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CMC_Meetup Vol.14 「コミュニティでGo Global!」 開催レポート(2)

2019年10月24日(木)に六本木一丁目にあるyappliさんの会場を借りて、CMC_Meetup Vol.14「コミュニティでGo Global!」を開催しました。3回に分けて開催リポートをお送りします。

第1弾 二人ボッチのCMX Summit 参戦記 ←レポート(1)のnoteはコチラ
第2弾 セッション:CircleCI 、スタディスト、デジタルキューブ事例【←今回はコチラ】
第3弾 LT:株式会社ウフル、SBクラウド株式会社、某社事例
・当日のアジェンダ詳細はコチラ

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セッション (1)
「APAC各国でTech系ユーザーコミュニティを立ち上げてみた」→
スライドCircleCI 森本 健介さん、青木夏海さん

CircleCIについて
・世界最大規模のCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)プラットフォーム
・サンフランシスコ本社の次に(初の海外支店として)日本を立ち上げた
・SaaSなので、日本にはマーケットがすでにあった→世界で2番目に大きい
・日本は英語でのサービス提供は難しいので、根を張るために支店を開設

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・東京、大阪、福岡でコミュニティイベント開催→・東京、大阪、福岡でコミュニティイベント開催→connpass (CircleCI ユーザーコミュニティ)

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・日本からアジアへの展開→2019年5月に韓国で開始
・日本から海外にコミュニティを立ち上げる例はあまりない
・アジア各国をまわっている→おとといはシンガポール

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コミュニティ立ち上げステップ
・まずはユーザーの獲得から
・リーダー候補を検索LinekInなどで探す→同業界にいて親和性の高い人
・相手にとってのベネフィットは何か?→期待値の調整をする
・会場はユーザーのオフィス(無料)→おカネをかけない
・1回目に「やりすぎる」とNG→あとあとでプレゼンターが出にくくなる

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・Meetup.comを利用→開催までの集客人数で、事前の想定ができる
・利用されているツールは国によってそれぞれ違う

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APAC各国のコミュニティ事情
・01「Self-Learning」→Meetup形式は向かない(エキスパート希望・自分で学ぶ・ハイレベルなコンテンツを自分の利益のため求める)
・03「Community-Driven」→誰かの役にたちたい(一緒に繋がりたい)
・インドネシアは政治問題でSNS上での発言が制限されることもある
・Meetup.comが多い→現地ツールを使う必要のある国もある

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失敗談
・自走化
自走化に一番苦労したのが(実は)東京→参加人数は多いが、運営を引っ張る人が非常に少ない→「お願いします」のスタンスはだめ→モチベーション、期待値調整ができていなかった
・伴走の計画性
シンガポールでは前日まで場所が決まっていなかった→任せすぎ→SOSサインを出していなかった→コミュニティマネジャーが気づいて伴走の手をさしのべることも重要
・各国の文化の違いの理解
インドネシア→予約登録は150名も当日のNo Showレートが80%→事前に本当に来ますか?の連絡を入れておく必要があった

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セッション (2)
「0から始めるコミュニティ(タイ編)」→スライド

株式会社スタディスト 豆田 裕亮 さん

・豆田さんはスタディストのタイ法人マネージング・ディレクター
・会社概要とサービス説明→マニュアル作成・共有プラットフォーム『Teachme Biz』を開発&提供

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タイでのコミュニティと1年半やってきたことの共有
・2018年1月 現地調査開始、同年8月に法人設立
・最初から熱狂的なファンを作る
・知り合いゼロからスタート

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・タイの日系企業家と面会を重ねる
・1社目の受注まで2ヶ月

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・2019年8月 タイ語ローカライズ
・現在タイ人5名とサービス提供中
・ゴルフのスコアもあがる

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・1年が経過し、事例の公開を始めることができた
・ユーザー会では日本で実施したコンテンツを上映

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・「オープンデイ」サポートは訪問が有償、来社は無料のモデル→これが
うまくいった→お客さんどうしのコミュニティができた
・タイではLINEが多く使われる→LINE公式アプリを使ってサポート

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・日系の狭いコミュニティになっている
・タイではコミュニティを始めたばかり

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セッション(3)
「デジタルキューブがコミュニティドリブンで Go Global する 3つの成長フェーズ 」→スライド
株式会社デジタルキューブ 赤塚 誠二(せいじ)さん

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・「せいじとコミュニティ」→JAWS-UG全国イベントがきっかけで海外コミュニティと交流が始まる

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アジェンダ
(1) デジタルキューブのコミュニティマーケティング
(2) Go Global を支える Common things
(3) Go Global を進めるための3つのフェーズ

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デジタルキューブのコミュニティマーケティング
Shifter
・WPサイトを静的化しCDNで配信するサービス
・「Shifter コミュニティイベントサポートプログラム」→コミュニティーリーダーズサミット in 高知

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ANIMOTO
・国際NPO, スタートアップ, エンタープライズ, 教育機関など幅広く利用されている
・ユーザー分布→北米やヨーロッパが多い
・極小のチームでどう GoGlobal するかがポイント

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「ANIMOTO機動隊」で全国行脚
・ファーストピンの発掘→全国で勉強会が自走

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Go Clobal を支える Common Things
・小さい小さいチームでまわす

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・AWSを用いることでキャッシュフロー経営にフォーカスできる

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Go Globalを進めるための3つのフェーズ
・0→1 基礎工事
・1→10 ユーザーからファンへ
・10 and beyond ファンからアドボケイトへ

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・パッションと突破力が重要
・ドットが線になる→コミュニティのリーチ力になる

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価値有るフィードバックに耳を澄ます
・徹底的に改善する→フィードバックループがまわる
・ディスカッションが盛り上がっていく
・ポジティブなフィードバックが世界からくるように

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デザイン・シンキング
・小さなブースでもデザインの力で展示会場内の参加者から興味を持ってもらえファーストコンタクトが起こる(デザインが人を呼ぶ)
・コンペ会社がブースにやってきた→「(コンペだけど)デザインは素晴らしい」と褒めらる→コンペもファン化
・海外でのリアクションが大きく変化

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まとめ
・コミュニティ貢献によるレバレッジ
・巨人の肩に乗る
・ユーザーやアドボケイトとのフィードバックループ
黄色い本の通りにやる!

→黄色い本
「ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング 」
CMC_Meetup 主宰 / パラレルマーケター 小島 英揮 氏の名著。「日本発(初)体系化された再現性のあるコミュニティマーケティングの書」「新しいカテゴリー誕生の書」と評価が非常に高い。

(この回おわり)

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