カトシン

某ベンチャー勤務 /日常ネタ・時事ネタを元に記事にします / ほぼ毎日更新

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マガジン

  • #エッセイ・コラム

    じぶんが日々おもったことをゆるふわにまとめています。

  • #興味・関心

    ぼくが興味があることを情報整理していきます。

最近の記事

「人生の価値」について考えてみた

「人の人生にたいした価値などない!」 作者 三田紀房さんの漫画『インベスターZ』に出てくる資産家のおじいさんが中学生の主人公に言い放った言葉である。 すごいこと言うなぁ、と驚いてしまうのだけれども、この言葉の後展開を見ると納得がいく。(要約しきれません。ごめんなさい。) この言葉だけ切り取って眺めてみると、賛否両論あると思うけれど、ここでいいたいのはそんなことではない。 自分の人生しかり、能力しかり、自分のことを高く見積もる副作用がある。自分を過信してしまったが上に、進むべ

    • 欲(よく)について考えてみた

      2週間ぶりに渋谷(しぶや)にくりだした。 いつのまにか8月は終わってしまっていたけれど、まだ夏という季節はおわっていないようだ。 そういえば、秋って正確には、いつからはじまるんですかね? 季節が始まるタイミングは、人によって違う。 Aさんは10月になってからなんて言うし、 Bさんは寒くなってきたらというし。 ぼくが秋になったなと感じるのは、エアコンをかけなくても、暑くないなと感じる時。窓を明けて、部屋の空気を秋にする。 一年の中で、季節を一番感じる瞬間かもしれない。 季節の

      • 目標について意外と話されていないこと

        「人間は、目標を追い求める生き物だ。目標に向かい努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる」。 古代ギリシャで活躍した哲人アリストテレスの言葉だ。 万学の祖と後世に称されるほどの人物が残したコトバには、納得感がある。 アリストテレスも目標を立てることで、じぶんを奮い立たせたのだろう。 みんな目標を立てることは、意味のあることだと分かっている。 小学生のころから「あなたの夢は?」という形で、目標を立たせられるものだ。 ぼくが小さい頃には、「宇宙飛行士になりたい!」と無

        • 「最高気温41.1度」におもうこと

          「最高記録」というコトバに、どのような感情をいだくだろうか。 ぼくは、このコトバに嬉しい、立派だなぁ、というプラスの感情が起きる。 一番印象にのこっている最高記録は、昨年プロ野球選手を引退したイチローさんが打ち立てた2004年シーズンのMLBの最多安打記録(262本)だ。 日本人が世界を舞台に大記録を達成してくれたと、誇らしく思えたものだ。 「小さなことを重ねていくことがとんでもないところに行くただ一つの道なんだなと感じています」。 イチローさんには、震えるような名言が多い

        「人生の価値」について考えてみた

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          愛着ってなんですか?

          「わたしが好きな男は "だめんず" ばかり。もっと良い恋愛をしたい」。 女性の友達からよくこのような話を聞く。 別れればいいじゃん、と言うのだけど、好きになってしまっているからそうもいかないらしい。 男と女の関係というのは、なかなかむずかしいものだ。 数々のダメ男のエピソードを紹介しているルポ漫画『だめんずうぉーかー』が、一時期話題になっていたっけ。 落語の小咄でも、呆れるくらいダメな男はたくさんでてくる。 いつの時代でも、ダメ男は話のネタになる。 それにしても、なぜダメな

          愛着ってなんですか?

          「休み」について真剣に考えてことありますか?

          「ほんとうは休みって、もっとクリエイティブなものです。 どうやって休むかということは、どうやってはたらくかと同じくらい、一所懸命考えるべきだとぼくは思っています」。 コピーライターで現在ほぼ日の社長をされている糸井重里さんが、どこかの記事でこんなことを言っていた。 糸井さんといえば、「おいしい生活」などの親近感が湧いて、心に残るような名コピーをいくつも生み出している。 そんな何気ない日常をコトバで切り取る名人なだけに、「休むことも一生懸命考えるべき」という言葉にもなにか納得感

          「休み」について真剣に考えてことありますか?

          夏半ばに甲子園 と Nizi Projectについておもう

          喜び、悲しみ、苦しみ、夢を叶えていく。 ありふれた展開ではあるが、この感情の上がり下がりが人の心を震わせる感動になる。 日本で毎年行われる全国高等学校野球選手権大会(甲子園大会)もその一つであろう。 残念ながら今年は、コロナウィルスの影響で開催が中止になってしまった。 球児たちの試合はもちろんのこと、毎年夏にテレビで放送される 特集番組では、球児やチームにスポットあててストーリーを伝える。 試合にかてば勝利を喜び、負ければ悲しみ、きびしい練習に苦しみ、そんな球児たちのストーリ

          夏半ばに甲子園 と Nizi Projectについておもう

          走る・気づく・直す

          ふと走ることについて考えてみた。 走ることによる効用は挙げればきりがない。 代謝がよくなる、ストレス軽減になる、体力がつく、などなど。 走ることの効用の中で、ぼくが一番効果を感じるのは、「自分を客観視できるようになる」ことだ。 そもそも、走ることが習慣化したのは、別の目的 ー 仕事によるストレス軽減が目的だった。 仕事のことを忘れてスッキリしたい。頭を空っぽにしたい。 仕事をしていればイヤな気分になることなんてよくあるもんだ。 だけど、走っているうちに、自然と湧いてくる自分

          走る・気づく・直す

          「それいりますか?」東京タワーでのすれ違い

          「えーこれいらないんじゃない?」 先日、何気なしに立ち寄った東京タワーにのぼった時に感じたことだ。 東京タワーは、1957年に設立しているので、できてから約60年たっているわけだ。 それだけの時間がたってもなお、東京の象徴して存在し続けるのって、単純にすごいと思っちゃった。 ところ変わってパリのエッフェル塔の設立は1887年。 象徴歴でいうと東京タワー以上だよね。すごい。 話をもどすと、東京タワーは外から見ていて壮観だし、上から見る街の景色はただただ見惚れるものだった。 で

          「それいりますか?」東京タワーでのすれ違い

          「個人の時代」とあなたはいうけれど

          ぼくの人生で印象にのこっているテレビ番組は、NHKが放送した『映像の世紀』だ。 いわゆる歴史を語る番組で、映像に残す技術が生まれた1900年代頃から現代までを、当時の映像とともに振り返るという内容。 多少脚色ははいっているだろうけど、記憶に残りやすい「映像」を通して、事実としてなにが起きたかを確認できる。 アウシュビッツ強制収容所内の身の毛がひくような鮮烈な映像、 キューバ危機がどのような経緯でおこったのか、 中国の文化革命の実態はどうだったのか。 ぼくの歴史への興味は、この

          「個人の時代」とあなたはいうけれど

          えせい -おやすみ-

          連休32日目。 お勤めにでている方は、夏休みの連休初日の方も多いかと思いますがが、ぼくはいま、連休33日目を過ごしています。 会社の制度に勤続年数に応じて休暇が付与されるのです。 また、ぼくは、振替休日、夏季休暇もあったもので、これら休暇をひとまとめにして、8月の中旬までおやすみです。 はじまるまでは、意外とながいな、なんて思っていましたが、あっという間に連休33日目。 あと10日ほどしかやすみがないと考えると、体が震えてきます。 (そんなに休んどいてなに言ってんだ、といわれ

          えせい -おやすみ-

          えせい -お散歩-

          五感をつかって生を感じることって大事だな。 ぼくは、都内を散歩しながら考えていた。 すっかり梅雨も明けて、夏らしいむしむしした暑さの中、ぼくは、おもいたって港区周辺をお散歩していた。 なんでこんな暑い中を歩いてるんだ? と自分でも思ったけれど、自粛生活が続く中で、無性に外にお出かけしたくなったんだ。 六本木周辺をぐるぐるして、森美術館でいま開催している『STAR展』を鑑賞。 そのあと、東京タワーまで歩いて、はじめて登っちゃったりして。 赤羽橋周辺をウロウロしてから帰った。

          えせい -お散歩-

          えせい -よゆう-

          ぼくは、1週間で一番好きな時間は、金曜日の夜だ。 金曜の夜といえば、1週間の仕事がすべて終わり、パーッと飲みにいく人がおおいので、街がにぎわっている。 華金なんてことばがあるから、みんなわりかし、この時間が好きなんじゃないかな。 ぼくの会社の仲間も、金曜の夕方から少しずつソワソワしているもの。 用もないのに、会社内をうろついたりしてね。 そんなみんなのソワソワをよそに、ぼくはすぐに家に帰る。 飲みに誘われたら街にくりだすけれど、元々そんなに飲みたがりでもないので。 では、帰

          えせい -よゆう-

          えせい -バンクシー-

          「バンクシー展 -天才か反逆者か-」 この仰々しいタイトルの展覧会が、横浜のアソビルで開催されている。 バンクシーとは、英国を拠点とする匿名アーティスト。 資本主義や暴力などに疑問をとなえる作品を多く生み出している。 そんな展覧会に先週末にいってきた。 ぼくは、行く前から胸が踊らんばかりにワクワクしていた。 なにせ、バンクシーの10年以上のファンだからだ。 好きがこうじて、イスラエルのパレスチナ自治区という危険地帯まで作品を見にいった。 バンクシーの生の壁面アートを見たとき

          えせい -バンクシー-

          えせい -赤い月-

          きのうの月は赤かった。 ランニングしている時、ふと目に入ってきた月が、見事なまでにまん丸で、異様なまでに赤く色づいていた。時間は、19時前くらいだったかな。 人によっては、赤いというより、オレンジ色に見えるかも。 これはなにか不吉なことの予兆かも、と走りながら勝手に空想していた。 月が赤く見える現象は、科学的になぜ起きるのか解明されている。 大気の影響による現象で、月が地平線に近いときに、赤っぽく見えやすくなるらしい。 月が赤くなる現象を解明できていなかった時代の人たちは、

          えせい -赤い月-

          えせい -クモ-

          きのう、部屋でゴロンとしていたら、壁を歩く小さなクモを見つけた。 ほんとうに小さなクモで、壁の上の方をツツツと歩いていたから、横になっている状態でなければ見つけられなかっただろう。 歩く小さなクモをジッと見ていると、しあわせな気持ちが湧いてきた。 ところで、部屋で見かける小さな虫たちは、一体どこから入ってくるのか。 窓も閉め切っているはずなのに不思議だ。 それにしても、なぜきのうは、普段気づかないような小さなクモを見つけることができたのか。 見つける前に、あいも変わらず瞑想

          えせい -クモ-