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【遊戯王MD】破壊剣と烙印について

2023年7月
タイトルの通り、2つのテーマの相性や展開についてまとめます。
破壊剣(バスブレ)が好きなので、後で見返したり、このnoteを参考にして新しいアイディアなんかがでれば良いなぁと思います。
私の感じていることや考えていることを書いているので、このnoteを見て、違う見方やアイディアがあれば、ご教示お願いいたします。
OCGはやってないので、MD環境になります。

これを読むことで
・破壊剣×烙印の強み
・展開方法
・弱点

を知れると思います。


破壊剣と烙印を組み合わせる強み

1‐破壊剣の効果発動無効と烙印の除去力の組み合わせ

破壊剣テーマは、フィールドに《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》と《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》が並ぶことで、相手フィールドのモンスターを「ドラゴン族に変更し、守備表示にし、効果を発動できない」状態を作ります。

この状況を作り出せるのが、《破壊剣士の揺籃》です。

一方、烙印テーマは《烙印融合》からの連続融合し、《水剣竜ミラジェイド》や《赫灼竜マスカレイド》や相手ターンに《赫の烙印》を発動して、《ガーディアン・キマイラ》を融合召喚します。これらのモンスターで、相手のフィールドを除去したり、プレッシャーを掛けます。

展開方法は後ほど記載します。

2‐墓地に落ちたカードの再利用

烙印テーマでは、墓地に《烙印竜ルべリオン》《アルバスの落胤》が墓地に存在することがあり、《破壊剣士の揺籃》から墓地に落とした《破壊剣士の追憶》の融合コストにできます。

3-意外性

烙印テーマでは、基本的に純烙印構築、デスピアン混成が多く、破壊剣テーマを入れているYPは少なく感じます。《破壊剣士の伴竜》を使わずに、初手の手札にある《破壊剣士の揺籃》をセットし、相手ターンに発動することで、相手の展開プランを妨害することができます。

展開ルート

ここで、私が使用していた烙印破壊剣デッキを載せます。
2022年9月時のものです。
ダイヤ1を取れたデッキです。
※遊戯王カードデータベースのスクショです。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/member_deck.action?ope=13&cgid=efa7140082cbb34f37b70458a7626af8&dno=24&request_locale=ja

展開するにあたり、必須カードは、《破壊剣士の揺籃》と《烙印融合》になります。
《破壊剣士の揺籃》は、《破壊剣士の伴竜》or《トラップ・トリック》でサーチ
《烙印融合》は《デスピアの導化アルベル》or《スプリガンズ・キット》or《烙印開幕》で《デスピアの導化アルベル》を特殊召喚でサーチ

A-手札に《破壊剣士の伴竜》と《烙印融合》

  1. 《破壊剣士の伴竜》を通常召喚。《破壊剣士の伴竜》で《破壊剣士の揺籃》をサーチ

  2. 《烙印融合》発動。デッキから《アルバスの落胤》《悲劇のデスピアン》を墓地へ送り、《神炎竜ルべリオン》を融合召喚。

  3. 《悲劇のデスピアン》と《神炎竜ルべリオン》の効果発動。《悲劇のデスピアン》の効果で、《デスピアの凶劇》をサーチ。《神炎竜 ルべリオン》の効果で手札を一枚捨て、《神炎竜ルべリオン》と《アルバスの落胤》をデッキに戻し、《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚。

  4. 《氷剣竜ミラジェイド》の効果発動。EXデッキから《烙印竜アルビオン》を墓地へ送り、《氷剣竜ミラジェイド》を除外する。

  5. 《破壊剣士の揺籃》をセット

  6. エンドフェイズに《烙印竜アルビオン》の効果発動。デッキから、《赫の烙印》をセットし、ターンエンド

    ‐相手ターン‐
    相手の動きを見つつ、任意のタイミングで展開してください。

  7. 《赫の烙印》の効果発動。墓地の《悲劇のデスピアン》を手札に加え、手札の《悲劇のデスピアン》《デスピアの凶劇》、フィールドの《破壊剣士の伴竜》を融合素材にし、《ガーディアン・キマイラ》を融合召喚。

  8. 融合召喚した《ガーディアン・キマイラ》と除外された《悲劇のデスピアン》と《デスピアの凶劇》の効果発動。

    1. 《ガーディアン・キマイラ》: 相手フィールドのカードを一枚破壊。2枚ドロー

    2. 《悲劇のデスピアン》:デッキから《デスピアの導化アルベル》をサーチ

    3. 《デスピアの凶劇》:除外されている《氷剣竜ミラジェイド》を特殊召喚。

  9. 《破壊剣士の揺籃》の効果発動。デッキから《破壊剣士の追憶》と《バスター・ブレイダー》or《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》を墓地へ送り、EXデッキから《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》を特殊召喚

  10. 《破壊剣士の追憶》の墓地効果発動。このカードと墓地の《バスター・ブレイダー》or《破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー》と《烙印竜アルビオン》を除外し、《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》を融合召喚。

  11. ※7-8の動きと9-10の動きは、別働しているため、任意の順番で発動できます。

結果として、
相手ターンに
《ガーディアン・キマイラ》:相手フィールド1枚破壊、2枚ドロー
《氷剣竜ミラジェイド》:モンスター1体除外
《竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー》《破戒蛮竜-バスター・ドラゴン》:相手フィールドのモンスター効果発動不可
を構えることができます。

B-手札に《デスピアの導化アルベル》と《破壊剣士の揺籃》

  1. 《デスピアの導化アルベル》を通常召喚。召喚時効果で《烙印融合》をサーチ

  2. 《烙印融合》発動。デッキから《アルバスの落胤》《悲劇のデスピアン》を墓地へ送り、《神炎竜ルべリオン》を融合召喚。

  3. 《悲劇のデスピアン》と《神炎竜ルべリオン》の効果発動。《悲劇のデスピアン》の効果で、《デスピアの凶劇》をサーチ。《神炎竜 ルべリオン》の効果で手札を一枚捨て、《神炎竜ルべリオン》と《アルバスの落胤》をデッキに戻し、《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚。

  4. 《氷剣竜ミラジェイド》の効果発動。EXデッキから《烙印竜アルビオン》を墓地へ送り、《氷剣竜ミラジェイド》を除外する。

  5. 《破壊剣士の揺籃》をセット

  6. エンドフェイズに《烙印竜アルビオン》の効果発動。デッキから、《赫の烙印》をセットし、ターンエンド

    ‐相手ターン‐はAの展開とほぼ同じです。
    異なるところは、《赫の烙印》の融合素材がフィールドの《破壊剣士の伴竜》から《デスピアの導化アルベル》に変わることです。

キーカードへのアクセス

《破壊剣士の揺籃》は、《破壊剣士の伴竜》or《トラップ・トリック》でサーチすることができます。そのため、実質7枚となります。
また、《トラップ・トリック》には、「このカードの発動後、ターン終了時まで自分は罠カードを1枚しか発動できない。」とありますが、《破壊剣士の揺籃》で墓地に送った《破壊剣士の追憶》の墓地効果は、"カードの効果の発動"であるため、この制限に引っかかりません。
《烙印融合》は《デスピアの導化アルベル》or《スプリガンズ・キット》or《烙印開幕》で《デスピアの導化アルベル》を特殊召喚でサーチできます。そのため、実質、9枚になります。
もし、《破壊剣士の伴竜》と《デスピアの導化アルベル》が初手に来てしまった場合、《破壊剣士の伴竜》を優先して通常召喚します。通常召喚後は、《リンクリボー》のL素材にします。
なぜ、《破壊剣士の伴竜》が優先かというと、《破壊剣士の揺籃》は罠カードである以上、サーチ手段が乏しいためです。《デスピアの導化アルベル》からサーチする《烙印融合》は、サーチ手段が豊富であり、そこまで困りません。

弱点

破壊耐性が無い

盤面に出るモンスターに破壊耐性や対象耐性が無く、盤面維持ができません。《烙印開幕》が墓地にあれば、効果破壊耐性を持ちますが、心許ないです。

魔法罠に対し、妨害がない

バック除去は可能ですが、魔法罠の発動を無効にできるカードがないため、相手がモンスターに頼らない展開をしてきた場合は、制圧しきれません。

《灰流うらら》《墓穴の指名者》に弱い

《灰流うらら》を打たれるところは非常に多く、《烙印融合》に打たれると機能停止します。しかし、《破壊剣士の揺籃》には、《灰流うらら》は打てないため、全機能停止ということはありません。しかし、展開が非常に抑制されます。
また、墓地のドラゴン族を融合素材にする《破壊剣士の追憶》は、墓地効果発動時に《墓穴の指名者》で、融合素材を除外されると融合召喚できません。
2枚とも最大採用が常ですので、打たれるケースが多いです。

最後に

破壊剣は、ヴァレットに入ることが多いですが、烙印との相性もいいです。最近では、深淵テーマもでてきたので、今後は、深淵を混ぜたテーマも検討していきます。罠と相性の良いラビュリンスとの混ぜ物も面白いかな、《闇のデッキ破壊ウイルス》で魔法罠を破壊すれば、戦線を維持できる・・・

好きなカードを強く使いたい。

そんな思いで、破壊剣を握ってます。
皆様のご参考になればと存じます。
電子の海で皆さんの破壊剣デッキと対戦することをお待ちしてます。

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