ジャパンカップ2023

リバティアイランド ◎ 指数2位
単純に強い。この馬に斤量差4キロのハンデは反則級。昨年阪神JFで現地観戦した時に初めて見たが、目の前を走り抜けた強さは圧巻だった。

過去11年、三冠牝馬で、ジャパンカップに挑戦した牝馬の戦績と当時の古馬の最上位評価馬。

2012 ジェンティルドンナ1
対抗古馬としては、オルフェーブル。
2018 アーモンドアイ1
対抗古馬としては、スワーヴリチャード。
2020デアリングタクト3
対抗古馬は、アーモンドアイ。
三冠牡馬のコントレイル。

デアリングタクトに関しては、正直相手が悪かったと言わざるえないが残りの二頭に関してはしっかり勝ち切っている。とくにジェンティルドンナに関しては、G16勝三冠牡馬のオルフェーブルにもしっかり勝ち切っている。
そこでリバティとジェンティルを比較してみたら、桜花賞、オークスではリバティの方がジェンティルドンナよりタイム、上がり共に上。
秋華賞のタイムこそジェンティルドンナに上がり共に負けているが、秋華賞の臨戦過程ではジェンティルドンナは前哨戦のローズSを、しっかり使ってメイチの臨戦だったのに対しリバティは、秋華賞は初めから次を見据えた8割仕上げだったことを考えれば能力的にリバティはジェンティルドンナより最低でも同等。もしくはそれ以上の馬だと考えて良いと思う。まぁこの理論はイクイノックスがオルフェーブルより大分強ければ意味がないのだが(笑)

続いて、今年の3歳牝馬のレベルに関してだが、間違いなく高いと思う。
三冠すべてでリバティに負けたハーパーや秋華賞でリバティに負けたマスクドディーバに負けたブレイディヴェーグがエリ女でライラック(昨年エリ女2)ジェラルディーナ(昨年エリ女勝ち馬、有馬3)に対して圧勝。決してレベルは低くない。エリ女に関してはジェラルディーナの出遅れを、加味してもブレイディヴェーグやハーパーの方が強い競馬をしたと思う。

一つ気になるのは川田騎手過去10JC(0.1.3.4)複勝率50%は立派も勝ち星がないのは気になるところ。過去には同じく3歳牝馬のハープスター2番人気(オークス2着、桜花賞1)で見事に飛ばしてくれているが、この時は凱旋門帰りで初めからJCが目的でなかった為度外視。

2.イクイノックス 指数1位
正直この馬は、天秋の反動があるかないか。それだけ。データ的にも落ち度はなく、実績も高いし、騎手も上手い。ルメさんJC (2.2.0.4)。日本最高峰のレースで過去10年連帯率50%はもはや人じゃない。
でも今年はオークスが終わった段階からリバティが秋華賞をしっかり勝ってJCに出てきたら頭固定で買うと決めていたので初志貫徹します。

8.パンサラッサ 穴 指数ランク外
一週前追い切りは相手馬を2馬身程追走する形でスタート。おそらく最初はタイトルホルダーに前をとらすのではないか。と思っていたが週中まさかの吉田豊さんの逃げ宣言。最初の位置取りは強引にハナをきったとしても、出来れば1200m付近までは抑えて欲しい。パンサラッサは距離が保たないと言われているのをたまに見かけるがパンサラッサは普通の気性難の逃げ馬とは違いデビュー当初からしばらくは折り合いのつく先行馬でレースをしている。その中で吉田豊騎手が思い切って二の脚を使って逃げた事で今の現役最強逃げ馬のパンサラッサが出来上がった。パンサラッサが11秒台のラップを、刻み続けられるのは約1000m。なので、いかに前半1200mを吉田豊騎手が上手く押さえ、かつタイトルホルダーに良い位置で競馬させないか。この2点がクリア出来れば十分馬券内には残ってくると思う。距離さえ保てばはっきりいって天秋のジャックドールの逃げ以上の早さと粘り脚で走り抜くと思うので、ベストな状態のイクイノックスやリバティアイランドでなければ捉えきれないと思う。

5.ドウドゥース 🔺 指数同3位
相変わらず調教では良く見える。前走海外帰りの休み明け。天秋でも最後は追っていない様に見えただけに天秋組の中では1番ダメージなく、上積みもありそう。加えてハーツクライ産駒なので距離延長もプラス。

今回快速二の脚逃げ馬お姉さんパンサラッサが、出場している以上、ラストの直線でしっかり上がりが使える事が馬券内の絶対条件である。
上がり勝負で届くだけの脚がある馬がイクイノックス、リバティ、ダノンベルーガ、ヴェラアズール、スターズオンアース、ドウドゥースの6頭のみ。
先週から調教が止まって明らかに天秋の疲れが見えるベルーガや蹄の怪我で間隔明けのスターズ(10週以上0.1.1.0と勝ち無し)は消去法で、買いにくい。
ヴェラアズールに関しては一部で久しぶりの適性の高いコース、昨年の勝ち馬ということで穴人気しそうだが、昨年のJC自体のレベルが今回のJCよりもレベルが低くく見える。これも三冠牝馬や世界最高馬に勝てるとは到底思えない。データ的にも0データに多数該当している為勝ち馬では考えにくい。3着ぐらいはありそうな気もするが。
タイトルホルダーは‥‥枠は良い。調教も今年の中では1番マシに見えた。この馬だけはパドックで最終評価します。

馬券

1.リバティアイランド 単勝

1-8.5 馬連流し

1-2.8.5三連単1着流し

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