですね。花城惚れてそう。

▼御剣…。
最近アニメの魔道祖師見てるんですけど、そこでも出てきた剣に乗る魔法みたいな…。
中国ではあるあるなのかな~~。日本だとほうきで空飛ぶみたいな。
芳心に二人で乗ってる状態で骨龍と戦う殿下かっこよす。しかも指一本で制する!!?
こーれ花城惚れ直してます。
そして芳心は年寄りだった!!!持続力がない!!!!ww
海に落ちちゃったけど今度は花城が殿下の手を引っ張って助ける…尊い…。
やっぱり二人は互いを補って助け合う関係なんだね…。

▼花怜人工呼吸編。
これ花城は殿下が目を覚ました後にはきっと目覚めてるよね…?
外傷確認のために花城の身体を調べた結果、素晴らしく鍛えられた身体としか分からなかった謝憐。
いややっぱりバカップルだな!!!!
ツッコミ役の風師きて~~
散々調べた結果三郎は身体”も”かっこいいな…で終わる感想。
花城も体ガサゴソされてよく寝入れたね。
でも謝憐主導の人工呼吸は耐えられなかった模様。
口づけしてるのがバレて謝憐もパニックだけど、三郎も「殿下、落ち着いて」と言いつつ無理に平静を装ってる風だから態度に出ないだけで相当パニックだろうな、お互い。
かわい~~~ね~~~~^^
先生もこの辺り書くとき筆が乗ってノリノリで書いてそう。
でもどんなにパニックになっても急な襲撃がやってきたらちゃんと防ぎきる謝憐は流石武神。
花城が、やり方を間違ってた…他の人にやったら相手の命を奪うかもしれない、って言ってるけど謝憐は純粋にやり方が間違ってるんだな…って認識なのに、花城は他の誰かにやってる姿をみたら嫉妬で相手をどうにかしてしまうからこんな言い方してるの萌え。

▼無人島脱出前。
お互いの思いやりのおかげで無人島脱出企画も真っ青な順調っぷり。
暗黙の了解で『お互いの前では服を脱ぎ合わない』…だと…!!??
意識!!!!!!!!意識しすぎ!!!!辛抱たまらんってか!!!!??
紳士だから…?いやでも君ら男同士だし…。
完全に出来上がっててありがとうございます(ただし両片思い)

「俺が何世にも亘って徳を修めてきたからこそ、その人に出会えたんだ」

……
私、天官賜福を3巻まで読んできたけど、この台詞が今の所一番好きです。
これが鬼王の台詞ですか…????;;
健気で、三郎の生き様がこの一言に集約されてる。
800年焦がれてきた男の生き様ですよ。
私ネタバレはほんとざっとしか知らないんですけど、三郎は本当は鬼にも鬼王にもなるつもりなんてなくて、きっと謝憐のことを思ってこの立場になっていたんじゃないかと予想してるんですけど…。
神官には出来ない徳の積み方(水師が用意した巻物見て、悪行を尽くした支配者を殺したのは自分と言ったり)もあっただろうけど、人界に花城を祀ってる人も多い中で、清濁併せ呑んだ徳を積んで結果、ようやく今謝憐に出会えたんだと思うと、天官賜福の世界観の深さに脱帽します。まだ全編読んでない今すでにそう思う!
でも殿下はまさか自分のことだとは思ってないんですよね!!!
クゥーーーーーーー!!!!おもろ~~~~~~~^^
三郎も本人にこの台詞言うのやらしーーーなーーーーー^^

▼「私にとっては、輝かしい道を歩んでいたとしても、地に落ちて埃まみれになっていたとしても、どちらも君だ」

これは謝憐から自信がないって言った花城へのアドバイスだけどそっくりそのまま謝憐にも当てはまるよね。
知らず自分が最も欲しい言葉を三郎にかけたのかも。
しかも続けて「君の事を素敵だと思ってる、全て知りたい」とか言い出して
えっ……告白………???
こんな事を言われた三郎の胸中やいかに。
色々訳がある、って濁すけど、二人を隔てる壁って何かな?って思う。
物語を通して一番の壁は当初神官と鬼、ってのが不味いのかな~って思ってたけど、二人とも大して気にしてないと思うんですよね。
謝憐も大分型にはまらない人だし。花城は勿論。
交友が天界にバレてもまったく改めないどころかどんどん仲良くなるし。
3巻で大分関係が進んだ感あるけどどんな障壁があるのかな。

▼棺脱出。
終始エチチですな~~~~~^^
棺の中で絶対的主導権を握りたい花城氏がそこにはいました。
でも殿下が「もうこれ以上は…」と喘ぎながら言ったら押し黙っちゃいました。
これは多分お互いの身体が気まずいことになってますね、謝憐は気付いてなさそうだけど。
なんとか皆と合流できたけど、まるで事後のような状態に。
しかも棺を大きく作っておけばよかったのでは?と裴茗に突っ込まれる。
風師に続いてペイがツッコミ役に参戦してくれて良かった…!
このバカップルを救ってくれ…!!

▼水師は裴茗や霊文のことはそれなりに信用して礼節があるけど、明儀に対しては目もくれない感じだな。
弟のことは本当に大事に思ってることは伝わるけど。
63章あたりから特に兄弟に関してミステリー感強くなってくるから一度内容知って読み返しても面白い。

この感想を書いてるタイミングで天官の新しいラジドラが本国で公開されることが決定して初めて予告を聞いてみたんですけど、中国語まったく分からなくても字幕をリアルタイム翻訳していくと丁度この3巻の内容のところが音声になってても~~本当に最高でした!!
字幕のお陰で何喋ってるか意味が分かる!!!
予告の最後が…「哥哥、結婚しよう」で…アーーーーーーーーー!!!!!!!!
ラジドラの予告はこちら↓から聴けます!!♡

https://missevan.com/sound/9431631

イラストも公開されて、かわいい殿下と勇ましい殿下の2タイプ殿下が愛おしいです。
同じ人ですからねこれ!!
26日から本編公開とのことですけど、この日って日本ではアニメのイベントある日ですよね。
ファンにとっては特別な一日になること受け合いですけど、どちらも同じ日…!!
…アニメ3期の発表とかないですかね???
流石に日本のイベントで発表とかはないか。
でも…でも!本家で色々動きあるの嬉しいですね~~~~!!!





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