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◉プロフィール〘暮らしの中にいつも自然を感じられる、新しい「大阪の都市型住宅」をつくります〙

高橋 啓〘大阪・北堀江の建築家〙/「新・大阪長屋展」の詳細について、このページの最後に掲載致しております

高橋 啓〘大阪の都市型住宅/堀江に住んでる住宅建築家〙

2000年 C一級建築士事務所設立[大阪・北堀江]〘堀江在住〙
1996年 吉村篤一/建築環境研究所[大阪・天満橋]
1996年 東京理科大学創域理工学部建築学科卒業
1971年 神戸生まれ

プロフィール詳細

◉大阪・京都・神戸・千葉・東京で学んだ〘建築と庭のすべて〙を新しい「大阪の都市型住宅」づくりに活かして、〈大阪で一番住んでみたい、暮らしの中にいつも自然を感じられる都市型住宅づくり〉を目指しています

神戸で生まれて、高校卒業まで神戸に住んでいました。予備校時代は、東京・荒川区と杉並区、大学時代は千葉・柏市に住んでいました。大学卒業後は、京都に住んで日本建築と「庭」を学びたくて、京都の建築家・吉村篤一に師事しました。京都の京阪・三条駅の近くに住み、大阪・天満橋にあった事務所に通っていました
2000年に大阪・北堀江に事務所を設立して、24年目になりました。同時に、大阪・堀江在住24年になり、18年間過ごした神戸よりも6年長くなりました。現在は、令和時代の新しい「大阪の都市型住宅」を展開して、大阪に住む方々のための、暮らしの中にいつも自然を感じられる都市型住宅づくりに取り組んでいきたいと考えております

北堀江の街の風景[事務所のある北堀江1丁目周辺の風景です]

〈起〉STEP1
◉安藤忠雄さんの、歩き進めていくたびに目の前のシーンが次々と変化していく、ドラマチックな建築に感動して、建築の世界へ

中学生の時に、安藤忠雄さんの「六甲の教会」(風の教会)を見学し、〈長い通路を抜けた先に「別世界」が展開する、新しい建築の世界〉に、心の底から感動して、その日に建築の道に進むことを決めました。(その前の日まで、ジウジアーロに憧れ続けて、漠然とカーデザイナーになりたいと思っていました。現在、事務所でずっと座っているチェアは、ジウジアーロデザインの、すべて白色仕様の「フィノラ」です)
大学生の時は、東京中の最新建築を見尽くして、東京と千葉で建築のつくり方を学びました。京都時代は、毎週末見たい建築・神社仏閣等に訪れて、京都のほとんどの日本建築と「日本庭園」を見学しました。また、好きだった京町家は、公開されていた京町家と京町家改修店舗のほとんど全てを訪れて、「坪庭」や「座敷庭」も見尽くして、日本の伝統的な住まいと「庭」を体感的に学びました

〈承〉STEP2
◉新しい「大阪の都市型住宅」をつくる

2000年の事務所設立と同時に、大阪・北堀江に住み始め、「大阪長屋」の残る大阪の街並みを歩いて見て回るうちに、「大阪長屋」が戦後に建築されなくなってから、〈大阪の都市型住宅が全く進化していない〉ことに気づきました。
「大阪長屋」が取り壊された後に建てられる住宅のほとんどすべてが、『大阪の住まいの歴史や、大阪の地域性に関係なく建てられている合理的な住宅』ばかりで、長屋の残る大阪の街並みの質が著しく低下してきていることと、「大阪長屋」を受け継ぐ現代の「大阪の都市型住宅」がないことに危機感を覚えて、新しい「大阪の都市型住宅」=<新・大阪長屋>を世の中に提案して、「大阪の都市型住宅」の質を上げていきたいと考えるようになりました

「大阪の都市型住宅」=<新・大阪長屋>のイメージ 当事務所設計の「大阪の都市型住宅」です

〈転〉STEP3
◉「大阪長屋」をくまなく見て歩き、「大阪長屋」を研究して、「大阪長屋」を「庭」で全3タイプに分類して、現代化することを決めました

「大阪長屋」は、このような大阪の連棟型の都市型住宅です

大阪長屋」の残る大阪の街並みを歩いて、「大阪長屋」を体感的に学びました。「大阪長屋」を長年研究されている和田康由先生に、長屋について詳しく教えていただき、また、大阪市内の図書館等に通い、「大阪長屋」を研究しました
◉[下のボタン]をクリックすると、令和時代になってから、私が大阪市内に現存する「大阪長屋」を見て歩いて、撮影してきた Instagram が開きます

※ご覧になれない場合は、WEBブラウザをご利用ください

◉「大阪長屋」を、「庭」で全3タイプに分類しています
大阪には、大正後期から昭和初期にかけて、人口が「日本第1位」の時代があり、大阪の人口密度が最も高い時代に、どのようにして大阪に豊かに住むかを考え抜かれて、「表庭」のある〈大阪長屋だけの独自の型〉が生まれたことから、「大阪長屋」を「庭」で、①裏庭型・②裏庭+表庭型・③通り庭型 の全3タイプに分類して、それぞれの型を現代化することを決めました
※「大阪長屋」については、note の
[3 大阪長屋について]で、詳細にご説明致しておりますので、ぜひご覧ください
※割合が少ないため、分類には入れておりませんが、「表庭」だけが前面道路側に設えられている「表庭型」の「大阪長屋」もあります。(また、ごく稀に『中庭型』もあります)

大阪長屋①裏庭型 の[1軒](1住戸分)を現代化して、
<新・大阪長屋>①裏庭型 の「大阪の都市型住宅」の基本型をつくりました
大阪長屋②裏庭+表庭型 の[1軒](1住戸分)を現代化して、
<新・大阪長屋>②裏庭+表庭型 の「大阪の都市型住宅」の基本型をつくりました
大阪長屋③通り庭型 の[1軒](1住戸分)を現代化して、
<新・大阪長屋>③通り庭型 の「大阪の都市型住宅」の基本型をつくりました

〈結〉STEP4
◉「大阪長屋」の全3タイプを正統的に現代化して、〘令和時代〙の「大阪の都市型住宅」を、合計48タイプつくり上げました

「大阪の都市型住宅の質を上げていく」ことが目的ですので、大阪市内に最も多い、[間口の狭い敷地]と[小さな敷地]に建てられる、新しい「大阪の都市型住宅」をご提案して、[1 間口の狭い敷地]と[2 小さな敷地(16坪~)] の〈大きな可能性〉を知ってもらいたいと考えました
敷地が些か狭くても、「小さな豪邸」を必ず建てられるということを、このご提案を通して少しでも理解してもらうことができたら、とても嬉しい限りです
「小さな豪邸」とは、比較的小さな敷地に建つ住宅であっても、基本的に以下の5つの条件を満たして、本質的に「豪邸」と同じつくりになっている住宅です
❶大きなLDK(居間・食堂・台所)~住宅の中心であるLDKを最大化しています 
❷LとD(居間と台所)から、異なる「庭」の風景を眺めながら暮らせます
❸すべての主寝室と寝室から、異なる「庭」の風景を眺めながら暮らせます
❹浴室は、「庭」の風景を眺めながらお風呂に入る事ができる半露天風呂です
❺家の中に、プライバシー性の高い、「自然の庭」を設えています
※寝室等の眺めは、「庭」の風景ではなく、『道路側』の風景の場合もあります

上の〈転〉STEP3の①・②・③型の「大阪長屋」を現代化した3つの型から、合計48タイプの、新しい「大阪の都市型住宅」をつくり上げました
大阪の都市型住宅」の合計48タイプは、
[1 間口の狭い敷地の全28タイプ]
[2 一般的な敷地の全20タイプ] から
構成されています

〈クリックすると、[1 間口の狭い敷地の全28タイプ]の全体の説明と目次が表示されます〉
〈クリックすると、[2 一般的な敷地の全20タイプ]の全体の説明と目次が表示されます〉

大阪市内1戸建住宅平均敷地面積「26坪以下のプラン」は、特に、大阪市内で最も多い[1 間口の狭い敷地(幅3.64m~)]と[2 小さな敷地(16坪~)]で、どのようにすれば、本質的に豊かな住宅に住むことができるかを、長い時間をかけて、深く考えて製作したものです
「大阪長屋」をそのまま現代化しても、『土間』など、令和時代には必要のない空間もあるため、「大阪長屋」を〈本質的に受け継いで現代化〉しています。
大阪の都市型住宅の原型の「大阪長屋」を、令和時代の「大阪の都市型住宅」に受け継ぐことから考え始めたことで、コロナ後の、暮らしの中に「自然」を求める、現在の世の中の流れにも、合致しているように感じています。
〘令和時代〙は、本質的な「大阪の都市型住宅」を追求する時代です


◉「大阪の都市型住宅」の特徴と、これからの大阪の住まいへの思いについて

[POINT1]
令和時代の「大阪の都市型住宅」を面白くするのは、「庭」です

日本人が都市に住み始めてから、〈自然〉を求め続けてきました
昭和時代は、自宅とは別に〈田舎〉に「別荘」を構え、週末になると、時間と何かをかけて移動して、「別荘」で過ごすのが流行しましたが、高齢化が進むと、「別荘」への車での長距離移動等が難しくなること、無駄な維持費がかかる等の理由と、今後は、個人が自宅と別荘の『2軒の住宅を所有していくこと』自体が非現実的であることから、この先「別荘」等が減り続けていくことは明確であり、最近は、建物を所有しないサブスクの「多拠点生活」等も増えていますが、仕事の観点から考えると一般的ではなく、「別荘」・「多拠点生活」とは別の方法で、〈日本人の心が満たされる新しい住まいの形〉を考える必要があり、「持続可能な令和時代の新たな都市型住宅の形」を模索しなければならないと感じるようになりました

令和時代のコロナ後、旅行・グランピング・BBQ等に出掛けて、休みの日に〈自然〉とのふれあいを求める人は、増加しています
日本人の中には、〈自然〉=「自宅から遠い外部空間」で、必ず『遠くに出掛けなければ、自然と触れ合えない』という固定観念がありますが、〈大阪のような都市にある住宅の中に「自然の環境に近い庭」を設えて〉都市の便利さや豊かさも享受しながら、毎日、自分の家のリビングルームや部屋の中にいながら〈普段着のまま、自然を感じられるようにするのが一番良いのではないか〉というのが、「大阪の都市型住宅」のご提案です
「自然の山」を「大阪の都市型住宅」の中につくることは、敷地がかなり広くない限り不可能ですが、日常生活の中で、いつも〈自然〉を感じられるようにして、家のなかで過ごしているだけでストレスが解消されていくような、「癒される庭」のある家づくりは、すべての敷地において可能です
「大阪の都市型住宅」の「庭」を、〈好きな自然の風景の一部を、何でも取り込むことができる自由な外部空間〉と考えると、「庭」の可能性が広がり、都市に住みながら〈スケールの大きな自然〉を感じられるという、新たな「大阪の都市型住宅」をつくり上げることができます。〘令和時代〙の「大阪の都市型住宅」を楽しくするのは、「今までより少し〈スケールの大きな自然〉をイメージしてつくる、新たな庭」です

[POINT2]
「家のなかで過ごしながら、1日中、緑豊かな庭の自然を感じられる」、新しい「大阪の都市型住宅」をつくる

「大阪の都市型住宅」の中に〈スケールの大きな自然〉を取り込む
敷地に、[住宅]を建てられる割合は、法的に「建蔽率」の規定によって定められていて、大阪市では一般的に70%以下(「建蔽率」は、地域によって異なります)です。その残りの、[住宅]を建てられない〈敷地の30%の空間〉を、最大限「庭」にして、[住宅]の中から「立体的な自然の庭の風景」を眺められるようにしているのが、「大阪の都市型住宅」です
豊かな都市型住宅をつくるなら、当たり前のように思えることですが、明確に「[住宅]以外の部分を、すべて庭にする」という考えでつくられている大阪の都市型住宅は、ほとんどありません
一般的に、[住宅]だけが建築で、「庭」は、建築以外の「あまり」の部分と考えられてしまっていますが、「大阪の都市型住宅」の3階建住宅・2階建住宅は、「庭も建築の一部」と考え、〈住宅部分と庭を一体化して、3階建・2階建に立体化〉して、限られた敷地の隅々まで、住む人のための空間として取り込んで、敷地を有効活用しています
〈敷地の30%の空間〉に、なるべく「豊かな自然の庭」を設える方法として、この限られた空間に、〈スケールの大きな自然〉を取り込むイメージで、「立体的な庭」を設えることが大切だと考えています。3階建住宅は、1階・2階・3階のすべての階から、2階建住宅は、1階・2階の両方の階から、「立体的な庭」の風景を眺められるようにしています
「大阪の都市型住宅」の「立体的な庭」とは、[下の写真]のようなイメージです

◉<斜めの緑化壁>を「庭」に設えて、すべての階から眺められる「立体的な自然の庭」を、「大阪の都市型住宅」の中につくる

<斜めの緑化壁>は、特に「大阪の都市型住宅」の限られた敷地の中に「立体的な庭」を設える、
1つの有効な方法です

例えば、大阪の都市型3階建住宅の中に、1階・2階・3階の、すべての階から眺められる「自然の庭」を、最小のスペースでつくるには、「山の斜面」をそのまま切り出してきたようなイメージで、<斜めの緑化壁>を庭に設える方法が考えられます。「山の斜面」は、<山のふもと>をイメージしています
<山のふもと>は、「盆地・谷・平野の自然の景観のすべてに含まれていて、水辺があり、日本において最も安定した棲息地を形成してきた場所であり、最も豊かな日本の自然景観のひとつ」です。その<山のふもと>の景観を、「大阪の都市型住宅」に取り込み、室内から眺められるようにして、都市の中で最もリラックスして過ごせる住宅をつくりたいと考えました
このような「庭」を設えることによって、「家のなかで過ごしながら、1日中、緑豊かな庭の自然を感じられる」、新しい「大阪の都市型住宅」をつくることができます。〘令和時代〙は、わざわざ外に出掛けなくても、〈家の中で十分に自然を感じられる住宅をつくる時代〉です

[POINT3]~これからの大阪の住まいへの思い1
「住んでみたい」と思う、新しい「大阪の都市型住宅」をつくる

〈住宅は、面白い世界です〉頭の中の、ほんの小さな部分で思い描いた空間に、実際に入ることができて、実際にその空間に住むことができるのです。
折角の人生、「この住宅で暮らしたら、どのような生活になるのだろう?」と、想像するだけで楽しくなるような住宅に、住んで欲しいと考えています。
ただ、住宅は何十年も同じ家に住むのですから、家族の今後の変化や、その先の生活のことなど、様々なことを深く考えてつくる必要があります
昭和時代・平成時代の大阪には、戦後、大阪に長屋が建てられなくなってから、『大阪の住まいの歴史と無関係な、自由に思い描かれた住宅』も建てられてきましたが、令和時代は、クライアントの住宅に対するご要望をすべて満たした上で、ほんとうに「住んでみたい!」と思える、本質的な大阪の住まいの形を真剣に追求していく時代だと考えています。また、大阪の建築家が、大阪に住むことが楽しくなるような住宅を、本気でご提案していくべき時代だと考えています
当事務所では、大阪の住まいの歴史全体を把握した上で、令和時代の大阪にどのような都市型住宅を建てるべきかという視点を持ちながら、「住んでみたい」と思える、〘令和時代〙の「大阪の都市型住宅」をつくり続けていきたいと考えています

[POINT4]~これからの大阪の住まいへの思い2
明治・大正・昭和時代の、大阪の都市型住宅の面白さを、令和時代に受け継いでいきたい

大阪の〈衣・食・住〉の「住」を、面白くしていきたいと考えています
「大阪らしい衣(服)」・「大阪らしい食(事)」と言えば、大体のイメージは湧きますが、「大阪らしい住(まい)」については、タワーマンションなどは、全国のどこにでもありますので、一般的にはイメージできないのではないかと思います(昭和時代なら、「大阪長屋」がありましたが)。
日々の暮らしに「笑い」を求め続けてきた大阪人が、日々暮らす大阪の〈住まい〉に「面白さ」を求めなくなっているのは、とても良くない風潮(時代の流れ)のように感じています
大阪長屋独自の②裏庭+表庭型 の〈お屋敷〉のようなつくりは、1住戸あたりの間口(幅)が2間(幅3.64m)でも、実際はその何倍も大きな〈お屋敷〉のようなつくりになっていて、どこか『相当なユーモア』を感じる面白いつくりになっています
令和時代にも、大阪に「住んでみたい」と思える面白味(魅力)のある住宅をつくり続けていくことが、今後の、大阪の「住」を面白くしていくことに繋がっていくと考えています。大阪の、面白味のある明治時代・大正時代・昭和時代の住まいの歴史を受け継いで、〘令和時代以降〙も大阪の〈住まい〉に「面白さ」を求めることを、決してやめてはいけないと考えています

大阪長屋独自の②裏庭+表庭型[大阪長屋だけにある型です]

[POINT5]~これからの大阪の住まいへの思い3
安藤忠雄さんの大阪長屋の現代化の流れを受け継いで、「大阪長屋」を正統的に現代化していきたい

安藤忠雄さんの「住吉の長屋」は、『中庭型』の住宅です
「大阪長屋」に『中庭型』は、ほとんどありませんので、「住吉の長屋」は、安藤さんが敢えて「大阪長屋」の一般型を、そのまま現代化しなかった住宅と言えると思います。しかし、安藤さんの一連の住宅作品の中には、「大阪長屋」の空間構成を現代化したと考えられる住宅が意外と多くあります。安藤さんの住宅は、「大阪長屋」の空間構成を受け継ぎながらも、「自由に新たなタイプを生み出して展開しているところが、とても面白い」と感じています
「大阪長屋」の「通り庭」(土間)と思われる部分が、外部のコンクリートでできた「光庭」になっていたりして、意外性があり、単なる「大阪長屋」の現代化ではありません。従って、世間的には『大阪長屋の現代化と言えば安藤さん』という認識がありますが、安藤さんは、「大阪長屋」を忠実に現代化することには興味がなかったのではないかと考えています
時代が正統的な進化を求める〘令和〙になった今、安藤忠雄さんに憧れて建築の世界に入った私が、「大阪長屋を正統的に現代化すること」に取り組んでいきたいと考えています。また、安藤さんの住宅は、壁がコンクリートの打放しで、住む人を些か選ぶようなつくりになっていますが、「大阪の都市型住宅」は、一般の方が普通に快適に住むことのできる「〘令和時代〙の正統的な大阪の都市型住宅」にしていきたいと考えています


◉これからの大阪の街への思い~大阪を魅力的な街にしていきたい

年々、大阪の街の魅力が失われていくように感じるのは、大阪の都市型住宅の基礎を築いた「大阪長屋」が減り続けているのと同時に、戦後「大阪長屋」が受け継がれてこなかったことが、本質的な原因だと考えています
建築に携わる者としては、大阪が戦争で失った最大のものは、「大阪の都市型住宅の進化」なのではないかと考えています
令和時代は、昭和時代の戦後「大阪長屋」が建てられなくなって、大阪の都市型住宅の進化が止まってしまったことに問題意識をもって、新たな時代に、新たな感覚で「大阪の都市型住宅」をつくり始めるべきだと考えています
「大阪長屋」を大切に保存するのと同時に、「大阪長屋」を本質的に受け継いだ〘令和時代〙の新しい「大阪の都市型住宅」をつくり続けて、大阪の街に新旧の魅力的な大阪らしい住宅が共存していくことが、大阪の街が魅力的になることに繋がっていくと考えています


◉<新・大阪長屋展>について

◉<新・大阪長屋展2020>を、登録有形文化財寺西家住宅[昭和町]にて開催致しました

丸順不動産の小山隆輝さんに、寺西興一さんをご紹介いただき、寺西家住宅にて展覧会を開催させてもらうことができました

会場:登録有形文化財寺西家住宅[昭和町]
<新・大阪長屋展2020>掲載メディア

◉<新・大阪長屋展>を、トーヨーキッチンスタイル大阪ショールーム[本町]にて、開催致しました

会場:トーヨーキッチンスタイル大阪ショールーム[本町]
<新・大阪長屋展>掲載メディア

PC・ノートPC・タブレット等、大きめの画面でご覧頂いた方が見やすいです
Ⓒ2022 C 

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