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【世界が注目】 産業用ロボットで物流を無人化 株式会社Mujinについて #滝野一征

ロボティクス・AI等最先端テクノロジーを活用したオペレーションの自動化ときいて、僕が一番に想起するのはAmazonなんですね。無人コンビニ(小売)のAmazon Goは話題を呼びましたよね。楽天との違いとして、Amazonには物流工場を自前で持つという特徴があると思いますが、そこではかねてから、産業用ロボット導入による自動化が進められています。ですから、自分はAmazonのようなTech Giantsがまた時代を創っていくんだな。と思っていたんです。ただ、彼らの現状のロボティクスの精度だと、細かい動作を必要とするピッキングなど、完全に人間を代替しきれない感があったんです。誤作動により、従業員が事故に巻き込まれる事件も報道されていました。

AMAZON 工場内を駆け回るロボットたち

しかし、日本のAIスタートアップであるMujinの技術は一味違います。2017年、Mujinはロボットに目を与えることで自ら空間察知、柔軟に身体を動かし対象物を掴ませる「ティーチレス物流ピースピッキングロボット」を実現しました。
これは、理論的に100%の工場自動化を可能にする大発明です。このセンセーショナルなニュースが報告されると、Mujinロボットは瞬く間に世界中から注目を集めました。その後、Alibabaに次ぐ中国EC大手の「JD.com」からラブコールがあり、中国上海での世界初完全自動倉庫を実現しました(2018年2月 中国上海)。
2021年には、アメリカに子会社(Mujin Corp.)を設立し、日本、中国での成長を経て、Mujin技術のアメリカ、ひいては世界展開が示唆されています。

目で見て対象物を確認後、磁石のようにピタッとキャッチ、優しく置く繊細な動作が特徴のMujin Robot

ロボットが人間に代替していく社会が現実味を帯びてきましたね。一方で、職を失う人も生まれますよね。実は、僕の高校の先輩である、Mujin代表の滝野一征さんは、「人間の重労働からの開放」を目指すと宣言しています。しんどい所は、ロボットの力をお借りして、人間は自分たちにしか出来ないことに注力する、ロボットと共存する社会は、決して人間にとって悪くないはずです。僕は楽しみですよ。

最後に

バブル崩壊以降、長きにわたり経済成長で世界から遅れをとり、新たなビジネスの芽を生み出せずにいた日本から、MUJINのような世界をリードしゆく企業が現れてくれたこと、僕はとても嬉しいです。僕は、世界で戦う日本企業がこれから続々と生まれることを願っていますし、そこに携われたらいいなあとも思ってます。規模は全然違うので大変恐縮ですが、自分も海外大学に通う学生として、世界で闘うMUJINならびに滝野さんを大尊敬しているので、今回ご紹介させて頂きました。
よければスキお願いします :)


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