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CMCアカデミー Vol.1 レポート

このnoteの目的

・個々人のアウトプット(行動)を促す
・コミュニティマーケティングの実践者を増やす
・アカデミー活動の継続、発展、社会適応を図る

イベントやMeetupなどで得た知見やノウハウをただ受け取って「勉強になりました」で終わらせるのではなく、自らの意見や学びを発信することでシナジーが生まれます。主催者から参加者へ、参加者からコミュニティへ、そのコミュニティの知見やノウハウで今度は主催者側に、というように「行動変容のサイクル」を生むことが重要だと考えています。またコミュニティマーケティングはまだ学問(アカデミー)としては確立されていない分野であり、個々人のアウトプットとCMCアカデミーによる学究的な活動の継続、発展、ひいては社会適応を図ることができればと願っています。

「CMCアカデミー Vol.1」とは?

CMCアカデミーの概要

B2B/エンタープライズ系のコミュニティ施策を実施・企画中の人を対象に、ビジネススクールのケースディスカッション形式で学ぶ #CMC_Meetup の新企画(フォーマット)。2023年3月24日(金)にデータ統合自動化サービス「trocco®」の開発・運営を行うprimeNumber社のイベントスペースで行われました。

CMCアカデミーの流れ

事前課題

CMCアカデミーでは、ビジネススクールのケースディスカッション形式
(例:グロービス社のケーススタディ&ディスカッションメソッド)を採用しています。参加者に対して事前にケースの読了と課題が与えられ、自分なりの考えをまとめた上で当日に臨みます。つまり、参加者側にも「アウトプット」が「事前」と「最中」に求められる。知見やノウハウをただ受け取って「勉強になりました」では済まされないのです。そういえば、(自分の把握している範囲内ですが)今回の参加者からはこのお決まりフレーズが出てこなかったのも印象的でした。やはりアウトプットは重要です!

1. オープニング
2. E-JAWSケースディスカッション(Asana Japan 長橋さん
・AWSの日本参入時のクラウド市場は?
・コミュニティが果たした役割は?
・初期のコミュニティリーダーはどんな人?
・コミュニティ自走のポイントは?
・E-JAWSは必要だったか?
3. 講評(#CMC_Meeup主宰 小島さん
4. コミュニティマネージャーに直接伝授!エンタープライズ企業との向き合い方 武闘派編(武闘派CIO 友岡さん
5. ネットワーキング(会場内での懇親会)
6. ネットワーキング(会場外での懇親会)

E-JAWSケースディスカッション

小島さん、長橋さんのオープニングに続きケースディスカッションの開始。参加者は同じテーブルの3〜4人とディスカッションを進めていきます。自己紹介に続いて、ケースを読んででみての感想を全員で述べました。

最初は小島さんより開会の挨拶
続いて長橋さんによるオープニングセッション
ゴール「事業戦略におけるコミュニティの価値を明らかにする」
ケースメソッドの説明
グループディスカッションの説明
AWSが日本に参入した際のクラウド市場
初期のコミュニティリーダーはどんな人?
E-JAWSは必要/不要だったか?

ケーススタディでは、以下のようなディスカッションを行いました。長橋さんの素晴らしいファシリテーションにより、参加者からの積極的な発言が常に飛んでいました。

・AWSの日本参入時のクラウド市場は?
・コミュニティが果たした役割は?
・初期のコミュニティリーダーはどんな人?
・コミュニティ自走のポイントは?
・E-JAWSは必要だったか?


そもそも同じテーブルの人たちは、事前にケースを読了し自分なりの考えをまとめた上で参加しているため会話の「コンテキスト」がぴったりと合っています。このことが、グループディスカッションの質を上げていました。コンテキストと参加の目的(Objective)が合っている人との会話ほど生産的なものはありません。

講評

ディスカッションが終わると、小島さんからの「講評」がありました。参加者の発言などを俯瞰し、参加者の今後の行動変容につながる「エッセンス」が流れてきました。Objectiveへの近道をマーケティングの思考で因数分解する、という考え方の道標が示されました。

小島さんによる講評
参加者の発言の傾向などを俯瞰
Objective = Who x What x How

エンタープライズ企業との向き合い方

講評を終え、いよいよ最後のセッションへ。E-JAWSの会長でもあった友岡さんによるエンタープライズ企業コミュニティについてのリアルなお話が展開されました。エンタープライズのコミュニティは「非公開」が前提のため、様々な「生」の話には思わず撮影をためらうほど。友岡さんの「生」のお話は、ぜひ「ライブ」で聞くことをおすすめします。

エンタープライズ企業が参加するコミュニティの特徴
エンタープライズ企業が参加するコミュニティの運営
「ユーザー会」モデルと「コミュニティ」モデルの違い

ネットワーキング(会場内)

最後はお楽しみの懇親会です。私自身、この懇親会での出会いが後の人間関係やビジネスにつながった例は多くその重要性をいつも感じています。アウトプット(行動)の重要性を説く言葉に「ブログを書くまでが(イベント名)です」がありますが、私にとっては

「懇親会こそが(イベント名)です」

です。言うまでもなくイベントやMeetupの本編部分はメインコンテンツです。会場の確保、コンテンツの準備、スタッフの方々のご協力など、多大なる労力をかけて初めて実現するイベントやMeetup。その本編を「共通体験した」人々が懇親会で出会うことは、とても大きな意味があります。
「コンテキスト」「Objective」が合った人と出会うことによって、将来の可能性が飛躍的に広がります。更にそのなかでも「アウトプット」している人にリーチすると、そこにはもう既に何らかの化学反応が。今回もその時間を大切にと、なるべく多くの人と名刺交換しました。「ぜひまた会いましょう!」という人が多かったのは、自明の理でした。

懇親会の準備をする長橋さんと小島さん
友岡さんの音頭でカンパイ!

ネットワーキング(会場外)

さて、ここからが本番「第2章」です。会場外での懇親会は、更にコンテキストとObjectiveが濃くなります。振り返ってみれば実際、ビジネスのシナジーが生まれるのは、ここまで残った人たちばかりです。それはお互いのことをよりよく知れて、ビジネスの前に「個」としてのつながりが増すということが背景にあると思います。商談の前に雑談(アイスブレイクの重要性)、といったところでしょうか。終電まであっと言う間の時間を過ごしました。

次はあなたの番です

このnoteが、読んでくれた人の行動の契機になることができれば幸いです。重要なことは行動を起こすことです!

行動は自分を変える力になります。
行動は相手を変える力になります。
行動は社会を変える力になります。

#CMC_Meetup に参加して、
「コミュニティ マーケティング」を学び、
「コミュニティ マーケティング マネージャー」になった人より。


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