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挑戦し続ける、ということ

「松」コースのご注文

1ヶ月にわたる大規模案件が終わりました。途中、トラブルにも遭遇しながら様々な課題を克服し #ライブ配信の奥行感 を実現しました。同時に、お客様にも #ライブ配信の成功体験 を実感して頂けました。総じて、創業時に掲げた #ライブ配信サクセス を実現しました。気づけば、まもなく会社の創業日でした。全てをトータルでご支援し共創を図る「松」コースの内容は、多岐にわたりました。

【プロデュース】
企画・構成、シナリオ、キャスティング
【ディレクション】
照明、映像、音声、進行、演出、進行
【アシスト】
インタビュー、通訳、ITサポート、機材貸出

海外とのインタビュー実施と収録も含めたトータル支援として、大変やりがいのあるものでした。お客様の「松」=最上級コースのご期待に応えるべく、日々を過ごしました。

「地元」案件の喜び

東京から福岡に移住して3年。(今回の)起業から1年。自分にとっては、地元企業様からの大規模案件の受注は、いわば「悲願」でした。ありがたいことにライブ配信の案件は全国各地から頂いていますが、自分としてはやはり地域により深く根ざしていきたい。そして「第二の故郷(生まれた場所ではなく気持ちの上での「メンタル故郷」)」の企業を支援して、地元のお役に立ちたい。そんな強い想いがありました。だからこそ、今回は(決して大げさな表現ではなく)「社運を賭けた」案件でした。結果は、紆余曲折はあったものの成功といえるものでした。お客様に「良かった」と仰って頂ける「体験価値」をご提供できたと考えています。

苦悩と挑戦

Zoomという制限の多いツールで、どこまで映像の奥行感と音声の明瞭感を「引き出せる」か。そして何より、どこまでお客様の伝えたい価値を「惹き出せる」か。これにはかなり苦悩がありました。技術面、インフラ面、オペレーション面、マネジメント面、など様々な部分で多くの課題がありました。お客様は、こちらにプロフェッショナルなものをご期待されている。しかし、ご期待を上回る120%、150%といえる成果がなかなか出ない。さらには100%、つまり最低限のこともできないトラブルも発生しました。これには本当に「苦悩」しました。深く寝ることができないほどでした。ひとつひとつ、課題を克服しながら挑戦し続けました。

挑戦と支援

自分には、長年のコンプレックスがありました。それは「極める」ことができない、というものでした。学も、技も、続かなく修めることができない。だからこそ、この「社運案件」は自分の人生史のなかでも重要で必死でした。足りないと思ったことは、成功のために様々な人の力を借りました。「ワンオペ」という自分さえ我慢すれば楽だからという「逃げ」も、自ら絶ちました。この成功は、お客様と仲間たちから様々な支援を得て、成し得たものでした。最後まで見守ってくれたお客様、力を貸してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

怒られる大切さ

トラブルが発生したとき、今まで生きてきたなかで経験したことの無い不思議な「良い」気持ちになりました。もちろん、お客様からは大変なお叱りを受けました。謝れば済む、では済まされないプロとしてどこかに消えてしまいたいほどでした。しかし、同時に感謝の気持ちも抱きました。

真剣に怒ってくれることへの感謝
絶対に成功させるという固い意思

が、そこにはありました。こんなに真剣に「正面を向いて怒ってもらえる」ということは過去に経験したことはありませんでした。実際にはあったのかも知れませんが、自分が未熟でそれを大切に感じていなかったのかもしれません。しかし、お客様の言葉からは真摯な「愛情」が感じられました。そして「必ずご期待に沿う結果を出そう」と心に誓いました。昨今、真剣にヒトの「心」に向き合おうとする場が減ってしまったように思います。親切というのは、決してただ優しく笑っているだけではない。そう感じた瞬間でした。

挑戦し続ける生き方

他の全てを捨て、ある一点に賭ける生き方は大変だけど楽しい。そう思います。挑戦の先に成功があり、また新しい世界が見える。今まで生きてきた結果、ここに到達することができました。今回の「挑戦」は、過去を塗り替える「成功」を導きました。数々の試練が、自分を新たなステージへ連れていってくれたと思います。愛情をもって、成長を支えてくれたお客様にたいへん感謝しています。

3行のメール

本番が始まる直前、こんなメールが届きました。スマホの「プレビュー」に表示された3行が、僕の心を奮い立たせました。そして救われました。

件名:もうすぐですね
リラックスして楽しんでいきましょう。
トラブルは起こるものです。何もなかったらラッキーです。
ここまで準備していただき、ありがとうございました。

僕は単に「請けて」いるのではない。
お客様と「創って」いるのだと。

共に創る「ライブ」ありがとうございました!

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