食事に集中して楽しく食べて欲しい

こんにちは。

食事は通常1日3回、365日毎日繰り返されます。

当然といえば当然ですよね!(笑)



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子育て中のお母さん達は、

「子どもが集中して食べない」

「テレビを見たり、食器で遊んでたり・・・」

「せっかく手間を掛けて作ったのに、ちゃんと食べてよー!」

と思う時、きっとありますよね。

もちろん、テレビをつけない、配膳や料理の手伝うなど工夫していると思いらっしゃると思います。

ですが、そう簡単には行かないのが現状。

今日は、そんな子どもの食事の時間を充実した時間になるよう考えていきたいと思います。



~集中する時間を意識する~


食事中に集中できず立ち歩くということは、子どもは食べることに対する意欲が薄いと思われます。

簡単にいえば、食事前にお腹が空いた状態になっていないということ。

その原因として、以下をチェックしてみましょう。

・外遊びなど運動が十分にできているか?
・睡眠が十分にとれているか?
・食事の時間は規則正しく決まっているか?
・食事前におやつや甘い飲み物などを取っていないか?

基本的な事ですが、当てはまるものがあれば改善してみるといいかも知れません。

幾つか当てはまるものはありましたか?

例えば、
「遊びたい気持ちが落ち着いてから食事にする」
という方もいると思います。でも、集中して食べてくれない。

この場合、上記に当てはめると食事の時間が不規則になっているので、まずは決まった食事の時間を作るのが大切だと思います。

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「決まった時間に、お腹が空いた状態で食事をする」という自然な流れを作る事が効果的です。

食事をする時間がある程度決まっていたら、そこに合わせて運動する時間や睡眠の時間をつくってあげると流れが出来ていきやすいですね。

また、食事を終わる時間も決めておきましょう。

食べないからと言って1時間も2時間も食べさせていると余計に集中しません。

時間を意識できない幼児期は、「食べ終わったら〇〇するよ。〇〇遊びが出来るよ。」と、食べた後には遊べる時間がある、と分かりやすく伝えておくと良いかも知れません。

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しっかり食べたら、次は楽しい遊ぶ時間が待っている事で意欲を持てる子もいます。


~食卓と椅子の高さのバランス~


テーブルや椅子の高さが子どもに合っているか?というのも結構重要です。

子どもの足がしっかりと床に届いているか確認してみましょう。

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ご家庭によっては、その年齢の子どもに合ったテーブルと椅子を揃えるのが難しいかも知れませんが、それが原因で遊び食べになっている可能性もあります。

出来る範囲で、高さが調整できる椅子にしたり、踏み台などを利用しましょう。足がブラブラしていると落ち着かないので、集中しづらく、床に降りたくなったり遊び始めたりする原因となります。また、姿勢を保てないと噛む力が弱くなり、顎の発達や歯並びにも影響してきます。



~本物を使うことで真剣に集中する~


食器についても見てみましょう。

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軽いプラスチック製やメラニン素材でキャラクターのついているものが意外にも集中を妨げる原因になってる可能性もあります。

おままごとの道具とあまり変わらないものを使う事で、乱雑に扱ったり、落としても壊れたりしないため乱雑な使い方をしてしまったりします。

キャラクターの食器は、食べるきっかけになるかも知れませんが、遊びと直結するので、遊びたくなり注意が逸れる事があります。

食器選びは、シンプルで、重みのある、魅力的な食器を用意してみるといいでしょう。


~自分で食べられる量~

食事はその子の食べられる分量も重要です。
親は子どもに沢山食べて欲しい!という願望がある為、ついつい適量よりも多めに盛りがちです

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ところが、かえって食欲を減退させてしまう事も多いようです。

お手伝いが出来るようになってきたら、ご飯やおかずを子どもが自分でよそうようにしてはいかがでしょうか。

例えば、
「食卓に空の茶碗を並べておき、自分で食べられるだけよそう。」

まずは、「こうするんだよ」と大人がやってみせて提示する。
それを見て、自分でよそう事で、食べられる量を考え把握していきます。

自分でやってみるというのは子どもの成長を促します。

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また、しゃもじですくい茶碗に入れる時は、しっかりと手首を返さないと出来ないので、とても良い手首の運動になり鉛筆を持つ練習にもなります。

おかずは、ごく少量よそっておき、お代わり自由にしておくと子どもにも楽しみが増えて良いかもしれませんね。

おかずの固形のものであれば、トングなどを添えておくとお箸の練習にもなります。しつけ箸と普通の箸は、動かし方が違うため、移行する時に苦労しますが、トングの動かし方は、お箸につながるものです。気になったら試してみて下さいね。




特に難しいことをしなくても大丈夫。
手と五感を十分に使うというのを、子ども自身が出来るようにしてあげるといいですね。

そうすれば、子ども自身が食事のときにどうふるまえばよいか、自ら考えて行動できるようになります。

1日3回、365日繰り返される食事の時間を親子で楽しんで頂けたらと思います。


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記事を読んでいただき有難うございました(^^)/
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