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統合失調症の4つのステージ

僕は昨年の5月に精神科の病院に入院をし、そこで統合失調症と診断されました。あれから1周年経ったということで、改めて統合失調症とは何かまとめてみたいと思います。

統合失調症には4つのステージがあります。

一つ目は「前駆期(ぜんくき)」で、発症の前触れとして不眠、食欲不振、物音や光に敏感になったり、焦燥感があらわれたりします。ただこれは誰でも経験する些細なことなので周囲も本人もそのことに気が付かないことが多いと思います。
僕の場合は、食事もとらず、不眠で調べものをしたりYoutubeを見たりしてました。またパソコンの音に敏感になり僕の情報がインターネットを通じてどこかに流出してると思い込んだりしました。

二つ目に「急性期」で妄想や幻覚などの症状が強く出る時期です。本人には病気であるという自覚がない場合がほとんどで、その症状から対人関係や社会生活に支障をきたすようになります。周りとのコミュニケーションがうまく取れないと思います。
僕の場合は、私の中にある妄想と現実のギャップがあり、私の妻も「何を言ってるのか理解できない」といったようなことが起こりました。

三つ目に「休息期」で、急性期が1~2ヵ月続いた後に、徐々に陰性症状が出てきます。急性期に消耗したエネルギーを蓄える時期で、感情が鈍くなる。やる気がない、不安感、焦燥感などの自覚症状が現れます。
僕の場合はこれが1年経った今もあります。でもこうしてブログを書く意欲もあるので次の段階の回復期に入っていると思います。

四つ目の「回復期」です。心身のエネルギーが回復してきて「安定している」と感じれるようになる時期です。ただ陰性症状は続くので治療は継続します。この頃からリハビリテーションをするそうですが、私の場合はカメラマンをしてますが、この仕事を辞めずに続けることができてます。ただ休息を沢山取ってますので、お給料は減りました(笑)

こうして統合失調症の4つのステージを見ながら
自分の状態を振り返ってみますと
僕の症状は回復期にあるのかなと感じました。
ここまで1年かかりましたが、これからもゆっくり焦らず
生きて行ければなと感じました。


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