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みんな対等だよねって話

メンバーの1人に「最近のロックヒルズって歳下を歳下として扱いすぎている気がする」って言われてハッとして、おもむろにnoteを書き始めました。

確かになあって思う。新しいメンバーが入ってきてて、今お店の状態としては不安定になっている。ノウハウを残す、みたいな話はこの先卒業するまでずっと向き合い続ける議題なんだけど。手探りで現場の力でどうにか回してもらっている状態。

一年前は新しく入った子の多くを自分で教えていたからちょっとずつでも前に進んでいるのかなとは感じる。

教育が多くなるとどうしても上下関係になりやすい。教える側と教わる側。これが教えてあげる側と教えてもらう側になるとなんだか違和感を覚える。

経験の長さ、年齢の違い、できることの量、これらは必然的に長くいる人の方が多くなる。けど、それだけっちゃそれだけの話で。

たまにいるじゃないですか、歳上ってだけで相手へのリスペクトを欠いた言動や行動をしちゃう人。接客業をしているみんななら経験はあるはず。

そうはなっちゃダメだなと。あくまでみんなは対等で、お互いに敬意を払って、誰かに言われたからやるのではなく、自分のためになるからやる。自分がやりたいからやる。こう考えられなくなった瞬間、場の心理的安全性は一気に壊れてしまう。

今読んでいる本によると、以下の4つの不安が心理的安全性を阻害するらしい。

「無知な人物」と評価されることへの不安
→質問をしたり、情報を求めたりする際の不安。こんなこともわからないの?と言われることへの恐怖。

「無能な人物」と評価されることへの不安
→挑戦、間違いを認める、支援を求めることへの不安。こんなこともできないの?と言われることへの恐怖。

「否定的な人物」と評価されることへの不安
→他の人とは違う意見を言うことへの不安。自己評価や人間関係を傷つけることへの恐怖。

「邪魔な人物」と評価されることへの不安
→他者の時間を奪ったり、決定を覆す発言をすることへの不安。和を乱す人、関わると面倒な人と思われることへの恐怖。

また、次の4つの思考もよく無いらしい。

「完璧主義」
→他者のすべての行動に完璧さを求めたい

「コントロール欲求」
→他者のすべての行動や思考を自分の統制下に置きたい

「過度の所属欲求」
→同じ価値観や意見を持ち、一体感ある仲間でいたい

「犯人探しお本能」
→悪いことやミスがあったときに犯人を探して非難したい

「過度の所属欲求」に関しては個人的にすごく気をつけたい。リードする側の人間の発言は良くも悪くも影響を与えやすいから。俺の意見や価値感=このお店で正しいものにならないように言葉選びをしないとなあ。

いつかのnoteにも書いたけど、「仕事が出来るかどうかは重要じゃない」と言うことをみんなには認識してほしい。

それよりも、「お互いを尊重すること」「受け入れ合うこと」の方が何倍も何千倍も大事。ここだけは絶対に譲らないポイントです。
リスペクトや思いやりに欠ける言動や行動にはきちんと「それはダメだよ」と言える人間でありたいし、そういう文化を残したい。


学生だけでお店を回すってなると、やらないといけないことが結構ある。中には進んでやりたいとは思えないような仕事もあると思う。そういう仕事は無理してやらなくていいからね。

その仕事や役割をすることで、自分がマイナスな気持ちになるくらいならやらずに僕に相談してください。最終的にやらないといけないことは、僕の責任に回ってくるものだから。

あくまで、自分がやりたいからやる、自分のチームへの貢献だからやるっていうマインドでやってくれると嬉しいです。

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自分は結構、周りへの配慮をしたいと思う人だから、それがマイナスに働いていないかたまに不安になったりする。そのせいで誰かの発言を遮ってしまっていないかとか。同調圧力になっていないかとか。リーダーって難しいね。

そういえば、今、お店の目指すところとか学生運営の価値の定義を見直しているところなので、まとまったらみんなにまた共有します。

みんながこのお店からいなくなる時に、「RHGのおかげで自分の世界や価値観が拡がった」って言ってもらえるようにしたい。竹本慎としてやりたいことと、RHGとしてやりたいことを少しずつ分けて考えられるようになってきました。

けどそれだけだとやっぱり、事業として存在する意義は無くなってしまうから、お客様にどんな価値を感じてほしいんだっけ、社会に対して何を還元したいんだっけと言う議論にもなっています。コレが難しくて楽しい。

何だかいろんなこと書いたけれど、ロックヒルズガーデンは「仕事のでき」より「個人の在り方」に重きを置いている場であることだけ伝われ!!

上も下もない、横のつながりを大切していきたい。

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