見出し画像

2023年3月ドバイ直前展望

この記事は、2023年3月25日21時30分〜 Twitterスペース 芯力休憩所 #20「土ドバイ&高松宮記念スペシャル」からの文字起こしです。

蒼山サグ(以下、蒼):では次のレース、ドバイシーマクラシックの方に移りたいと思います。こちらはもうイクイノックスにかなり期待が高まるところではございますが、まず名馬さんから外国馬中心のお話をいただければと思います。

名馬電機社長(以下、名):はい、イクイノックス日本のプールでも人気にしてますけども、海外勢でいうとやはりゴドルフィンのレベルスロマンスですね。昨年ベルリン大賞、オイロパ賞、BCターフと2400mのG1を3連勝としているというところですし、地元ドバイというところで、おそらくかなりここには力が入っているだろうと思います。日本プールで現状単勝5.3倍。非常においしいと個人的には思っております。その他にもですね、例えばウエストオーバーというのは、昨年のアイリッシュダービーの勝ち馬なんですけども、この秋凱旋門賞6着でその前のキングジョージも5着というところ。ちょっと古馬との対戦になって、頭打ち感はあるんですけども。イギリスダービー3着に負けた時にですね、非常に負けて強している競馬をして、その後のアイリッシュダービーは1.2秒差を2着につける圧勝をしてますので力はあると思います。今回ライアン・ムーアが鞍上というところですので、そのあたりの手代わりというところでの変わり身も期待できるのかなという気がしているので注目をしております。

蒼:フランケルなので軽い馬場もあいそうですね。

名:そうですね。まあ2400mで軽い馬場っていう風になった時に、変わり身を可能性はあるなという感じですね。あとはそうですね、前走ネオムターフカップ、サウジで勝ってきているモスターダフであったりだとか、昨年の香港ヴァーズでウインマリリンの2着に入ってますボタニク。このあたりも上位候補の馬なのかなというところです。あとはネタ的にというかちょっと変わり種というところで、4番のロシアンエンペラーが香港からの出走ということで、管理するのがダグラス・ホワイトなんですね。そういった意味でもちょっと注目かなというところです。

蒼:なるほど、ありがとうございます。ゆたさんフラットの展望をお願いできますでしょうか?

ゆ:はい、そうですね。注目はイクイノックスになると思うんですけれども、この馬中間若干体調面怪しそうなコメントが出ていて。ドバイ着いてから体調が上がってきたとは言っているものの、ちょっとやっぱりこの馬弱いところもある馬なので、1.4倍の信頼をしていいのかというところはどうかなというところはあります。個人的にやっぱり注目はシャフリヤールかなと思っています。この馬もちろんこの舞台勝ってますので、まあリピーターというのも注目なんですけど、福永祐一調教師が毎日のように乗ってるんですよね。だからある意味ちょっと藤原厩舎でありつつ、福永祐一調教師デビュー作と言ってもいいのかなと。

蒼:今度こそ誰が乗ってもゴム鞠仕上げかもしれないと・

ゆ:そうですね。直前のコメントでは「キュンキュンな感じ」というコメントが出ていたので(笑)。注目していきたいなと。あとはグラスワンダー派としてはウインマリリン、頑張ってほしいんですけれどもちょっと相手が強いかなというイメージがあります。

蒼:はい、ありがとうございました。ではまた名馬さんは馬券的な意味での注目は教えていただけますでしょうか?

名:そうですね、レベルスロマンスの単勝ドンといくか、レベルスロマンスから私も日本馬で言うとシャフリヤールの方がちょっと分があるような気がしているので、シャフリヤールを絡めての三連単馬券を買おうかなと思っております。

蒼山サグ(以下、蒼):それではいよいよメインのドバイワールドカップですが、ちょっと流行りに乗った言葉で言うと日本馬は二刀流を掲げた馬がずらりと名前を揃えておりますが、とりあえず日本馬を置いておいて、海外勢の解説をまた名馬さんお願いできますでしょうか?

名馬電機社長(以下、名):はい。まあとは言うものの日本のレースかというぐらい日本馬が多いので、海外馬はちょっと中々名前を上げるのが少なくなってしまいそうなんですけど。まず日本プールでも一番人気になっているのが、昨年のこのレースの勝ち馬カントリーグラマーですね。前走サウジカップ2着だったんですけども、サウジカップ2着からここっていうのは去年と同じ臨戦過程になりますし、ランフランコ・デットーリの騎手のラストダンスと銘打った最後のシーズン。元ゴドルフィンの主戦としてドバイワールドカップを何勝もしてますけども、その最後の騎乗というところで、注目十分な有力な一頭として考えられる馬に乗っていると思います。次に日本プールでもそこそこ人気してるんですけども、上がり馬という意味ではアルジールスという馬ですね。馬番1番のこの馬がアルマクトゥームチャレンジラウンド1ラウンド2とどちらのレースもぶっちぎりで勝ってきてるんですね。メイダンは非常にそのリピーターであったりとか、コース適性というのが非常に重視される独特な競馬場ですので、地元で2連勝してきて、しかも強い勝ち方をしてきているという意味で注目かなと思います。本当に日本馬の層が厚いんで、こういう上がり馬を2番手に上げるぐらいの感じになってるんですが、あと海外馬で上げるとしたら、そうですねアルマクトゥームチャレンジラウンド3を勝ってここに来てますサルートザソルジャーであったりだとかっていうところになるのかなと。あとそうですね。サウジカップ6着から来ている昨年のサウジカップ勝ち馬のエンブレムロードといったあたりが実績にから注目にされるところなんですけども。本当に日本馬がサウジカップに続いて上位を席巻する可能性もあるのかなと、個人的には思ってます。

蒼:ありがとうございます。ちなみに馬券的にはまた後で聞こうと思うんですけども、日本馬で一番期待とか高いのはどの馬になりますか?

名:そうですね、私サウジカップとは直結しないと思っているので、サウジカップでちょっと惜しかった組の巻き返しという意味で4歳勢ですね。クラウンプライドジオグリフ、このあたり期待してます。

蒼:なるほど、ありがとうございます。続きまして、ゆたさんにまたフラットな展望をお願いできればと思いますがどうでしょうか?

くらみゆた(以下、ゆ):そうですね、日本馬これだけ出てますのでちょっと上げるだけでも大変という感じなんですけれども、注目は枠順かなと思ってまして。カントリーグラマーパンサラッサも外入っちゃいましたよね。なのでサウジカップと同じような形っていう風に簡単になるかなというと、ちょっとまた変わってくるのかなというところはあります。パンサラッサがハナ叩ければいいんですけどね。ちょっとそこどうなるのかなと。注目は私も個人的にはサウジカップちょい負け、そしてやっぱり後ろから行く馬っていうのは厳しいかなと思うので、サウジカップで前からちょっと足りなかった馬ってなると、やっぱりジオグリフクラウンプライドあたりが日本馬では気になるところ。スペ基地の方が聞いてるから言ってるわけじゃないんですけど(笑)。クラウンプライドはちょっとここで一発期待したいなと、ちょっと思っているところであります。

蒼:わかりました、ありがとうございます。最後に名馬さんに馬券的な意味での見解をお聞かせ願いますでしょうか?

名:そうですね、先ほど日本馬で名前を挙げたクラウンプライドジオグリフで昨年の勝ち馬カントリーグラマー。フランキー好きという意味でも、このあたりを上位にとって後は本当に日本馬。今回初というか芝からの転戦という形でヴェラアズールであったりだとか、テーオーケインズといったあたりが比較的内目の枠を引いてますので、うまいことこのあたりで先行できる馬がいれば、そのあたりは馬券の上位に絡んでくるような気はしております。

蒼:ありがとうございました。という感じでG1、4レースを見解いただいてまいりましたけども、サウジの時にも下世話な質問をしたので、今回はしたいと思うんですが、UAEダービーをとりあえず置いといて、触れた4レース中、日本馬何勝くらいいけそうだなという見解もしあれば聞かせていただきたいと思います。名馬さんの方はいかがですか?

名:そうですね、この4レースでということですか1勝はしてくれると思ってます。1勝もしくは2勝といったあたりかなと思います。

蒼:はい、ありがとうございます。ゆたさんはどういう予想になりますか?

ゆ:そうですね、ドウデュースが出ていれば3勝くらい言いたかったんですけど、ちょっと流れが急に悪くなってしまった感じもあってですね、私もシーマクラシックは勝ちたいなと思いますが、ゴールデンシャヒーンとターフ、ワールドカップであと一つ勝てるといいなという感じですかね。

蒼:はい、なるほどありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?