あま市を走る名鉄津島線の魅力講演報告
3月19日(日)にあま市にある美和歴史民俗資料館にて午後から津島線に関する講演を行いました。
今回は、その一部を少し報告。
特に特筆すべき部分だけを抜粋します。
(スライドは私がすべて作成)
①木田駅の位置
「木田のあゆみ(著)美和町」という本に記してあるのですが、大正3年当初はやや西寄りにありました。この路線に出資したお一人が地元の名士の方で、すぐに将来の拡張を見込んで現在地の位置に移転させたとのことです。
②休止した新居屋駅
わかりにくいですが、七宝駅と甚目寺駅の間にあるのですが、七宝駅から道路を東に進むとちょうど踏切と交差する場所があります。
そのあたりが新居屋駅の跡地付近です。
③甚目寺飛行場工事用トロッコ
これが実は驚きで、「名古屋鉄道の貨物輸送(著)清水 武、田中義人、澤内一晃 (フォト・パブリッシング)」を開くまで知らなかった話でした。
それを元に調べていくと、路線はこのようにあったそうですが、地元の方の証言によると、もう少し西側を通っていたとからしいのですが、当時が戦中で資料がないため、完全な確証はありませんが、いずれにしても甚目寺駅からトロッコが伸びていたのは本当のようです。
ルートとしては推定ですが、こんな感じのようです。
いずれにしても、津島線がこれだけ奥深いものだとは思いませんでした。
地域のこと、もう少し調べるきっかけになりそうです。
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