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いい鍼灸セラピストになる極意

・自分の技術に自信があるのか
-まずは名乗ろう
・やりたい事は明確にしよう(今何がしたいのか、何が足りないのか、未来はどうなっていたいのか)
・お客様の立場に立つ(お客さまが喜ぶ事=私が喜ぶ事では必ずしもない)
・困っている人の気持ちを理解する
・治療のゴールを共有しているか
・否定から始めない
・怒らない、しかる。
・人に期待しない
・まず動く
・人が仕事は率先してやる。
・自分の怒りと向き合う。
・人が動きたくなるキッカケを作る。

今日は自分を名乗ることの大切さを書きたいと思う。
先日、サロンに一本の電話が入った。
どうやら私のサロンを見学したいとのこと。
うちはマンションの一室でやっている個人サロンだし、まだ3年目という経験も浅いサロン。
話を聞くと鍼灸学校に行っているらしい。

いいんですよ。
治療中の様子は見せられないし、それでもいいのなら。と答えたのだけど、電話をされても治療中は電話できないし、ラインかメールでという話になり、メールをいただいた。

 メールをいただいたのは昨年末の12月。メールの内容には苗字こそ書かれていたけど、どういう経緯でうちを知ったのかも、何を見学したいのかも書かれていなくてちょっと困った。
 こんな状態で見ず知らずの人をサロンに招き入れて、自分のノウハウなどを教える・・・。
うーん・・・。
皆さんならどうしますか?

 結局この方がうちのサロンを見学することはなかった。電話口の方は恐らく緊張していたと思う。
だって名乗る余裕もないくらいだから。
緊張している状況でも相手のことを思いやるという視点は必要だと思う。

 鍼灸師という仕事は必ずどの患者さんとも初めまして。がある。
なので、自分を知ってもらうということは相手の警戒心を解くためにも大切なこと。
まず自分は何者なのか。
何をしたいのか。
キチンと伝え、相手に伝えられるように。
余裕があれば、相手に自分の伝えたい事が伝わっているのかも確認できると良いよね。

そう思う。

お互いに限られた時間を使ってのやり取りなのだから気持ちよく、過ごせるといいな。と思う、いい学びの出来た出来事だった。

子供の頃は大人は分かってくれない。とふてくされることもあった。
でももう大人なんだから、ふてくされる前に何故伝わっていないのか。
どうしたら相手に良く伝わるのか。
を考えて言葉を発したいなと思う。

最初は自分をちゃんと名乗る事。

信頼を勝ち取るのも
関係が始まるのも
まずはそこからだと思う。



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