天皇賞・春 簡易ver

第167回 天皇賞・春[GⅠ]  

4月30日 京都11R GⅠ  芝3200㍍ (右外)17頭 予報:雨のち曇り

  1. コース形態

  2. 展開予想

  3. 予想


    京都に集まったステイヤー、逃げきるか差しきるか...

1.コース形態


 スタートは向こう正面の坂の手前から。スタートしてすぐ坂があるため、ペースは速くならない傾向。なんせこの京都3200mというコース設定がこの天皇賞・春のみの年1回。データーもくそもありません。強い馬が戦っているのですから。3コーナーからはじまる「淀の坂」以外はほぼ平坦なので前目に有利・内枠有利といったコースであります。


2.展開予想

先頭争い編
 タイトルホルダーがハナを切り、番手にディアスティマが前走の日経賞同様に控えるか構図になるか?アフリカンゴールドが大外からハナを主張するのか?

 この三頭が先頭争いを繰り広げられると思います。
 
まずはタイトルホルダー、「逃げたら勝つ」そんな気が毎回します。では本命で早い話いいじゃないか?それで終わればいいのですが、現在土曜日時点のオッズが1.6倍となっており、流石に来たらしゃーない精神でおります。少し前置きが長くなりました。タイトルホルダーは有馬記念では負けて同じコースの日経賞で勝ってるんです。

果たして何が違うのか?

2022年 日経賞1着 前半900m56.8秒 当日逃げ馬3勝 前有利
2023年 日経賞1着 前半900m56.1秒 逃げ馬全勝  前有利

2021年 有馬記念5着 前半900m53.2秒 逃げ(1ー0-0-5)
2022年 有馬記念9着 前半900m54.6秒 逃げ(0-1-0-5)

このように当日のトラックバイアス&ペースを落として息を入れれた事によって同じコースでもここまで違うのではないかと思います。よはタイトルホルダーの取捨選択はメンバーを見てハナを切った後も自分のペースでいけるのか?当日のトラックバイアスは前有利なのかで変わってくると言う風になりました。
 土曜日の京都競馬場の芝レースは逃げた馬が(0-1-0-5)となっております。しかしレース後の土曜日の夕方~日曜日午前までは雨が降る予報なので、日曜日の傾向を見て判断した方がより正確に。
 自分のペースでいけるのか?昨年の天皇賞・春では前走逃げた馬が「タイトルホルダー」のみ。他は中団からレースをするタイプが多く同型不在。鞍上も初めは少し無理しても、ついて来る馬がおらず道中で緩めればいい、と判断できたのかもしれない。あくまでバイアリーター君の素人意見。
 が今年の天皇賞・春はどうだろうか、外枠には逃げなければ行けないアフリカンゴールド、前走はタイトルホルダーを行かせ無理をしなかったが、本来は逃げたいディアスティマ。昨年みたいにすぐにハナを切れるとは思えない。

続いてディアスティマ
こちらは前走内のタイトルホルダーを行かせ番手に付き、そのままスローペースを追走して3着。逃げなくてもいいが、今回はG1の舞台。タイトルが欲しいであろう。わざわざG1の舞台で着内狙いをしてくるとは思いません。G1を勝つために今まで走って来た訳ですから。ここは自分の得意の逃げを狙ってくるでしょう。

最後にアフリカンゴールド
前走の阪神大賞典では逃げて4着。ジャスティンパレスとも0.4秒と長距離であることを考えると頑張っていた。しかし、1000m通過が64.9秒とかなり遅く展開が向いたと思います。逃げないと良いところが出ないので逃げたいですが、今回はハナを切ることが出来ても大外からでは足を使い。タイトルホルダーを交わすのにも足を使わざる負えない状況です。
逃げてもスタミナを使い、逃げなかったら好走出来ないタイプ。今回は力が…。

結論
馬場は前有利ではないため、先団より後ろの中団の馬たちから。

 


3.予想


京の都によみがえる、父が駆け抜けた3200m

本命 3枠6番 アスクビクターモア

父はディープインパクトでこのレースと好相性。菊花賞では外差し有利の馬場を道中2番手で、4コーナー手前から早めに動いて勝った。後方で有利な展開の中ボルドグフーシュとジャスティンパレスを振り切ったのは評価出来る。

対抗 1枠1番 ジャスティンパレス

前走の阪神大賞典では最後の一瞬で勝負を決めた。鞍上も長距離が得意で、父もディープインパクト。枠も良くやれるはず。


3番手 4枠7番 ディープボンド

近走の成績はあまりよろしくない。が、この馬はコーナーから追って追ってガシガシやって、ほんで力が出るタイプ。京都が向いているのではないかと思います。3コーナーから4コーナーの下りを利用して加速すれば。


1枠2番 ディープモンスター
3枠5番 アイアンバローズ
7枠13番 ボルドグフーシュ



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