【FRIENDS】ショック!まさか、チャンドラーが!!早すぎる
すでにご存じの方も多いかもしれませんが、本日(10/29)入ってきた訃報です。アメリカの大人気シットコム「フレンズ」のマシュー・ペリー氏が死去というニュース。まずは以下をご覧ください。
米俳優のマシュー・ペリーさん急死 54歳 米大ヒットドラマ「フレンズ」のチャンドラー役(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
今でも自分の「ベスト・シットコム・エバー」です!
現在、アラウンド40代以上の方々であれば、ご存知の方も多いと思いますが、アメリカの大ヒットシットコム。ニューヨークマンハッタンに住む6人の男女のストーリー。1話30分(正味24,5分)という短い中に笑いあり、時に感動ありの人間ドラマで人気を博しました。私の場合、当時WOWOW(懐かしい!)で放送していたので毎回楽しみに見ていました。(あまりに好きすぎて、ニューヨークに行った際には冒頭のシーンで彼らの住むアパートメントという設定のマンションを見に行っちゃいました!笑)
チャンドラーとジョーイのやり取りが面白すぎる!!
中でもマシュー・ペリーさん演じるチャンドラーと、ルームメイトのマット・ルブランクさん演じるジョーイとの掛け合いには毎回笑わせてもらいました。普段は一見常識人(でもないかな?笑)のチャンドラーが、俳優志望でちょっとヌケてるジョーイを嗜める流れなのですが、恋愛関係になると一転ジョーイがチャンドラーに作法を指南する・・・というお約束の展開が最高でした。本気で演じながら二人が噴き出しているんじゃないか、というくらい大盛り上がりになっていたり、息が合わなければできない名演だったと思います。
モニカとの夫婦役も素晴らしかった!!
また、劇中でコート―ニー・コックスさん演じるモニカと恋人関係になり、夫婦となるのですが、その一連の流れもまた二人の息の合った名演で毎回爆笑でした。潔癖症で仕切り屋のモニカに対し、いつもは尻に引かれているチャンドラー。しかし、ここぞという時には「一家の主」感を出してビシッと決める(ま、もちろんその後にオチが来るんですけどね(笑))。ここもまたお約束ネタがあまた心地よかったのを覚えています。
メンタル問題と格闘したマシュー
これは公になっている話ですが、実際のマシューさんはメンタル面の不調等のトラブルに見舞われ、それを乗り越えながら「フレンズ」のみならず、ハリウッド映画等でも活躍され、持ち味である飄々とした演技をみせてくれていました。数年前に「フレンズ・リユニオン」が製作され、少しずつ体調も回復してきたのかな、と期待していたのでこの訃報には本当にショックを受けました。
私が選ぶ「ベストエピソード」は・・・?
さて、私の一番好きなエピソードをご紹介したいと思います。あり過ぎて選ぶのが大変だったのですが、シーズン9の「The One with the Lottery(マネー!マネー!マネー!)」を挙げたいと思います。その名の通り、6人が宝くじを購入する話です。全員で宝くじを買って山分けしよう、ということになり、わちゃわちゃ全員がドタバタしていく流れです。モニカは「(友だちより)金よ!」と叫ぶわ、フィービーは宝くじの入った壺を階下に落とすわ・・・とトラブル続き。レイチェルは自分の赤ちゃんが初めて単語を口にしてテンションがあがり、ロスは相変わらずで・・・どこかボケてて笑かしてくれます。この回でチャンドラーは新しい職に採用され、しかもジョーイが親友のために願掛けをしてくれていた・・・というちょっとホッコリいい話なんです。
実際に英語教材として活用しました
実はこの話を選んだのは、私が前職時に英語の授業の一環で、このエピソードを使っていたこともあります。まずは「日本語吹き替え版」で視聴し、その後「英語字幕・英語音声」で視聴するというオーソドックスな手法です。他のエピソードだともう少し「大人」な話題も含まれているので、あまり相応しくないな、と思い、このエピソードはまあまあ及第点かな、ということで観てもらっていましたが、生徒さんたちからは割と好評でした(ま、単に講義を聴いて、問題を解くよりも「楽」だったからかもしれませんが・・・笑)。彼らにとっては一瞬のことだったので、当時のことなどもう覚えていないかもしれませんが、少しでも興味を持ってもらえる切っ掛けになってくれていたら嬉しいと思います。
「リユニオン」が作られて、本当に良かった
ということで、今回は突然の訃報に衝撃を受け、ドラマ「フレンズ」、そしてマシュー・ペリー氏に関するテーマでのストーリーとなりました。この悲しい出来事の中で、不謹慎かもしれませんが、数年前に「リユニオン」企画が実現されて本当に良かったと思います。誰もが夢見ていた「フレンズ」の続編・・・ではありませんでしたが、「もう一度、あのメンバーに会いたい!」という世界中のファンたちの思いが叶った瞬間だったと思うのです。ま、本当はモニカとチャンドラーが郊外に引っ越し、3つ子ちゃんたちとの格闘の日々(そこにはジョーイも居候しているのかな?笑)とかのエピソードも観たかったような気もするのですが、ま、これは想像の中で楽しむことにしましょう!(笑)
「フレンズ」は一生の宝です、これからもずっと
こうして書いていると、「フレンズ」話がずっとできちゃいそうなので、今回はこのあたりで終了したいと思います。改めて・・・
マシュー・ペリーさん、素晴らしい作品を遺して下さり、
ありがとうございました!
ということで、追悼の気持ちも含めて、久々に「フレンズ」一気見しようかな、と思案中。なんだか笑いながらも、目に涙が浮かぶ気が・・・。