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ワークショップ公演の開催について 2024ver

※本投稿は2023年の投稿の加筆修正版になります。

例年開催した演劇のワークショップを2024年にも開催するにあたり、考えてたり思っていたりすることがあります。

2025年の予定スケジュールの部分から2025年はWSは実施をしない方向です。
なので参加を迷われてる方、ぜひご相談いただければと思います。

【はじめに】
現場で感じたモヤモヤや、なぁなぁになってしまってる部分も多くあったので書いておきたいと思います。

経験不問でオーディションを開催すると、真摯で力のある俳優がくることもあれば、シンプルに超初心者の方がいらっしゃることがあると思います。

経験を積むことで技術が向上することはありますが「経験を積むために舞台を立つこと」は興行を打つ側としては、目的が異なると思います。

お客様に対して誠実ではない、と感じてしまうんです。

この手の方に初めましてからレクチャーをして、演技や殺陣が爆発的によくなるとは思ってません。

【プロの定義】
こういったことの定義付けが難しいものですが、ここでは敢えて以下をプロフェッショナルと定義します。

①団体から示された集客目標を達成に向けてトライアンドエラーできる。
②頭の中にある表現と出力された表現の誤差が軽微。
③持参した複数の演技プランを言語化できる。

一つでも足りなければアマチュアなんだと思います。
お金をもらって舞台に立つ時点でお客様からはプロとみなされます。

ただ制作側や演者からはその限りではなく、様々な条件をクリアして初めてプロの同業者として評価されるんだと思います。

素人と技術を持ったプロ。同じ条件ならどちらに仕事を頼みたいですか?
プロだと思います。

俺は正直もう先にの短い俳優なので一人でも多くの俳優を自称プロではなく、大きな現場でも通用する強い俳優を育てて、大好きな演劇に恩返ししたいと思ってます。

【WSに対する想い】
この演劇ワークショップも何年やれるかわからないので今回が最後のつもりで臨みます。

私、永島真之介は、至らない点も多いと思うけど上の三つはクリアしてるお金を生み出す力があるプロフェッショナルだとおもってます。

ワークショップは自分の演劇に関わる価値観や人生を作ってくれた場所です。

舞台に立つ能力は役者としての能力ですが、舞台に立つ以外での能力は社会人としての能力で構成されていると思います。

どちらだけでもだめなんです。両方が必要なんです。

High-CardのWSは役者としての能力ではなく、告知をする、チケットを売る、報告連絡相談をしっかりとする、の部分も含めて方法をお伝えしていきます。

あとは楽しい時間は何度だって作れるんだ、ということを伝えたいと思ってます。お酒の飲み方も、人の楽しませ方も、悔しさも、立ち向かい方も、あるべき姿も全部教わりました。

今度は俺が全部あげる番です。
本気の六ヶ月、未来に繋がる大切な時間。

俺に預けてもらえないでしょうか。
役者としても、人間としても、大きな一歩を歩けることを約束します。

WS公演告知映像↑
WS参加経験のあるHigh-Cardメンバーと永島からのコメントとなります。

【以下詳細】
◇◇《High-Card Live CHEMISTRY05》演劇ワークショップ受講生募集◇◇

毎年開催しているHigh-Card LIVE CHEMISTRYシリーズの第五弾。
一般的な演劇教室的なワークショップではなく、
現場で学びながら成長していくワークショップとなります。
また、お芝居だけでなく集客メソッドについてもお教え致します。

新たな方々との出会いを楽しみにしております。
是非、奮ってご応募ください!

◆主宰コメント◆

High-Card永島です。
今年もこの季節がやってまいりました。

High-Cardの現場では俳優が上手くなる場所は現場ではないと伝えています。
じゃあどこで勉強すればいいんだろうというと考えた時に、
きちんと学びを得る場所というものが存在しないなと感じました。

誰から
どこで
学ぶのか

これが一番大切なことだと思います。
もしSTAR GAZERを見てお芝居をもっとやりたいとか。勉強したいとか。
何か心が動いた人。

問い合わせだけでもいいのでぜひご連絡いただけると嬉しいです。
一生の仲間ができることもあります。

待ってます!
一緒に学びましょう!


▽講師プロフィール


High-Card Live session05 場当たりより

永島真之介
High-Card主宰
代表作:舞台戦国BASARAシリーズ/東宝演劇 深説八犬伝 村雨恋奇譚
High-Card作品の全ての作品の演出・殺陣振付を行う。
作中に散りばめた伏線をカタルシスと共に回収していく作劇を得意とする。
人生の輝く瞬間を繋ぎ合わせたものが物語という信念のもと、High-Cardにて作品を作り続けてきた。
AND ENDLESSに2008年から2011年まで所属し、当該劇団のWSには2005年から参加し、西田大輔に師事し、作品のルーツとなる。
2018年からHigh-Card主宰として、活動している。
▼概要
稽古期間: 2024年7月-12月 月8コマ(うち1回殺陣あり)
※状況によりコマ数が前後する可能性があります。

公演期間:2024年12月予定

募集人数:公募10名程度を予定

・チケットバック
全券種1枚目から500円
来場チケットは10枚毎にステップアップあり(最大1,500円)

▼必要費用
公演積立金:月額 25,000円 × 6ヶ月
(月毎の分割支払いとなります/一括支払いも可能です)
衣装に関して、自己負担頂く部分がございます。

▼応募資格
・18歳〜40歳までの健康な男女
​・表現、集客に対し学ぶ姿勢があること
・舞台出演、演技経験などは不問
・集客活動に精力的であること
・誠実であること
・社会人として、責任を持って連絡をきちんと取ることができる方
※18歳以上であれば学生(高校生・大学生)の応募も可能ですが、保護者・学校からの許可を得た上で
 ご応募頂きますようお願い致します。
※事務所・劇団所属者はあらかじめ所属先へ許可を得た上でご応募頂きますようお願い致します。

▼応募方法
以下の必要事項を記入の上メールにてご応募ください。
所属がございます場合は、事務所や劇団のプロフィール添付でのご応募も可能です。

・お名前(ふりがな)
・生年月日(年齢)
・所属事務所・劇団名
・身長
・経歴
・連絡のとれるメールアドレス
・応募理由
・ご自身のお写真(バストアップ1枚、全身1枚)

応募締め切り 2024/6/20(木)

募集期間終了後にご参加についての詳細をお送りさせていただきます。
応募人数が超過した場合、応募書類を拝見した上でご参加を見送らせていただく場合がございます。

※例年、書類不備が数件見受けられます。
 ご応募の際は送信する前に
「必要事項が全て記入されているか」
「写真は添付されているか」
をご確認くださいますようお願い致します。

お問い合わせ・応募メールアドレス
highcard2018@gmail.com
(件名は「CHEMISTRY05参加希望」でお願い致します)

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