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マリン先生の「間違いだらけのタイ語」を終えたのでメモ

サワディークラップ、しんちゃんです。花粉がまだまだ辛いです。

さて、先日、無事にマリン先生の文法本を終えました。かかった日数は50日。意外とかかってしまったけどマイペンライ。

というわけで、今回は実際に取り組んでみた感想をメモ。結論から言うと「初級を終えた人向けなので、私には早かった」です。

基本事項が身についてないと、この本の良さを味わえない

この本の売りは、「日本人が間違いやすいところに焦点を当てて解説する」ところにあります。

例えば、「彼は短気です」を表すとき、日本人は「ジャイ(心)は名詞だから、ジャイローン(短気だ)も名詞に違いない!」と捉え、be動詞のような役割を果たすペンを使いがち。ところが実際は、ジャイローンは形容詞として扱われるので、ペンも必要なくなると。あー、なるほど!

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これくらいのレベルならわかるんですよ。

ただ、どんどんページが進むにつれて、細かい文法が出てきます。それってどれも私にとっては新規事項なんですよね。新規事項なんだから間違いやすいも何もない。もちろん解説もついてるので、勉強できないことはありません。実際私はちゃんと終わらせることができました。ただ、このやり方だったら別にこの本で学ばなくても良いんじゃないか。それよりももっと体系化された基本書をやった方が効率が良いのではないか。

CDがついてない!

これはアカンでしょう。タイ語の壁は、発音にある。常識です。英語のテキスト以上に音声の価値は高いです。初学者にとってはマストともいえます。それが、ついてないだと。。。。

しょうがないので、タイの友人に所々音声化してもらって学びました。

なんでCDついてないんや!と思ったのですが、きっとこの本の対象者が「ある程度タイ語を操れる日本人」だからかなと。前書きには、「初心者から流暢にタイ語を話せる人まで」とあります。実際に私も学習できたので嘘はないのですが、ビギナーは別の本で学んだ方がいいと思いました。

英語の話で言えば、have toとmustの違いとか、willとbe going toの違いを知りたい人が読むべき本で、そもそもhave toって何?レベルの人はまず中学英文法から固めた方が効率良いよねという話。

と言うわけで、この本は一度終わりにして、基本書をやっていきたいと思います。その後に取り組んだら、きっとこの本の本当の価値がわかることでしょう。

それでもやって良かったこと

大量にタイ文を書いたことです。

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一部使用頻度の少ない文は省略しましたが、基本的には全ての文を書きました。結果、608文×3なので、1824文! 

これだけ書くと、もうタイ文字が書けないなんてことにはなりません。血肉化しました。本当はここに音読とシャドーイングを入れるといいのですが、今回はCDがないので割愛。

このやり方は、私が英語の基礎を固めるときに使ったメソッドです。ひたすらに基本文法書の英文を書きまくりました。それが効率的かどうかはさておき、とりあえず海外の友人が出来るレベルの英語は身についたので良し。

このメソッドの良さは、正しい文の感覚が身につきやすいのと、達成感があること。毎日お手本の文を書きまくっていると、間違っている文を見たときに違和感が働くようになります。これ結構便利です。また、膨大な量に取り組み、それを可視化できるようにしておくと、モチベアップに役立ちます。「お、俺ってばこんなに頑張ったのか!すごいな!えらい!」と自分をご機嫌にすることは、怠け者を動かす秘訣の一つかなと。

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まとめ

タイ文字講座を終えた次のステップとしては、ちょっとレベルが高すぎる本でした。この本でも勉強できますが、他の本の方が効率が良い気がします。

なので、次は基礎から丁寧に。評判の良いこの本で体系的に文法を学んでいきたいと思っています。これならCDもついてるし、選択は間違ってないはずだ!

それでは皆さま、チョーク ディー ナ クラップ!

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