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ビッグワードは超便利、だけど...

物事を結論と根拠に分け、その論理的なつながりを捉えながら物事を理解する思考法であるロジカルシンキング。

そんなロジカルシンキングを学ぶ中で印象強く残った考え方の一つに「ビッグワード」というものがあります。
グロービスというビジネススクールの講義で学び知った言葉です。

受講後に仕事でもプライベートでもこのビッグワードを意識するようになりました。

ビッグワードとは、あいまいで人によっていろいろな解釈を生んでしまうような言葉のことで、コミュニケーションにおいて多用されています。

例えば、
「資料は早めに提出してくださいね」
「だいたいの人が言ってるよ」
「多めに手配しといて」
みたいな会話のことで、「早め」「だいたい」「多め」がビッグワードです。

と言ってももぜんぜん普通の会話の流れだし、全てが悪いわけではないのですが、特に仕事においてはビッグワードが様々な失敗やトラブルを引き起こします。

仕事ができる人たちは、ビッグワードは使いません。
「資料は明日の13時までに提出してください」
「◯◯課の60%の方から挙がってるコメントです」
「多めがいいので20セット手配しといて」
と範囲を指定しながら具体的な数字を示します。

なぜなら、ビッグワードは人によって捉え方が異なるからです。

上司は3日以内をイメージして「早め」と指示したとしても、指示された人は1週間以内を「早め」と思うかもしれません。

自分が出した提案について、実際は2〜3人だけが反対しているのに対して、「皆反対してるよ」なんて言おうものなら、せっかくいい提案であっても本人が萎縮して提案を取り辞めてしまうかもしれません。

ビッグワードは事実ではなく、話し手の解釈によって生み出さる言葉のため、受け手の解釈が異なればさらに混乱が生じていきます。

ビッグワードを使うとめちゃめちゃ便利なんです。
逆にビッグワードを辞めて、具体的な数字で示すのはめんどくさかったり精神的な負担も生じます。

でも、ちょっと勇気を出して
「明日中にください」
とか
「30セット売りましょう」
と具体的なゴールを言い切ることができれば、仕事の成果が大きく変わっていきます。

皆さんも、ぜひ仕事をする上で意識してみていただければと思います。


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