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E資格:最短で合格を目指す

JDLA Deep Learning for ENGINEER 2020#1を受験し、
ゼロから3ヶ月で無事に合格いたしました。
その経験を踏まえて、最短で合格するための方法について書いていきます。

対象者

以下のような方にこの記事はおすすめです。
・合格さえすれば、満点は目指さなくて良い
・時間もお金もできるだけかけたくない
・実装力向上よりも、ひとまずE資格合格を目指す
 ※実装力をあげたい方にはE資格はおすすめしません。
   E資格はゼロから書く力が求められますが、実務ではライブラリを用いるのでそちらの練習を積んだ方が良いです。

スクール選び

E資格の受験にはスクールに通う必要があります。
結論から言うと、AVILEN社のコースをおすすめします。

理由としては、以下の3つがあげられます。
・合格率が非常に高い
 合格率が94%であり、スクール終了のほうが大変であった。
 対策が非常に手厚く、そこさえちゃんとやれば問題なく受かる。
・期間が短い
 19時間の動画で完結可能。毎週5時間視聴すれば1ヶ月で終わる。
・費用が安い
 通学式のスクールに比べると非常に安く抑えることができる。 


E資格までにやること

①基礎のおさらい
 Pythonはデータ型の理解、for文、if文、def、classが使えれば最低限OK。
 微分は合成関数の微分や連鎖律、対数関数の微分ができればOK。
 線形代数は固有値分解、特異値分解ができればOK。
これらに不安がある人は、別途授業を取ることを推奨。

③ディープラーニングの実装
 やることはゼロつくの①、②を徹底的にやるのみ。
 アルゴリズムはDNP、CNN、RNN(LSTM)は逆伝播の式や派生も含めてかけるようになる必要がある。また、最適化(RMSProp、Adam)も得点源になるので確実に押さえておく。

④機械学習
 こちらはスクールの授業では扱わないものの、配点が大きいので対策が必要。具体的には、以下についてどのようなものかを説明でき、さらっとコードに目を通しておくところまではやる必要がある。
・重回帰分析
・ロジスティック回帰分析
・サポートベクトルマシン
・K近傍法
・決定木
・主成分分析
・ブースティング
・アンサンブル学習
・交差検証(クロスバリデーション)

⑤練習問題
 ここにできる限り多くの時間を割くことが望ましい。
 時間がなければ、先にここから目を通し、できないところを復習するのが効率的になる。最低2周はしておくと合格は近い。

E資格試験で諦めてもよいもの

時間的な余裕がなければ、(自己責任で)後回しでも良いと思います。

①強化学習、生成モデル
 難易度が高いため、時間効率が悪くなりやすい。
②最新の論文
 こちらも対策範囲が膨大になりやすいため、時間効率が悪い。

最後に!

シラバスは念入りに確認しましょう。
出題範囲の語句はきちんと理解できるようになっておくべし。



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