1級建築士学科試験

1級建築士の学科試験の内容についてですが
構造の問題で1級の試験では計算問題は出されるのでしょうか?

実はやさしい構造設計という本で勉強しているのですが、2級だとあまり大した計算も無く、公式がちょっと載ってるくらいなのです。1級はもっと計算式に当てはめて計算する問題が多いと勝手に思っているのですが、例えば主筋量の算定、床スラブ厚の算定、有効断面積や高力ボルトの検討、ウェブやフランジの検討、2次設計などは出されるのでしょうか?


施工の問題ですが、現在施工管理をしているので比較的現場で施工の事はよく学べております。そこでコンクリートの劣化などの改修関係の詳しい知識は1級試験には出されるのでしょうか?


1級受験の経験のある方、ご回答お願い致します。


昨年まで副業で建築士受験専門学校で講師をしておりました者です。

今年から1級建築士の受験内容は大幅に改定され、今までの「計画25問」「法規25問」「構造25問」「施工25問」から「計画20問」「環境・設備20問」「法規30問」「構造30問」「施工25問」と受験生にとってキツイ内容になります。

構造は一般構造の問題だけでは合格は難しく、構造力学の分野においても平均点の高い問題はクリアしなければなりません。
構造1級建築士という分野も出来ましたが、1級を名乗る上では力学はクリアしたいところです。

各専門学校でも苦手としている生徒が多いため、早い段階で学ぶようなカリキュラムが組まれています。
2級取得され1級を勉強されておられる生徒も多々いらっしゃいますが、複数年チャレンジされている方も多いほど難しいです。。

また、施工に関しては1級建築施工管理技士試験ほど突っ込んだ内容は聞かれませんので、ぜひ得意分野として頑張ってください。


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