ChatGPT DALL·E 3で良い絵を描く
ChatGPT DALL·E 3で良い絵を描くコツは大枠をプロンプトとして渡し、その後に要素を追加していく事です。初めから長々と描くのは良い結果を生みにくいという感想です。
それではその理由を見ていきましょう。
大切な条件
ChatGPT DALL·E 3はStable Diffusion系やBing版DALL·E 3とは違う条件があります。それを知ることが良い出力を得る最も大切な事と言えるでしょう。
・プロンプトは自動変換されてしまう
ChatGPT DALL·E 3はユーザーがどんなに良いプロンプトを思いついてもそれを変換して生成されます。日本語だけでなく英語のプロンプトも変換されます。
有名人の名称やキャラクター名は削除され問題のない単語に自動変換されます。ただし、16:9などというサイズに対するプロンプトは見た目上消えていても内部的に生きているようです。
・最大プロンプト文字数は300文字程度
ChatGPT DALL·E 3の内部プロンプトは不明ですが、先ほどの例でも分かる通り、最大のプロンプト文字数は300文字程度になります。長々とプロンプトを入力しても300文字程度に短縮されて自動変換されてしまいます。
・つまり意識する事
上記の2つの条件から300文字程度で自動変換されてしまうと意識してプロンプトを書く必要があります。プロンプトを煮詰めすぎると想像と違う結果が出力されてしまいガッカリします。
会話で追加要素を補う
勝手にプロンプトが書き換わり、300文字程度しか受け付けないのならばどうしましょう。それらの問題は会話による追加要素である程度解決できます(有名人やキャラクター描写は無理。とはいえ「ローマを舞台にした古い映画のヒロインの女性」とか入れるとオードリーが出るとか出ないとか)。
出力結果のプロンプトと追加要素を書く
絵のスタイルも同様に
注意事項
最後に注意しなければならないのは先程の300文字程度で自動変換されてしまうという制限は変わらないという事です。初めに数多くの要素の入ったプロンプトを使っていたり、要素を追加しすぎると削られる要素が出てきます。比率を忘れる事もよくあります。