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2022年、阪神タイガースが優勝する理由

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします。いきなりですが、新年一発目のnoteというものは、やっぱり所信表明にあたるものだと思うんですよね。プロ野球でいうところの開幕スタメンであり、今年はこれでいくんだとファンに示すもの。そこで僕は今回、このnoteでフォロワーの皆さまに所信表明をします。長々と言っていますが、今年も僕は「阪神が優勝するものだと思って応援する」ことを第一にやっていきます。だから、新年最初のnoteはこのタイトルなわけです。ではなぜなのか、先に進んでいきましょう。

①強力な先発投手陣

野球の試合において、最も勝敗を左右するのは先発投手の出来です。当たり前ですが、先発が早々に崩れれば勝率は下がりますし、先発が長く0を並べ続ければ勝率は上がります。すなわち、先発投手の安定は安定した勝率に繋がります。
また、プロ野球は週に6試合、計143試合あり、それはそれは過酷な長丁場です。基本的に日本ではローテーションに6人の先発投手を置くのがセオリーであり、故障や連戦などの日程によっては更に多くの先発投手が必要になります。大抵、少なくとも12人は一年間で先発投手を務めることになります。要するに、安定した先発投手をより多く保有していた方が、当然上の順位に行く確率は高くなるということです。
そこで阪神の先発投手の顔ぶれを見ていくと、青柳・秋山・西勇・伊藤将・ガンケルの5枚に加えて髙橋アルカンタラ、新戦力のウィルカーソン、ドラフト2位鈴木と3位桐敷の両左腕、さらには実績のある藤浪チェンに若手では及川西純村上とどんどん名前が上がってくるのです。何があるかわからないのがシーズンですが、ハイレベルな投手の名前が多く上がる阪神が優勝することは間違いないですね。

②リリーフはなんとかなる

スアレスが抜けて今年はヤバい!と思ってはいませんか?大丈夫です。強力なリリーバーが抜けても度々なんとかしてきたのが阪神です。まず、新外国人のケラーは150km/hを超える速球に鋭いカーブを持ち味とする、3年前にいたPJのようなスタイルの投手です。争奪戦になったとの噂もあり、それだけ能力は高いです。他にも、岩崎はもちろん、今年は岩貞にも期待です。岩貞は元々隔年の傾向があり、能力はある投手なので、今年は中継ぎの大事なところを期待します。また、小川石井大齋藤も球の勢いと変化球のキレが良く、小林・馬場・守屋・加治屋といったフォークボーラーも実績があります。現在は育成の岩田渡邉も支配下を狙える変則の好投手であり、戦力となれば非常に面白い左腕です。アルカンタラ及川が中継ぎに回って活躍する可能性も十二分にありますし、チェンが入っても面白いです。二軍で安定していた浜地小野、さらにはルーキーの岡留もいます。
このように、阪神は使える投手のレベルが高く、圧倒的な投手こそいなくても、質で勝負できます。今年もシーズンが終わる頃には優秀なリリーバーを揃え、優勝することは間違いありません。

③揃ってきた生え抜き野手陣

かつては外様や外国人に頼りきりだった阪神の野手ですが、近年は着実に生え抜きが台頭してきています。その証拠に、昨年は近本中野がタイトルを獲得し、さらには大山・佐藤輝が20本塁打以上をマーク。そこにレギュラー経験の長い梅野糸原、そしてマルテロハスら外国人も加わり、年齢的にも随分と充実した野手陣になってきました。
また、昨年は終盤に起用され、一軍のレベルを体感した島田小野寺といった選手が、その経験を糧に成長した姿を見せてくれることも楽しみです。そして、近年獲得された高卒選手の中でも、4年目となる小幡や3年目の井上らがそろそろ一軍の戦いに絡んでくる時期でもあります。全体的に若いチームではありますが、その中でもさらに若い選手が下から突き上げを見せることで、戦力を更に増幅させてくれるかもしれません。
若さという利点に加え、昨年様々な経験をした選手たちが大きく成長を見せる阪神が優勝するのは間違いないです。

④首脳陣を据え置くという選択

昨年惜しくも優勝を逃した阪神は、一軍の首脳陣を全員留任させました。それが何を意味しているかと言うと、昨年の反省を活かして今年は優勝するということです。これまでのやり方を否定するのではなく、これまでやって来たことにもう少しの改善を加えることが必要なわけです。留任した首脳陣たちは、当然それをわかっているでしょう。昨年何が良くて何が足りなかったか、必ずや検証を行っているはずです。昨年の結果は今年に繋げるためにあるのです。優秀なフロントが信頼している首脳陣がチームを優勝に導いてくれることは間違いありません。

⑤今年は寅年である

これまで色々話してきて、締めが「今年は寅年だからタイガースが優勝や!」なんてふざけてると思われるかもしれません。しかし、昨年は丑年にバファローズが優勝したのです。正直、これを予想していた人はごくわずかでしょう。そんなチームを優勝させた「干支理論」は信用できます。寅年の今年は、阪神が優勝です。

⑥そもそも阪神って強いやん

このまま終わると新年一発目から締りがないので、真面目に締めます。そもそも阪神って強くないですか?昨年は12球団最多の77勝を挙げていて、優勝チームのヤクルトともゲーム差はないわけですよ。しかも12球団でも勝率は2番目に高かった。それでいて、チームは若手揃いで伸び代も大きい。本当に某TAが過去に言っていたように「ちょっとしたスパイスで優勝できる」チームだと思います。しかも、なんと、阪神には「ちょっとしたスパイス」どころか「えげつないスパイス」と言っていい佐藤輝明がいます。こんなスパイスを持っていれば、それはもう、優勝しかないですよね。だから2022年は阪神タイガースが優勝します。

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