見出し画像

214、シン・若林純一元市議のブログコメント欄でのやり取り⑤

続きます。

「天乃川シン」

>とある動画では、マスクをしている男性が寒い土地で息を吐いた時の白く光る空気により、これだけマスクから空気がもれているんだぞ!と主張する動画があります。
動画ではマスクの隙間から漏れる息の凄まじさはみてとれるんですが、前方向へは空気が流れていないことが示されています。これは富岳でも同じような実験をされていましたよね。

➡男性が寒い土地で息を吐いた――という動画は、以下の方のツイートでも紹介されているものと一緒だと思いますが、確かに前にまっすぐ空気は流れていませんが、横や鼻のあたりから漏れ出た空気は前に回り込むような形で流れていますよね? ブワッと前に回ってきていますよねww
https://twitter.com/Awakend_Citizen/status/1618166152768913409

マスクを着用する事で前方への空気の流れは抑制されるのだから、マスクは感染対策的に効果的なのだとお考えなのかもしれませんが、人間は人間の正面だけに存在するわけではありません。横や斜め後ろ等に人間が存在する状況もザラにあるかと思います。

真面目だけが取り柄の女子生徒が学校の図書室で机に座り黙々と勉強していると、何か気配を感じたので振り向いたら、斜め後ろにクールなイケメンキャラが自分の顔を覗き込むようにして立っていた。自分の顔と彼の顔はわずか数10㎝の距離。

女子生徒が顔を真っ赤にしてドギマギしていると、彼は女子生徒の眼をジッと見つめて一言

「がんばれよ」

……そこで女子生徒は恋に落ちた。

――みたいに、人が斜め後ろに立っていることもザラにあるわけです(なんのこっちゃww)。

前方への空気の流れが抑制されるからマスクは有効だと考えるのはどうなんでしょうか?(――ていうかすみません、このやり取りメッチャ面白いですww)

それと、一応コロナの感染経路としては飛沫感染というよりも、エアロゾル感染が主流だとする声もあります。
新型コロナは空気で感染 日本が世界に遅れた理由 | これ大事!いま知りたい医療ニュース | 高野聡 | 毎日新聞「医療プレミア」 (mainichi.jp)

もし、エアロゾル感染が主たる感染経路だとすると、空気が前から出ようが横から出ようが、またはフィルターを突き抜けて真っすぐ前に出ようが(飛沫核は5㎛未満)、例えば屋内なんかでは一定時間漂い続ける可能性が想定されます。

「空気感染」が主流だった 滞留12時間超のエアロゾルにもやっぱり「マスク」と「換気」(2/3)〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)

この記事によると

「エアロゾルは大きさが5μmなら33分間、1μmなら12時間以上漂い、2メートル以上遠くまで行く可能性がある。空調システムによっては、別の部屋に流れていくこともある」

ということです。もし、これが事実だとしたら、マスクによって前方への空気の流れが(多少)抑制されたからと言って大した意味はないでしょう。

また、飛沫について考えてみても、ノーマスクの場合ならば飛沫は1~2m先に勝手に落下してくれそうなものを、マスクを着用している場合はマスクの内側にわざわざ飛沫をためこむこととなり、却って感染対策的にどうなのかと思ったりもします。

>内側から吐き出された飛沫はマスクの内側に沢山こびり付き、前方向への拡散を防止、さらに多くの飛沫をキャッチすることにより、拡散するはずだっただろう飛沫のエアロゾル化を減少させます。

➡あなたもこのようにおっしゃっていますが、ある研究によると、新型コロナウイルスが感染力を維持している時間は、サージカルマスクの内側では4日後まで、外側に関しては7日後までだそうです(※外側については8日後以降は追跡しなかった為、それ以上の可能性あり)。

さまざまな環境条件におけるSARS-CoV-2の安定性 - PubMed (nih.gov)
サージカルマスク表面で最も安定:マスク表面には触らない! 新型コロナ7日後も感染力|NIKKEI STYLE

また、私はエアロゾル感染や飛沫感染よりも、意外と接触感染が感染経路として多くを占めていやしないかと思っているのですが、サージカルマスクに長期間感染力のあるウイルスが残るのだとしたら、それに触れた手であちこちをベタベタ触ることによって感染を広げてしまう可能性が十分考えられます。

さらにこれは私見ですが、サージカルマスクに付着した飛沫が乾燥するとエアロゾル化し、再度周囲へ放出されてしまう可能性はないでしょうか? ノーマスクならば勝手に落下していたであろう飛沫を、マスクを着用しているが為に時間差でエアロゾル化させてしまい、却って感染のリスクを高めることになりはしないだろうかと思ったりしています。

>マスクの漏れ率はマスクを正しく着用できるかどうかで大きく変わります。しかしながら、そんなの面倒だし隙間など気にしないで装着している人がほとんどなのでは?

➡あなたはこうもおっしゃっていますが、私はウイルスの漏れや侵入を実際に防げるレベルでしっかりとマスクを着用する事なんて無理なんじゃないかと思っています。ウイルスの大きさは0.1㎛です。0.0001㎜という極めて微細な存在です。こんなレベルの存在を遮断できるようなマスクの装着の仕方なんてこの世に存在するのでしょうか? そんな風にマスクを装着してしまうと、多くの人は酸欠で病院送りになりはしないでしょうか(ww)。

とりあえず、今回はこのあたりにしておきますが、最後にひとつ確認させてください。あなたは若林氏も紹介しているコクランのマスクに関するレビューをご覧になりましたでしょうか? ご覧になっているのならばどのようなご感想を抱きましたでしょうか? 参考までにお聞かせください。


※次回へ続きます。しばらく議論をした後に、適当な頃合いで投稿させていただきますのでお待ちくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?