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【Automatic1111】超解像アップスケール説明とランキング【Stable Diffusion】

超解像のよくある勘違い

超解像技術は低解像度の画像を高解像度にアップスケールする際に有用です。これはモザイクを破壊するという事ではありません。

  1. 拡大表示時の画像質の向上 - PCでの表示が十分に鮮明な低解像度の画像も、拡大したり印刷する際には画質が低下する可能性があります。超解像技術は、これらの画像の解像度を向上させ、詳細をより鮮明にし、視覺的な質感を向上させることができます。

  2. 初期画像の質 - 「初めからモザイクっぽい画像を綺麗にする」という用途については、超解像技術は基本的に元の画像に含まれる情報を基に処理を行うため、元の画像が非常に低品質である場合には限界があります。超解像技術は元画像にある程度の情報が必要です。

  3. 適切な使用 - 超解像技術は、画像が元々持っている情報を最大限に引き出すことに重点を置いていますが、完全に新しい情報を生成するわけではないため、元の画像の質が非常に悪い場合には期待するほどの結果が得られないこともあります。

したがって、超解像は画像のディテールを向上させるツールとして非常に有用ですが、その効果は元の画像の質に依存するという点を理解することが重要です。

超解像の例

普通に見れば綺麗
拡大するとぼやける
R-ESRGAN 4x+による超解像
イラストも同様
R-ESRGAN 4x+による超解像

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超解像ランキング(肌感覚)と説明

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