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知識ゼロからでも中小企業診断士試験は独学でストレート合格できるのか?勉強方法や勉強時間など

こんにちは!中小企業診断士のカズユキ です。

ここでは中小企業診断士は独学でストレート合格できるのかについてお話していきます。

資格の試験を受験しようとするときに、「資格学校に通う」「独学で勉強する」どちらにするか迷う方がいます。

今回は中小企業診断士試験に関して私の見解を言いたいと思います。

中小企業診断士は独学でも合格することができるかどうか、

答えは
イエスです!

特に一次試験は、資格学校に通わなくても十分合格できます!

二次試験は応用が必要なので難しくなりますが、それでも突破はできます。

なんだったら一次試験に合格すれば養成課程を受ければほぼ100%合格できます。

中小企業診断士には一次試験合格者を対象に中小企業診断士養成機関・登録養成機関というのがあります。

学校に通うことで確実に中小企業診断士になることができます。

期間は半年から2年ぐらいです。

時間とお金は必要ですが確実に中小企業診断士になりたければそういった道もあります。

実施機関の一覧表について下記に載せておきます。
https://www.chusho.meti.go.jp/shindanshi/download/0417Yousei-TourokuKikan.pdf


私は二次試験を受験して中小企業診断士の資格を取得しましたが、一次試験を自力で何とか突破できれば確実に資格取得できます。

そう考えると一次試験を独学で突破できるかどうかに焦点が絞られます。

一次試験を独学で突破できるかどうかで考えると、間違いなく突破できるでしょう。

ではどうやって合格に必要な知識を身に着けるかどうか・・・

今回は私がどういった感じで勉強していたのか参考にお伝えしていきます。 

もちろん一次試験だけでなく二次試験突破の方法まで書いていきます。

私の一次試験勉強方法

一次試験については6月の中旬ぐらいからスタートして翌年の8月まで1年2か月弱勉強しました。


まずは一次試験ですが、大まかにいうと

①最初はテキストから勉強

②次に問題を解く

③知識が定着しないテーマは暗記カードアプリ活用

④ここから②と③を繰り返す

という感じでした。

一次試験までの道のりについてブログでシリーズ化して書いています。

一か月ごとにどんな勉強をしていたか、どんな心境だったか、失敗談なども含めたすべて書いていますので参考にしてください。

最初はほとんど知識ゼロからのスタートでした。

アラフォーなのに経営や経済に関する知識が全くない恥ずかしい状態でした。よくこんな乏しい知識で仕事やっていたなと思います。

経済学に関して、大学が経営情報学部だったにもかかわらず記憶から完全に消えていました。

財務に関しては、なんせ簿記3級の知識もなく、売上高、売上総利益、営業利益などの順番も知らないし、一般管理費って何のことって感じでした。

企業経営理念もかろうじて4Pを知ってたぐらい

運営管理も製造業の経験が一切なかったので勉強中ですらピンときてませんでした。

IT業界の経験もないので経営情報システムも一から勉強でしたし、法律系も全然。

言えば言うほど恥ずかしすぎますね^_^;

実際中小企業に勤務していると40~50代でもこのぐらいの知識しかもっていない方はかなり多いです。

これは本人が悪いというのもありますが、多くの中小企業では売上高や利益など数字を従業員に全く見せないことが多いです。

わたしも会社がどれくらい利益を上げているか、商品がどれくらいの粗利なのかなど一切知らずに15年ぐらい仕事をしていました。

私の計画としては最初の半年でテキスト学習を終えて、のこりは問題を解くというイメージで臨んでいました。

これはある程度イメージ通りにいきました。

ちなみに、使っていたのは通信教育の「スタンディング」です。

じつは問題の解説が秀逸です!

他の問題集も活用しましたが理解しやすいのでお勧めしています。

気になる方は下記からチェックしてください

なんだかんだ言って意志が強いんじゃないですかと思われたかもしれません。

しかし私は勉強を始めるとすぐに眠くなります。

すぐに勉強をやめた日もあれば休日めっちゃ時間があるのにパチンコ行ったりした日もあります。

YouTubeで動画をずっと見ていた日もあります。

知識なしの上パチンコ行って金も失っている状態って最悪ですよね( 一一)

逆に仕事中にトイレと称してさぼって暗記カードで勉強していることもありました。

そこで勉強するなら仕事終わってからきちんとした環境でしろよと・・・

暗記カードについてはかなりおすすめしています。

テキストをぼんやり眺めているよりかは遥かに効率的に知識の定着ができます。

また過去問を解くときは自宅など環境が整っていないと難しいですが、暗記カードなら自宅以外でも通学通勤中や出かけているときなどにもちょっと確認したりできます。

暗記カードの活用術かこちら

私はnoteで暗記カードの活用手順とデータを公開しています。

活用手順はこちら

データについてはこちらです。


ある程度テキストで勉強すると過去問中心に問題を解きました。

最初はびっくりするぐらい間違えまくってました。テキストで勉強したことは何だったのかと泣きそうになりました。いや自分の出来の悪さにホントに涙が出ました。

中小企業診断士の勉強は広く浅くって感じが多いのですが、特に企業経営理論などは経営理論を理解した上での応用問題が出題されることが多く全くついていけませんでした。

それでもあきらめずに問題を解きながら、知識の定着が悪い部分は暗記カードアプリで覚えるようにしました。

それでも腑に落ちない場合はテキスト読み返したり、YouTubeで勉強したりして、なるべく丸暗記ではなく理論的に理解できるようにしました。

なんせ覚えることが多いので丸暗記ではとても太刀打ちできません。

過去問については「過去問完全マスター」をおすすめします。

はっきり言ってこの一冊だけあれば一次試験は十分合格することができます!

10年分の過去問をまとめているのですが、頻出論点に絞ってくれていますので効率的に対策ができます。

普通に過去問対策で問題集をすると実はマニアックな問題に時間を費やしてしまっている可能性があります。

過去問完全マスターで対策をしておけば、本番で焦ることが少なくなります。

本当におすすめなので参考にしてください。

私の二次試験勉強方法

二次試験は8月上旬から10月中旬なので、2か月半ぐらいでした。

勉強方法はざっくりいうと

①中古のDVDで勉強

②過去問を解く

③暗記カード活用

④あとは②と③を繰り返す

※この間事例Ⅳの問題集を継続して解く

といった感じでした。TACのDVDをヤフオクで買ったのですがこれも独学に入るのかどうか・・・とりあえず小さい問題は置いときます。

ストレートで合格することを目指していましたが、正直勉強期間も短く勉強方法も模索しながらでしたのでもう一年勉強することを覚悟していました。

ついこの間まで選択肢があった問題ばっかりやっていたのに、いきなり二次試験で選択肢がなくなったことに戸惑いました。

まるで「ドラクエⅠ」の洞くつでたいまつが切れた状態だなと感じました。

暗記カードの活用は、問題を見て回答を妄想するという「あるある」をやっていました。

例えば、

「A社の強みは何か」

という問題だったら

1、設計から製造を行う一貫体制

2、他社よりも優れた品質の生み出す技術力

3、協力会社から安価な原材料供給によるコスト競争力

などなど妄想していきます。実際問題の回答は上記に様なものが多いので、問題を見てぱっとこれだけのことを思いつくと本文(与件文)を読んだときに回答までたどり着くことが早くなります。

試験時間は80分あるのですが、実際に解いてみると時間ギリギリもしくは時間オーバーすることがあります。

これは結構効果がありましたのでお勧めの勉強方法です。

並行して事例Ⅳの問題集を解き続けていたのは理由があります。

それは、

1、事例Ⅳを制する者が二次試験を制するという情報を見た

2、一次試験の財務・会計が48点だった

3、試しに事例Ⅳの問題を解いてみたときに選択肢がない上に一度間違えたら関連問題全滅になって恐怖した

などなどです。

なんでこんなご時世に電卓で計算させるんだって思いながらやってました。(それを言うなら一次試験なんて手計算という鬼の所業)

計算問題はいかにしてヒューマンエラーをなくすかなのですが、仕事と同じでミスしたくなくても起こってしまいます。

ですので工夫してヒューマンエラーに気付く仕組みを自分の中で構築しておく必要があります。

基本は2重チェックをすることになるのですが、例えば足し算は一回目は上から順番にして2回目は下からするなど工夫すればポカミスを防ぐことができます。


中小企業診断士に必要な勉強時間

実際どれくらいの勉強時間で合格できるのかですが、私の場合は

一次試験が750時間

二次試験が150時間

トータル900時間

といった感じでした。

通勤時間中や仕事中の隙間勉強時間も入れていますので実際机に向かったのはもっと短いです。

インターネットの記事を見ると大体1000時間ぐらいと言ってる方が多いので、あながち間違っていないなと思いました。

ただ私の場合いろいろ試行錯誤をしながら勉強していましたので、もっと無駄を削ればもっと短時間で合格できます。

私はスタディング(通勤講座)で勉強していたのですが、その中に出てくる口頭の知識チェックを暗記カードアプリにすべて入れるという途方もない作業を行っていました。

これに一か月半ぐらい費やしていたのですが、よくよく考えると知識が定着していないところや過去問で間違えた個所を暗記カードに入れていかないと意味がないことに作ってから気づきました。

また、ほとんど出題されたことのない超マイナー問題を理解できるまで時間をかけたこともあります。

二次試験に関しては、最初はテキストで勉強していたのですが、問題を解きながら学んでいくほうが効率が良いことに途中で気づきました。

なぜかテキストで一通り勉強しないと太刀打ちできないと勝手に思っていました。

はっきり言って、回答だけなら一次試験よりも二次試験のほうがしやすいです。
問題を解いてみるとわかりますが、記述式なので自由な回答ができるため専門的な知識がなくてもある程度回答できるようになっています。

私の失敗を参考にぜひ最短で合格を目指してください!

おすすめ教材

私が中小企業診断士の勉強してみて

「今から挑戦するんだったらこの教材使うかな」

というのを参考までに書いています。

私がどんな教材を使用したかも公開しています。

一次試験編

二次試験編

あまり役に立たなかったのも忖度なしで書いています。

できるだけ皆さんに無駄なお金を使ってほしくないので参考にしてください。

最後に

知識ゼロからでも中小企業診断士試験は独学でストレート合格できるのか ?

の回答としては


①中小企業診断士は独学で合格可能

②一次試験は「過去問」&「暗記カード」のループ

③二次試験は「あるある」&「計算訓練」

④勉強時間は900時間以下で合格可能


ここまで導き出せたのは合格後です^_^;

いっぱい無駄なことをした中でより効果があった私の濃縮エキスを皆さんに提供することで、一人でも多くの合格者が出ることが私の願いです。

ブログでもいろいろなことを記事に書いています。 

私が試行錯誤したことをありのままにすべて公開しています。

興味がありましたら是非お気軽に読んでください!

また皆さんに有益な情報を提供できるよう取り組んでいきますので、よろしくお願いいたします!

おすすめの通信教育について

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