クロノトリガー考察【ラヴォス消滅でロボは消えるのか?】
■ロボはほかの仲間と大きく違う
未来の世界で仲間になるロボ。
彼はほかの仲間と大きく違う点がある。
それは彼だけが『ラヴォス討伐後の時間』にいたことである。
◎それゆえ生まれる考察
そのため、ラヴォスを倒したことで未来が変わってしまい、エンディング後に『ロボは消えてしまうのではないか?』という考察があった。
確かにエンディングでそのような描写もあるため、多くの人はそう考えるであろう。
◎自分の考察
ちなみに自分も『ロボ』という『オリジナルは存在しなくなる』と思っている。
しかし、『オリジナル』はないが『コピーまたは限りなく近い存在』は存在すると思っています。
これだけでは、分かりにくいと思うのでその理由を解説していきます。
■そもそもロボは『プログラム』
そもそもの話ですが『ロボ』は『ロボット』であり、『プログラム』なんです。
言ってしまえば『コピー』が可能なのです。
そして、現代に残っているルッカはロボを何度も直しています。
これは『限りなく近い物』を作れるフラグだと思いませんか?
◎公式の続編での明言
※クロノクロスのネタバレ注意
ネタバレになりますが、続編のクロノクロスでルッカは登場します。
そこでルッカは『プロメテウス』というプログラムを開発しています。
この『プロメテウス』はルッカのように言うなら『ロボットに心を与えて、人と共存するためのプログラム』です。
もう少し具体的に言うなら、不測の事態が起きても『人類と敵対しないようにする安全装置』です。
まあ、クロノクロスの話の大半は、このプログラムによって主人公が振り回される話なんですけどね。
■ルッカの想いとそもそも『ロボ』とは…
具体的に言うと冷たい感じがしますが、これはルッカがロボを最初に直した際に言っていたことと同じなんですよね。
言うなれば『ロボのプログラムの最重要部分』であり、『ほかのロボットと明確な違い』です。
◎クロノクロスの世界では...
ちなみにクロノクロスではこの『プロメテウス』を全てのコンピュータに司令を出す、マザーコンピュータが持っています。
要は全てのコンピュータに搭載されているのとほぼ同意なんです。
また、『プロメテウス』自体もマザーコンピュータとは別の人格のようなものがあり、クロノクロスの物語中でロボのような口調で少し話します。
これがオリジナルはいないけど、限りなく近い存在はいる。と言った理由です。
■まとめ
まとめると自分の考察は下のようになります。
○ラヴォスが消滅した未来にオリジナルのロボはいない。
○未来のマザーコンピュータはルッカが開発した『プロメテウス』というプログラムを持っている。
○『プロメテウス』はロボ自身とも言えるプログラムである。
○全ての管理をするコンピュータがロボであるなら、他のコンピュータもロボと同じ様な思想で動いていると言えるのではないか。
以上何となく考えた考察でした。
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