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紛失防止タグのジャンルは「Air Tag」によってどう変わるか考察してみた

マンタです。普段はスタートアップ企業で働き、週末は音楽や趣味を探求し新しい生活様式を模索しています。

福岡では売り切れで手にはいらたなかった「Air Tag」を今回開封すると共に、今後この紛失防止タグのジャンルがどう変わるか考察してみました。


Air Tag購入を検討している人の参考になれば幸いです。

『Air Tag』を開封してみた

やはりAppleの梱包はシンプルで美しいですね。開けやすさも完璧です。

1個あたり¥3,800なので決して安いとは言えない値段ですがとりあえずどんなものか確認するという観点で買ってみました。

内部の説明も非常にシンプルですね。
またタグ自体も非常にシンプルです。
大きさも百円コインちょっと大きいぐらいなのでどこにでも入れられることが可能ですね。

また設定も非常に容易でした。iPhoneに近づけるだけで、認識しますので、あとはそのタグの名称を付けてあげれば設定は終わりです。

iPhoneを探すの機能では、前にiPadを新幹線に忘れた際に非常に役立った機能なのでカバンとかもその感覚で探せるとなるとなかなか便利かなと思っています。
なお今回は自分の持ち歩くバックを設定しました。

Air Tagのホルダーなどのアイテムは必要か?

公式含めかなり多くのAir Tagのアイテムが出ています。特に多いのがキーホルダー型のものかと思います。もちろんこれは意味があるとは思います。
例えば鍵にAir Tagをつける場合は、このようなアイテムがないと困ると思います。
しかしカバンにつけるタイプのホルダーは不要ではないかと正直考えています。

なぜなら「盗む側」の思考になって考えれば、そんな追跡可能なアイテムが堂々と鞄についていたらまず最初に取り外すはずだからです。
そのためカバンや小物などに入れる場合は、コインサイズのAir Tag単独が絶対にいいと思っています。

ただAir Tagも精密機械には変わりないので、以下のようなAir Tagそのものを保護するシリコンケースとかは今後買おうかなと思っています。

紛失防止タグは数多く出ているけどAir Tagはその市場を開拓しきれるか?

紛失防止タグとして最初に私が思いつくのはTileです。

確か1つ持っていて、クラウドファンディングで購入したミニ型財布に自動的に搭載されていたものになります。
その後そのミニ財布が思ったより使いにくかったので、別のものに入れたりしてしばらく使っていましたが、結局使わなくなってしまいました。

最大の要因は「大きさ」かなと思います。
薄いは薄いのですが、4cm×4cmぐらいの四角い形がいろんな面で使いにくかったですね。

このほかにも紛失防止タグはtileを中心に色々出ていますが、市場のニーズというか使っている人はそれほど多くない印象です。

ただこれだけスマホが発展してきた中で、「忘れ物」「紛失をなくす」というのはある意味一つのテーマだったりすると思うので、うまくハマれば絶対に売れる商品だと思います。

また日本は治安が良く、そういったことがないことで有名ですが、新宿などでは置引きの被害にあっている友人も多くいます。ただこの「治安の良さ」が一方で紛失防止タグのメリットの半分を消してしまっている面があるかもしれません。

そういった意味だと、今回のAir TagがAppleというブランドを使って一気に開拓していく可能性もありますね。
第一弾はApple信者による購入だったと思いますが、これが第2弾、第3弾と継続していけば、この紛失防止タグ市場が活性化すると思います。

今はコロナ禍による巣篭もりが解消されるか否かの瀬戸際なので今のうちに「旅行でものをなくさない」など『旅行時の物の紛失を予防する』という切り口で需要を刈り取れれば一気にシェアを取れるのではないかと考えています。

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以上今回は、気になっていたガジェット「Air Tag」と紛失防止タグの市場について考察してみました。

自分は現在カバンの内ポケットにAir Tagを忍ばせているので万が一カバンが盗まれてもちゃんと追跡できる状態です。
実際、鞄を家に置いて、ジムに行った際に通知が出るぐらいなので、かなり精度は良いと思います。このあたりの信頼性はさすがAppleですね。

他のアイテムに付与するかは今後の検討材料として、引き続き「紛失防止タグ」がどうなっていくのかをチェックしていこうと思います。

他にも色々と情報を発信していますのでよければ覗いてみていただけると幸いです。

本日もご拝読ありがとうございました。

平日はスタートアップ企業の社員、土日はたまにミュージシャン。読書や芸術、ITネタからガジェットまで興味は尽きない変人。