見出し画像

川越へ


前日に千円カットに行ってさっぱりした。
モバイルSuicaにチャージしておいたし、持ち物の準備だって万端だ。
あとは気に入ってるスニーカーを履いて出かけるだけ。

そして遠足前の子供状態の僕に目覚まし時計は必要なかったらしい。
随分と早く目が覚めちゃったよ。

よく乗り換えを間違えるので早めの出発がいいな。
赤いチャリに跨り最寄りの駅へ向かいました。


事の始まりはハシモトさんからのDM。
コメントを返しそびれた事へのお詫びと、写真への共感のお言葉。
褒められる事が少ないおじさんは実はかなり喜びました。

そして前々から一緒に写真を撮りたいと話していたので、これはいい機会だとお会いすることに。
でもハシモトさんと言えば土曜の夜に軽快なトークで楽しませてくれるめじろさんという存在。

めじろさんをさて置き、僕だけでお会いするというのも勿体無いと思い引き摺り込んだのでした。


普段は殆ど電車に乗らないので、窓から差し込む光や車窓の景色にいちいち心を動かされる。
そして電車を選んだのも旅行感を高めたかったからこそ。
普段はドライバーなので道中の写真ってどうしても少ないんです。

脳みそとレリーズボタンにかけた人差し指を直結する。
何かを予感する時はカメラのスリープを解いておくのも大切だ。
しばらく風邪をひいて撮影から遠ざかっていたけど、みんなと合流する頃に暖機運転は終わりそうだ。

天窓から差し込む光で写真を撮っていた時に声をかけられた。
「しんいちさんですか?」

はい。間違いなく私はしんいちです。
この聞きなれた声は、、、と一瞬考えたのちに点と点が繋がった気がした。
そう。いつもスペースから聞こえてくるあの声。めじろさんだ。

茶色いレザーのバックにハンチング帽。
紫色とカーキ色の自作したというストラップも相まってすごくお洒落だ。
本当は出会いがしらの一枚を狙っていたんだけどこれには失敗。
ただこれが楽しい一日が始まった瞬間でした。

次回に続く。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?