MOTHER2のススメ①

●はじめに
※ネタバレを含む場合がありますので、できるだけ伏せるよう心がけますが、ご了承ください。


ひとりのMOTHER2ファンが雑多に、ゲーム『MOTHER2』について書き散らかす記事です。

多くの主観と思い出補正を含み、また記事を書くにあたって再度はじめからプレイしつつ書いております。

手始めに魅力的な部分から書き連ねて行くとしましょう。

▼MOTHER2の魅力

◯特徴的なBGM
恐らく、このゲームを語るうえで外せない大きな要素がBGMでしょう。
建物内、街中、洞窟内、お店、戦闘中
至る場所にとても個性的なメロディが用意されており冒険を楽しくさせる、お供としての大切な役割を立派に務めています。

冒険は主人公の――ここでは便宜上『ネス』と呼びます――自宅から始まります。
ここは初めて行く町の少し外れに位置しており、田舎に住む少年が期待と不安を胸に旅立つにふさわしい、はじまりの曲とも言えるBGMが流れます。
その際の演出もすこし、にくいものになっているので必見です。

そうして初めての町での出来事を終え次なる町へと足を踏み入れると、聞こえてくるのはさっきとは違ったBGM。
ちょっとだけ広い町、はじめての人たちとの出会い。
旅立ちの不安は薄れ期待に膨らむ、はやる気持ちを抑えながらも町の人達の話を聞いていく。
待ち受けるのは新たなる冒険。

と、何を隠そうこのゲームは各街ごとにBGMが変わります。
それぞれの場所に用意された、それぞれの味。
そこに彩りを添える数々の音色たち。
定期的に聞き返したくなる魅力が、たっぷりと詰め込まれております。

そして、それらは街だけにとどまりません。
ネスたちの冒険は危険と隣り合わせでもあります。
そう、戦闘ですね。
MOTHERの世界の敵は、いわゆる化け物ではありません。
イチ部そういった敵キャラも存在しますが、そんなモノたちが街のそばを平然とうろついているハズもないです。
はじめて出会うのは小さな動物たち。
ときには植物、ときには人間や機械、静物、さらには得体のしれない生命体たちなど。

同じマップに出現する敵でも使われているBGMが違ったりします。

MOTHER2は、シンボルに触れることでエンカウトするタイプのゲームですが、そのシンボルによっていくつかのグループ分けがなされています。
あの敵はどんなBGMだろうか、そういった楽しみ方ができるのもMOTHERの魅力のひとつと言えるでしょう。


長くなるので、ここで区切りとします。
次回はキャラクターについて書いてみようと思います。

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