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2020年版阪神打線

外国人を新たに2人補強するなど打線の厚みが以前より増しそうな2020年の阪神タイガース。そんな阪神の打線のパターンをいくつか考えてみたい。

①基本型

1 右 糸井嘉男
2 中 近本光司
3 三 J.マルテ
4 一 J.ボーア
5 左 福留孝介
6 二 糸原健斗
7 捕 梅野隆太郎
8 遊 木浪聖也
9 投 ―――

開幕スタメンもこれでいくであろうという基本型。4番に新外国人でMLB通算92本塁打の実績を持つ左の大砲ボーアを据え、その前後に昨年日本で好成績を残した2年目のマルテと大ベテラン福留を置くことでサポート。1番には長打力は加齢により減衰しているものの依然として高い出塁率と打率を残す糸井を置き、2番には昨年の盗塁王でありセリーグ新人最多安打記録を更新した近本を並べる。近本は併殺の少なさ、小技の上手さ、引っ張りによる好機拡大、足による後続打者へのアシスト、野球脳の高さによる的確な状況判断などを兼ね備える2020年版阪神打線の攻撃の要が期待される。6番糸原は確実性の高さを活かしてクリーンナップを終えた時点で残ったランナーをホームに迎え入れること、出塁率の高さを活かして梅野や木浪といった下位打線ながら打撃にも期待を持てる打者とともに更なる好機の創出などを期待する。投手がバントを決める、もしくは終盤であれば投手に代打を出すなどすることで1番糸井がクリーンナップの役割を果たす流れも生まれるだろう。
2番近本がいかに機能するかがとにかくポイントとなる。

②基本型(対左)

1 右 糸井嘉男
2 中 近本光司
3 三 J.マルテ
4 一 J.ボーア
5 左 大山悠輔
6 二 上本博紀
7 捕 梅野隆太郎
8 遊 北條史也
9 投 ―――

基本型からレフト、セカンド、ショートのポジションを入れ替え、右打者を増やした形。右腕に比べると左腕を苦手にしていそうなボーアを右のパワーヒッター2人で挟むことで先発左腕だけでなくワンポイント左腕の起用にもプレッシャーをかける。6番には糸原と同じく確実性と出塁能力の高さが武器の上本を置き、似た役割を期待。ショートには北條を据える。

③MBS型

1 右 糸井嘉男
2 中 近本光司
3 三 J.マルテ
4 一 J.ボーア
5 左 J.サンズ
6 二 糸原健斗
7 捕 梅野隆太郎
8 遊 木浪聖也
9 投 ――――

野手の外国人であるM(マルテ)、B(ボーア)、S(サンズ)をクリーンナップに並べる破壊力抜群の形。決して某関西テレビ局への忖度ではない。阪神には外国人選手が8人おり、投手もみんないい投球を見せているのでなかなかシーズンで野手外国人を3人並べることは多くないかもしれないが、場合によってはこの形で組んで打ち勝つことも面白い。

④糸井休養型

1 遊 北條史也
2 中 近本光司
3 三 大山悠輔
4 一 J.ボーア
5 右 J.サンズ
6 二 糸原健斗
7 左 陽川尚将
8 捕 梅野隆太郎
9 投 ――――

ベテランである糸井に休養を挟むときの形。対右ではそのまま1番ライトを髙山に代えればよいだけなので、ここでは対左を想定。1番には高い出塁能力を持つ北條を抜擢、ライトにサンズを入れレフトに陽川を入れるなど右打者を多めに据えながらも打線のパワーはなるべく落とさないようにし、糸井を欠く日でも勝利をもぎ取りに行く。

⑤糸井クリーンナップ型

1 二 糸原健斗
2 中 近本光司
3 右 糸井嘉男
4 一 J.ボーア
5 三 J.マルテ
6 左 大山悠輔
7 捕 梅野隆太郎
8 遊 木浪聖也
9 投 ――――

現在の打線を組み換え、昨年までの主な阪神打線の形により近づけたパターン。1番に出塁率の高い糸原を置き、クリーンナップで帰すシンプルな形。しかし、いきなり1〜4番に左打者が固まること、打線の最も強い部分が基本型などと比べるとやや後ろ側にある(打席が回ってくる回数は当然上位の方が多いので非合理的)など弱点も存在。打線が上手く回らなくなるとこの形に帰ってきそうな雰囲気。

⑥キャッチャー原口型

1 右 糸井嘉男
2 中 近本光司
3 三 J.マルテ
4 一 J.ボーア
5 左 福留孝介
6 捕 原口文仁
7 二 糸原健斗
8 遊 植田海
9 投 ――――

打撃のいい原口がマスクを被るときの形。基本型から7番梅野をそのまま原口に代える形でももちろんいいが、せっかく打撃力の高い原口を使うのならば打順を上げてみてもいいだろうという発想。8番ショートは木浪や北條でももちろんいいが、原口で打撃力を上げた分多少打撃力は落ちるものの守備走塁のいい植田をスタメン起用してみても面白いかもしれないと考えた。

⑦キャッチャー坂本型

1 右 糸井嘉男
2 中 近本光司
3 三 J.マルテ
4 一 J.ボーア
5 左 大山悠輔
6 二 糸原健斗
7 遊 木浪聖也
8 捕 坂本誠志郎
9 投 ――――

キャッチャーに坂本が入るときの形。打撃力が低いわけではないが、原口や梅野と比べると安定感とパワーは落ちるため基本的に坂本は8番になるだろう。レフトやショートあたりには他のメンツが入ることも当然ある。

⑧大山サード型

1 右 糸井嘉男
2 中 近本光司
3 左 J.サンズ
4 一 J.ボーア
5 三 大山悠輔
6 二 糸原健斗
7 捕 梅野隆太郎
8 遊 木浪聖也
9 投 ――――

外国人枠によりマルテが漏れる形。この場合サードに大山が入り、レフトにサンズが入る。開幕前の時点ではサンズの調子が上がっていないためこの形は考えにくいが、サンズは本来広角に打てる打者でありなおかつ昨年KBOで打点王を獲得するなど勝負強く、また選球眼も良いため繋ぎとしても機能すると思われる。そんなサンズを3番に入れ、5番に昨年チーム内打点王の大山を入れることで得点力をキープする。

あとがき

他にも細かい部分を代えれば打線のパターンはたくさんありますが、今回は大まかなパターンとして以上の8種類を考えてみました!やはりキーマンとなるのは攻撃の幅を広げる2番近本、打線の破壊力を決める4番ボーアになると思います。特に2番近本は高山レベルの打力と植田レベルの走力を併せ持つ選手であり、替えのきかない選手であると言えるでしょう。矢野監督のこだわりでもある2番近本に注目したいシーズンですね

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