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鍼灸師の形

私は鍼灸師になって5年目なのだけど、5年目で独立。営業も今のとこはやや順調ではないかと思っている。調子にのってはいけない!と日々言い聞かせてはいるけれど。
7月末から8月頭にかけてたくさんの鍼灸師と会う機会があり、色々考えていた。
中国留学時代に志を共にした友人2人。一人は天津から。もう一人は留学帰国後東京で働いていて、今育児休暇中の鍼灸師。志を同じくし、そしてそれぞれの歩き方でそれぞれの道を歩いている。本当に素敵。

一方で私のまわりにはやる気のない鍼灸師もたくさんいる。むしろそういう人のほうが多い。サラリーマンのやる気とそう変わらない。
そして、鍼灸師って・・・コミュニケーション取るのが苦手な人、自分に自信のない人がこれもまた多いという印象。ディスるわけではない、いや、ディスってるか・・・。色々な人がいる。そうなのだけど、こんなに向上心もなく働ける仕事ってあるんだろうか。そういう人を見かけると同じとみられたくない。という感情が湧く。

患者さんに対して誠実な治療がしたいと思えば思うほどにやる気がない、向上心のない鍼灸師、そして、向上しようとせずやっている鍼灸師がいやでいやでしょうがなかった。
今はちょっとだけ違う。
色んな鍼灸師がいて、他の人がどうであれ、自分が自分のありたい鍼灸師であればいいと思えるようになった。
ただ、やはり鍼灸師は国家資格を取ったからそれだけで十分だと思っている人が多すぎるようには思う。

私は今まで鍼を受けたことがない。とか

鍼でいい経験をしたことがない。

といった人の常識を覆すような治療がしたいといつも思っている。
これはおごりではなく、心から、そうなれるように常に努力し続けたいと思っている。
神社仏閣に行くといつもお祈りすることがある


私の手を通して一人でも多くの人が笑顔になれますように。


鍼灸師になるなんて子供のころの私は全く思っていなかった。その私が今いつもそう手を合わせている。
この願いが叶えられるよう、日々頑張る。
私の頑張る理由はそれで十分。
ほかの鍼灸師も頑張れる理由があればもっと素敵な業界になるのではとひそかに思っているのです。

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