法華経寺、奥之院へ
亀戸天神社から亀戸駅まで戻りました
迷うので、大通りへ出てそのまま真っ直ぐ駅まで。
亀戸天神社の記事は↓こちら
亀戸からふたたびJR総武線に乗って、下総中山で下車。
京成線の方が法華経寺に近いのですね?!
と、駅前の地図を見て驚く。
ということで、真っ直ぐ商店街を歩きます。
京成線の踏切を渡ると総門が見えてきました。
門の上に掲げてある扁額は江戸時代の数奇者、本阿弥光悦さんが書いた物と記録されていました。
この門は貪瞋痴(とんじんち)の三毒を解脱する…教えがある
…とホームページに書いてありました。
貪瞋痴…何それ?
でも良くないモノっぽいのは字を見てわかる気がする。
で、調べてみたら
貪…むさぼること、あれこれ欲すること、欲にまみれること
瞋…感情をぶちまけること
うゎぁ、最近の私かも…ヤバいな…
痴…無知であること、自己弁護に走ること、常識知らず、自己利益しか考えない∴愚か…
この3つの戒めのことのようです。
仏教というのは本当に知れば知るほど、耳が痛いと言いますか…
自分に当てはめて考えると、とても恥ずかしいと言うか
なるほど…と思うのは私だけでしょうか?
この3つを無くす事は至難の業ではありますが、キチンと調べて反省して、こういう事の無いように…と心掛けることはとても大切で、良い機会をいただいたと、前向きに考えるように致しましょう。
左右に日蓮宗のお寺がいくつもあります。
大荒行は、全国より秘法を身につけたいと自ら志した僧侶100名が挑戦するそうです。
·期間は11/1から翌年2/10まで。
·毎朝2時起床
·寒水で身を清める水行を1日に7回
·お堂の中で、ひたすらにお経をとなえたり写経を続けます
·麻の清浄衣(死に装束)を身に着けて
足袋は履かずに素足
·食事は朝夕2回の白粥のみ
·家族や友達などと連絡は取れず、テレビや新聞などの情報も見ることはできない
100日行を続けた先にはどのような世界が見えるのでしょうか。
まるで未知の世界です。
1264年に房州小松原にて日蓮が大怪我をした時に鬼子母神が現れて一命を救われ、その後中山に避難してきて開かれたのだそうです。
鬼子母神のお堂を出て、駐車場前を通ったところに「👈奥之院」という看板がありまして、吸い寄せられるかのようにそちらに向かいました
ようやくたどり着いた時は足の痛みがMaxになっていて、ヘトヘトでした。
お参りして御朱印をいただきました
こ御朱印をいただくのを待つ間に、受付の台に書かれた厄年の一覧に私の生まれ年が入っているのを見つけました。
厄年じゃなかったと思っていたのでとても驚いて、お坊様に伺ったところ
2月3日の節分から翌年の節分までの間が厄年です。
2月3日と同時にどーんと悪くなるわけではなく、だんだん運気が落ちてきて8月9月がヤマでしょうか…?
それで言うとヤマは越えているので、残りの時間を穏やかにすごせるように気をつければ良いのでは?
女性は特に占いなどがお好きでしょうけれど、結局大切なのはご自身です。
惑わせられずに日々大切に過ごして行けば大丈夫ですよ。
とのことでした。
このところ、自分の体調や家族のこと、仕事のことなどあれこれ思い悩む事が多かったので
今日は見えない何かに導かれてこちらに来たのだと、感じました。
お堂を出て、弁天様の所へ
どこかにセンサーがあるのでしょうけど、近づくと急に滝がどど〜っと流れ落ちるので驚きます。
そして、とても神秘的に思えてなりません。
たくさん歩いて足腰痛かったけれど、行ってみて本当に心が軽くなった気がしました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?