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天官賜福3巻 40~42章感想

40・41章


▼んんんん辛い〜〜〜〜( ‘ᾥ’ )
結局人面疫の治し方がわからず過去編とりあえず終わり…?
なんだろう…?
私の推理では、兵士はかからないなら「人を殺したことがあるか、否か」かなぁ?
これが正しいとすると、民間人がお互いを殺し合う殺戮現場になってしまうから殿下も迂闊なこと言えないよね、っていう推理。

▼仙楽コンビの大喧嘩哀しみ。
最早四字熟語しりとりする雰囲気のかけらもない…
ようやく慕情の内情が見えてきたような?
殿下のことを羨ましく、妬ましく思ってるのね。
自分が持ってない身分を生まれながらに持ってて、尚且つ才能もあるから卑屈な人は殿下に対して思うところがあるのね。
風信は実直真面目でどこまでも付き従うって言ってくれてるけど…。

▼お母さんとの親子関係泣いた。
母親ですら息子の若くして達観した姿しか知らないって凄いけど、それはひとえに殿下が昔から超越した選ばれし人間だったからだよね。
今初めて苦汁を飲んで翼が折れる寸前の状態で母親に甘えたがる殿下が…;;
最後は謝憐が自分自身を信じられなくなって法力が尽きていく描写がつらかった。母親に泣いて縋りたいけど自分が引き起こしたことだとして自分の心にまで嘘をついて、もう限界だったんだね。つら…つら……

▼威容の言動とても不安…結局彼は鬼になってるし、この不安は的中して誰かれ構わず呪いを引き起こしてしまうのね、きっと…
でも3巻では最後まで謝憐を慕ってたな
その後宮観を焼いてしまうの…?

▼とうとう天界へお呼び出しされる殿下…。
もう人間たちの前に姿を現すことさえ出来ない窮地の状態…。
ここから殿下の自己犠牲精神が始まっちゃったのかな。
本人は罪滅ぼしのつもりなんだろうけど、結局それでは人々は納得しないし自己満足にもならないんだよね…。

▼最後の紅紅児が謝憐へ言った「もっと大きい宮観を建てます!」って言葉、1巻の半月関で天生が謝憐へ言った「帰ったら兄ちゃんの廟を建てて祀るよ」のところを思い出す。
あの時花城も笑う、って地の文があったら昔の自分を見てるようで懐かしがってたんだね〜〜!
あと風信が図らずも紅紅児のこと邪険にしてたのに褒めてる…笑
主人が貶されてると苦しいものね…
あと、紅紅児はこの時まだ絵を描くこと上手くなかったんですね…。
なんか字が上手くないから芸術系に優れてたのかと思ったけど。
そうじゃなくて、きっと何百年絵を描き続けて徐々に上手くなった努力の人なんだな…;;
じゃあきっと字も上手くなるね…?いやちょっとくらい人間らしい弱点があってもいいけど。
アニメ2期見終わった後だと「あなたのことを忘れない!」が辛すぎる。ここのセリフだったのか…。

これでとりあえず過去編は終わり?また別の本で過去編やるんだよね??
2巻は殿下の栄光と転落だったな…最初が華やか過ぎただけに落差が辛い
ようやくこのあと3巻本編、アニメの続きだよ〜花城、謝憐を助けてあげて…!

42章

▼戚容(と谷子)をお持ち帰りしちゃった…!
殿下には千秋とまた新しく関係を築きなおして欲しいんですよね…。
戚容を匿ってることがバレたら千秋はどう思うか…。従弟、ってのがバレてるからね。危ない橋渡るからドキドキするよ~~。
そして谷子って男の子なんだ…!?
花城のことを無意識で頼っちゃうのかわいい。
戚容は兄さまが花城と『妙な』仲良しを発揮してるの気に入らないのかな~^^

▼ペイペイコンビ~~~。
純粋な武力だと殿下にまったく敵わない裴宿…そうなんだ~。でんかつおい
しっかし菩薺観って神やら鬼やら盛りだくさんやってくるね。後利益は凄そう。
裴宿ってほんと半月ちゃんのこと好きなんだな…。
裴茗は一人の人に一途って感じじゃないから子孫であってもそこは真逆。だからこんなにすれ違って合わないのね。
裴茗が残念な扱い受ける人になってきた。

▼風師どのーーーー!!めちゃかわいい登場。
人界の話に唸ってしまった。
多分風師はあまり苦労してないけど、殿下は本当に不屈の人。
神官でさえ人界に長くいると腐ってしまうのに、どうやって殿下は3度目の飛昇を果たしたんだろう?
これも今後明らかになってくるよね?どんなことして800年弱ぶり?に天界へ戻ってこれたんだろう。

▼中秋宴にみっともないから行きたくない、けど行かなければ不満を抱かれてしまう云々のくだりが社会人あるあるな感じがしてここ読んでて真顔になった。急に現実突きつけないで。

▼新キャラいっぱい出てきた〜。
水師と権一真はアニメで出てこなかったからイメージつきにくいけどイケメンだってことは分かった。
撃鼓伝花…忘年会の規模のでかい余興的な…?天界って噂話大好きだしなんか鬼より意地汚さを感じたりするね。神官も所詮、人…。
3巻では権一真はほとんど出てこなかったから次の巻にフューチャーされるのかな?楽しみ!
そういえば2巻過去編で飛昇した後に天界で殿下と喋ってた文官の南宮、って飛昇前の霊文だったのか~~~2巻では下天庭の文官だった。
つまり飛昇は謝憐の方が早いけど、天界にいたのは霊文の方が早かったのかな?つまり年上??アニメの印象だと殿下の方が年上っぽかったけど違うかもね。

闘灯…楽しみな予感しかない^^

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