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こども食堂を応援することにしました。


このたび、いただいた印税の一定の割合を全国こども食堂支援センター【むすびえ】さまに募金していく活動を開始しました。

納税の義務を果たすことで十分社会のためになっていることを理解しながらも、私個人として誰かの役に立ちたいと、ずっとそう思っていました。

ただサラリーマンの給与だけではなかなか一歩が踏み出せなかったのは事実で、このたび作家業で手にしたお金でようやく踏み出すことを決められました。

正直、こういう活動は自分の中に留めればいいとは思うのですが、

読者さまへ感謝をお伝えしたかったことと、ひとりでも「こども食堂」に興味を持つ方がいらっしゃればと思い、投稿させていただきました。

◾️むすびえさまについて
こども食堂や、むすびえさまの活動の詳細は下記のリンクをご参照ください。

子どもたちにあたたかい繋がりをーこども食堂【むすびえ】




お金をいただいたときから、何に使おうと悩んでいました。漠然と、誰かの役に立ちたいなあと。

きっとどんな使い方でも人のために使うお金は人のためになると思います。

役に立つってなんだろうって考えて、きっと僕が小説を書く理由と同じで、僕は少しでも世の中をよくしたいってことなんだろうなあと思いました。

僕が思う世の中のためってなんだろうと、ぐるぐる悩んで、こども食堂という活動を応援することが浮かびました。

孤食など経験した自分の過去などいろいろ考えて、やはり誰かと楽しくごはんを食べる経験って、いちばんって言っていいほど大切なことなんじゃないか、と考えました。

たとえば、そういう経験がないと、学校の給食でも、どう楽しんだらよいのかわからなくなって、寂しい気持ちになってしまうんじゃないかと思います。そこで感じることって、なかなかにしつこく残るんじゃないかと思うんです。子どものときの経験って乗り越えるのにすごく時間がかかると思うんです。そういう子を、ひとりでも応援できないかと。

そして、むすびえさまを応援しようと決めました。

世界は想像以上に残酷だなあと思います。
悲しんでいる人がいっぱいいることは当たり前になっていて、どこかでだれかが泣いているんだろうなあっていつも思います。

そんな世界を、できれば僕は塗り替えたい。
戦争をなくすような大逸れたことじゃないですが、せめてひとりでご飯を食べている子どもが、週に1回でも、月に1回でも、楽しくみんなでごはんを食べてくれたらうれしいなあって思います。

読者のみなさまへ最大級の感謝を。
みなさまの応援で僕が社会に寄与することができます。

GA文庫編集部へも感謝を。
僕を選んでくれてありがとうございます。


やるからにはずっと続けます。これからもバリバリ書いて、みなさまに楽しんでいただきながらも、この活動を継続していきたいと思います。

これからも応援いただけると幸いです。


志馬なにがし

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