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【読書】プロセスエコノミー

たまたまなんですが、前回投稿の本と同じ著者でした。

読んでる間に書いてること似てるなーと思い気づきました。

今までのビジネスは、「アウトプットエコノミー」でした。
すなわち、最終的なプロダクトに課金する。

テクノロジーの進歩によりアウトプットの質が全体的に高まって差異が少なくなってきました。

そこでプロダクトという結果ではなく、作っているプロセスを商品にしてしまおうというのがプロセスエコノミーです。

プロセスエコノミーの時代になってきて、「役に立つ」ことより「意味がある」ことを人々は重視するようになりました。

例えば、同じ製品を買うにしても、環境を守る活動をしている企業から買うことは自分がそのような活動に自然に参加していることになります。

アウトプットに差が無くなってきた今、プロセスでお金を稼げるかという視点が重要になります。

プロセスエコノミーの時代では「何」をやるか、「どう」やるか、よりも「なぜ」やるのかが重要になってきます。
逆に、プロセスに「なぜ」が無いと真似をされてしまいます。

身近にできることとしては、SNSを駆使して自分がやっていることの過程を公開するといったことが挙げられます。

例えばダイエットのブログをつけ、試行錯誤するなかで良い方法、効果のある方法を出し惜しみせずに公開する。
今までのアウトプットエコノミーでは、その過程やノウハウを隠して自分のものだけにして、結果だけを世の中に出していました。

プロセスエコノミーでは、ギブの精神が重要になるということです。

見ている人は感情移入し、自分にファンがつくようになります。
フォローしている人が増えるとビジネスにも繋がるかもしれません。

こうして書くブログもある程度推敲しながら書いていますが、下書きのような状態の物を公開してみるのも面白いかもしれないと思いました。

下書き段階からボツにした段落やフレーズもありますが、他の人にとっては重要なこともあるかもしれません。

完璧な状態のアウトプットにこだわるのではなく、試行錯誤する過程を見せることで他者からの気付きを得て良いものを作り上げていきたいと思います。



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