見出し画像

【バスケ】日本代表アジアカップ予選~選手たちのさらなる飛躍に期待しかない!

先日のグアム戦と中国戦を見事に勝利で飾った新生ホーバスJAPAN。もちろん「通」の方々からすると、いろいろと改善点等もあるかと思います(私のような「にわか」でさえも、もったいないなーという場面、いくつかあったように見えましたし)。が、スポーツはやっぱり「勝てば官軍」。とりあえずは二勝で終えたわけですから、プラス面を見ていきたいじゃないですか!

その証拠に選手の方々も皆さん勝ったことは素直に喜んでいましたが、課題点も挙げていましたよね。こうした初々しさというか謙虚さもまた個人的には好印象に映りました。そこで今回は引き続き流れてくるニュース記事をザッピングしながらアジアカップ予選を振り返っていきたいと思います。




馬場選手の「気持ちの変化」に今後の期待が高まる!

まずは馬場雄大選手に関する記事からの引用になります。

昨季は米プロバスケットボール(NBA)の下部組織Gリーグのテキサス・レジェンズでプレー。昨夏のワールドカップ(W杯)で日本代表のパリ五輪出場権獲得に貢献した後、Bリーグ長崎に加入した。馬場は「W杯は結果を出そう結果を出そうとしていた。Bリーグに入って、何か違うんじゃないか、と思ってきた」と心境の変化を回顧する。

「バスケットボールはみんなでやるもの。みんなで一緒に上がっていくもの。1人だけ良くてもいけない。もっとチームメートを大切にすることだったり、ポジティブなエネルギーを与えることだったり。そこに自分自身はもっと覚悟を決める。自分よがりじゃなく、もっと周りを大切にするという気持ちの変化があった」

 プレーも、メンタリティも深化した馬場。「1つ1つ細かいところの精度を上げていかないとパリでは戦えない。パスの精度、ドライブの精度、1つ1つの技術の精度を探求していきたい」。今夏のパリ五輪に向け、さらなる成長を誓った。

2024.02.27 著者 : THE ANSWER編集部・鉾久 真大さんの記事より

あまりバックグラウンドを知らずに、相当な主観メインで推測した文章となることをお許し下さい。きっと馬場選手はNBAでのプレーを目標に、孤高な戦いを常に挑んできたんだと思います。日本では飽き足らず、自らを追い込みNBA下部組織、さらには豪州のリーグでも活躍し、とにかく目標に向けてストイックに打ち込んできたんだと思うんです。

そして昨年のW杯。東京五輪以来の久しぶりの日本代表チーム。そして渡邊雄太選手の「引退宣言」などによって背水の陣で挑んだ結果、見事に自力でパリ五輪の切符を勝ち取るという快挙。ボロボロ号泣する馬場選手の姿が非常に印象に残っています(そしてそれをイジる、主将富樫選手や渡邊選手が良かったですね)。

そうしたチームの力を再認識したことも、もしかしたらBリーグへの復帰につながったのかな、なんて勝手に思っています。きっと今は自分の目標よりもチーム(もちろん日本代表と所属の長崎ヴェルカ)の勝利を主眼に置き直したのかな、とこれも勝手に推測してみましたが、どうでしょう?

自分の目標よりも、チームの目標。自分のため、ではなくて、相手のため、周りのために、の方が結果が出たり、夢が叶いやすいなんてことってありませんか?なんとも不思議な話ですが。なんとなく、先日の中国戦での馬場選手の大爆発はそうしたものを感じていただけに、この記事を読んでさらに強い確信に変わりました。いいじゃないですか「自分よがりじゃなく、もっと周りを大切にする」・・・いい言葉です。

悔しさをバネに。そしてチャンスを掴んだテーブス選手!

お次は中国戦で見事にチャンスを掴んで、Wユーキたちとのコンボガードという武器を日本にもたらしたテーブス海選手の記事になります。

ホーバスヘッドコーチは「海はワールドカップに出場できなかった悔しさもあったと思う。でも、この経験が成長の役に立ち、本当にいろいろと考えています」とテーブスの進化について言及する。

そして、テーブス本人も「ワールドカップの直前に落選した悔しい気持ちは、今の代表活動の原動力になっています。パリ五輪のメンバーには絶対に入って、ベスト8を目指す熱い気持ちでやっています」と、昨夏の悔しさをモチベーションに変えていると語る。

2024/02/26 「BASKET COUNT」(文=鈴木栄一さん)より抜粋

実力も人気もあるテーブス選手。記事の中でも書かれていますが、昨年のW杯では相当な悔しい思いをされたことと思います。しかし、そこで腐らず、そこからさらに進化を重ね、見事に日本代表メンバーとしての結果を残す。しかも昨年までのチームにはなかった「味」を足してくれたわけで、これはテーブス選手だからこそ出せる「オリジナルの味」だと思います。

すでにガードとして不動の2枚看板(富樫選手、河村選手)がいる中で、自分ならではのチームへの貢献を考えたときに、1番、2番の両方をこなせる、しかも彼らと違った高さのあるプレーをあの場面で(さらに記事によると練習をしたわけではなく即興で!)披露できたことは日本チームがより一層飛躍する大きな武器になったのではないでしょうか。

「やはりヘッドコーチから要求された役割を果たせたところで、信頼も勝ち取れたと思います。次にまた呼ばれた時、どういった形で試合に出させてもらえるかは分からないです。またコンボガードで出るなら、今日のようなプレーをする。1番で出るならゲームコントロールをしながらペースを保つようなプレーをするなど、コーチから何を言われても対応できるような選手になりたいです」

2024/02/26 「BASKET COUNT」(文=鈴木栄一さん)より抜粋

この言葉もまた格好いい。この謙虚さが素晴らしいですよね。ある種の「職人」にも通じるような気がします。「コーチから何を言われても対応できる選手になりたい」・・・きっとトムさんはこういう言葉+こういう姿勢の選手は好みでしょうね。こうなると普段のBリーグでのプレーも楽しみになりますね。

伸びしろしかない!川島選手のこれからが楽しみすぎる件

そしてラストはグアム戦でセンセーショナルなデビューを飾った川島悠翔選手です。

チームメートの皆さんが声をかけてくれたので、2回目の交代から雰囲気にアジャストできました。流れが悪い時に自分のドライブで流れを持ってこれたのは良かったと思います」

自分の武器であるドライブやアグレッシブなディフェンスとリバウンドを求めているとトム(ホーバス)さんが言っていたので、全力で遂行しようという気持ちでこの試合に臨みました

2024/02/25 「BASKET COUNT」(文=丸山素行さん)より抜粋

いやー、とにかく初々しい、フレッシュさがキラキラしていましたね。本人は最初は緊張していたそうですが、徐々に試合に慣れてきて、周りの選手たちに臆することなく、堂々としたプレーが印象的でした。コメントも堂々としているじゃないですか。グアム戦ラストの「幻のダンク」も良かったですね(翔陽戦の花道の幻のスラムダンクと一緒にしたら、川島選手に失礼でしょうか・・・笑)。ここでも川島選手は「トムさんの期待に応えたい」という旨のコメントをしています。

トム・ホーバスHC(とスタッフ陣)が偉大すぎる!

やっぱり選手の力を引き出すのは監督でありスタッフたちでもあると思うので、昨年からの日本代表チームに関してはトムさんの力も相当あるというのは誰もが納得ですよね。さらにはサポートするスタッフ陣。きっと良い意味で馴れ合いではなく、明るくオープンな雰囲気が作られているんだと思います。さらには選手たちの謙虚さもまた特筆すべきでしょう。まだまだ自分たちはチャレンジャーだという気持ちを持ち、もっとうまくなりたい、これでは五輪で世界の強豪とは戦えない、というハングリーさがあるからこそ、慢心することなく、より高い目標に向けて取り組めるんだと思うんです。

トムさんも仰っていましたが、Bリーグの存在が大きいとのことですが、本当にそうですよね。毎週のように試合があり、特にゴール下を守るのは海外からの外国人勢が多いわけで、否が応でも高さへの対応が求められる。そんな戦いを毎週繰り広げているわけですから、上達しないわけがない。それに代表に選ばれるレベルの選手の皆さんは、当然Bリーグでの自身のチームの勝利も念頭に置きながらも、きっと世界のチームを仮想敵として日々トレーニングをされているんだと思います。こうしたハングリーさもまた、日本男子チームの底上げにつながっているのかな、とか勝手に思いました。特に馬場選手の「心境の変化」がそれを如実に語っているような気がしています。

そしていよいよ明日28日は・・・笑

いよいよ明日になりますね、待望の「THE FIRST SLAMDUNK」のブルーレイ&DVD発売!インスタに流れてくる動画がまた凝っていて・・・笑。否が応でも盛り上がっています。皆さんはどうします?本編から見ます?それともやっぱり映像特典ですかね?「令和のバスケブーム」の火付け役ですからね、ここは正座してテレビの前での観戦ですかね、やっぱり。そして多分きっと思うのが「もう一度大画面で見たい!」となるんだろうな・・・ということ。時々映画館で上映して貰えたりしませんかね・・・というワガママな期待を勝手にしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?