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【男子バスケ】パリ五輪代表決定!嬉しくもあり、ちょっと残念な・・・

先日の韓国戦を経て、いよいよ発表になったバスケ男子日本代表のパリ五輪メンバー12人。もうすでに時間が経っておりますので、メンバーについては皆さんご承知と思いますが、いかがだったでしょうか?私のようなニワカがあれこれ言える立場ではないことを重々承知の上、逆に「シロートだからよ!」という桜木花道ばりに開き直って好き勝手に語ってみたいと思います。なんだかんだいろいろ書きますが、結局はメチャクチャ応援しておりますので、そのあたりはご理解を賜りますようお願いいたします。


マイキー!!なんでだよー、悲しすぎるじゃないか!

ということでまずはXで流れてきた一報を見て思った感想がコレ。リアル花道と話題のマイキーこと川真田選手。昨年のW杯での泥臭いゴール下でガッチリいい仕事をしてくれた姿が印象的でした。そして何より無茶苦茶陽キャ。とにかくベンチ盛り上げ隊として、原選手、西田選手、吉井選手らと一緒になって常にベンチから声を出し続け、仲間がゴールを決めるたびに大騒ぎ。この雰囲気がものすごく好きでした。もちろん川真田選手以外の方々の力も大きいのですが、とにかく映像では率先して盛り上げていたのが川真田選手だったように思います。そんな代表チームのムードメーカーが惜しくも落選ということで、帰りの電車で一人肩を落としておりました。

本当!?マイキーもパリに行けるって?

職場に長年のバスケファンの上司がおりまして、いろいろ教えてもらっているんですが、曰く同じポジションの渡邊選手のリバウンドや身長なども考慮したのでは?ということでした。確かに韓国戦でもそういうシーンがありましたからね。なんて話を聞きながら、なんとか納得しようとしていた矢先になんと嬉しいニュースが。なんと川真田選手がチームに帯同するとかしないとか。現段階(9日)ではちょっとよく分からないのですが、もしこれが実現したら嬉しいですね。もちろんコート内で大暴れして欲しいところではあるのですが、ベンチから声を張って仲間の応援して盛り立てる、そうしたチームの潤滑油も重要な役目。なんとか現実になってほしいものです。

若き有望株、ジェイコブス選手のガッツあるプレーにも期待大!

そしてここ最近の豪州戦、韓国戦で俄然注目を浴びたのがジェイコブス晶選手。なんと弱冠20歳!いいじゃないですか、思い切りの良い3ポイントや強引に切り込んでのスラムダンク!!この我武者羅な感じが見ていてとても清々しかったですね。チャレンジャーとして結果を出さなければ!とドンドン前向きに積極的なプレーに取り組む姿勢。残念なことに「選考会」でもある直近4試合で、コートの中で見せ場を作れた選手とそうでない選手がいたのも事実な訳ですが、ジェイコブス選手は見事に「チャンスの女神の前髪」を掴みましたね。いい意味で先輩たちへの刺激になるはず。

富永選手に続き、河村選手も!二人同時にNBAへ挑戦

そして嬉しいニュースは続きます。すでにご存じの通り、富永啓生選手に続き、河村勇輝選手もNBAに挑戦するそうです。この二人は学生時代から良きライバルとして切磋琢磨をしてきた大親友同士。この二人が同じタイミングでNBAへチャレンジするというのもなんだか運命じみていますよね。富永選手はなんといってもシューターとしての才能、あのディープスリーを何度も決めまくる姿が印象的です。そして河村選手はポイントガードとしてのゲームメイク、トリッキーなパスのみならずスリーポイントや身長をものともしないフローター(へなちょこシュートですね)と数々の技を次々に展開。もちろんこれからは新天地で大変なことも多いと思いますが、夢に向かって共に一歩ずつ進んで欲しいですね。

嬉しい富樫選手からの応援コメント

そして河村選手にとっては田臥選手に続き、ポイントガードとしてNBAに挑戦した富樫選手から素晴らしい応援コメントがXにて発表されました。

「なんでいつも名前を出してくれるんだろう 学生の時から目標と言ってくれて、光のような速さで追い抜いていった彼を心の底から応援しています 初の海外でいろんな壁があると思うけど、突き進め!!! でも自分の人生。みんなの期待は気にせず楽しんでほしいです まずオリンピック頑張ろう」

富樫勇樹選手のXより抜粋

いいですよね、こういうの。富樫選手の懐の広さも感じます。本来、自分を脅かす若きライバルでもあるわけじゃないですか。そんな彼にもこうして思い切って頑張ってこい!とエールを送れる姿。本当にカッコいいです。


ただ・・・最後にちょっとだけ老婆心ながら・・・

と、いらんことを言おうとするのがダメな性格なのですが、一言だけ。ここはぜひとも考慮して欲しいなという点を挙げさせてください。そしてこれには賛否あるかもしれませんが、「否」の方もぜひとも最後まで読んで欲しいと思います。それは先日の韓国戦をTVで見ていた際に思ったことです。試合前の国歌斉唱にて韓国チームが皆さん手を胸に当てるなどジェスチャー含めて敬意を表現しているのに対し、日本チームはどことなく物足りない印象に映ったんですよね。「君が代」を口ずさんでいたのは、私が見た限りでは富永選手、川真田選手、そしてベンチにいた井上選手だったようにお見受けしました。

あとのメンバーは目を瞑って聞き入るか、そのまま直立不動か普通な印象でした。やっぱり国対国の一戦なのですから、ここはもう少し国歌へのリスペクトが欲しかったなーと、40オヤジは若干思いました。・・・と書きながら、もしかしたら現在の20代の方は学校で国歌を歌わないとか、歌詞を習ったりしないのかな、とか思いました。それなら仕方ないよなーとか思いつつも、いやいや国を代表しているチームメンバーなんだから、そこはプライド持って欲しいな、とも思いましたね。

かつて、サッカー日本代表が初めてW杯に出場した際、当時の日本代表チームも、申し訳ないですけど、国歌斉唱時の態度はとても褒められた者ではない方が多かったように思います。当時はマスメディアも歌わない方を是としている空気でした。そんな中、カズ選手やゴン中山こと中山雅史選手は堂々と歌っていらした映像を覚えています。特にゴンちゃんはわざわざ国歌斉唱について質問するマスコミ連中に対して「俺らは全然(気にしてませんよ)。普通にハモったりして歌ってましたし」というような絶妙な返しをしていたように記憶しています。(あくまでも記憶の中なので、実際とは異なるかもしれませんが)。

ちょっと最後のエピソードは少し思想が絡む微妙な話題だったかもしれません。でも、実はそんなことはなく、普通の国なら国歌に対して敬意を払うというのは普通だと思うんですよね。それに繰り返しますが国を代表してメンバーとして戦うわけですから。特に海外に出て日本の良さだったり、改めて自分にとっての母国について考えることって絶対にあると思うんです。たかだかワーホリで1年近く日本を飛び出した身であっても、「やっぱり日本いいいよなー」って思って帰ってきたくらいですから(笑)。そんなわけでイデオロギーだの、歌う自由・歌わない自由だの、そうした屁理屈言ってないで(言っていないと思いますが)、堂々と国歌を歌う、さらには胸に手を当てるなど敬意を払う表現を全国民に向けて示してほしいな、と思いました。そうすればきっと彼らを憧れる若者たちもまたそういうふうに接するようになると思います。パリ五輪ではどの種目でもそうした振る舞いが見られることを期待しています。

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