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景気動向指数が遂に悪化

内閣府が2019年5月13日に公表した景気動向指数(2019年3月速報値)では「悪化」を示している、となりました。


消費税率を8%に引き上げた後も、頑なに「悪化」としなかったかのように見える景気動向ですが、ついに、という感じです。
次のグラフは上図の「④悪化」の条件に該当する月を網掛けしてみました。

「イワタ流景気判断」を使って景気動向を改めて見てみましょう。

イワタ流景気判断とは、岩田規久男日元銀副総裁のご著書『景気ってなんだろう (ちくまプリマー新書)』 http://amzn.to/1CUIIec に書かれた景気動向を見るためのものです。

1)CI先行指数対6カ月前比がマイナス

2)DI一致指数が2カ月連続で50を下回る

これら2つを満たすと、景気後退のサインとみなす訳です。

消費増税をしているような景気ではないと思います。

消費増税に異を唱える方々もいらっしゃいます。

岩田規久男前日銀副総裁・藤井聡元内閣官房参与(京都大学大学院教授)からの、「2019年10月の10%消費税増税の危険性に関するコメントご提出」についての呼びかけに反応いただいた「有識者」の方々のコメントが紹介されています。

消費税増税の「リスク」に関する有識者コメント
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/190507-2

分かりやすい漫画を描いて下さった方もおられます。

第1話 マンガ「私立Z学園の憂鬱- 消費増税を凍結せよ!」|消費税増税反対botさん @bot80586891|note(ノート) https://note.mu/zouzei0percent/n/n88705b2e2e0c

消費増税凍結+α(家計の可処分所得増)の声を広げていきたいものです。

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