Windows用パッケージ管理システムの「Scoop」を入れてみた

Node.jsを使ってSassなどを使いたい。自動ビルドとかやってほしい。しかし色々なサイトからダウンロードボタンをクリックし保存してからインストールを繰り返したり、あとでいらないからアンインストールしようとしたり、そもそも入れてたっけと確認管理するのは面倒そう。macOSでいうHomebrewみたいなパッケージ管理システムがあれば楽にできるんだけどなーと思い調べてみたらありました。

公式サイト：Scoop
参考記事：Scoopを使ったWindows環境構築のススメ - Super!!

これで自分のやりたかったことが解決しそうです。

Scoopのインストール

まず上の公式サイトや記事を読みながらインストールします。
公式サイトの説明に沿ってPowerShellを開いて先に

iwr -useb get.scoop.sh | iex

のコマンドをコピペして実行しようと試してみましたがエラーが。
おとなしく解説記事や公式サイトの最後に書いてあるとおりに

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -scope CurrentUser

を入力し「Y（はい）」を選んでExecution Policy（実行ポリシー）を変更。その後、先ほどのコマンドを実行したら上手く終了しました。

これでインストールが実際にできたのかどうか確認するために

scoop help

を入力して上手く動いているか確認。

このようにヘルプの内容が出てきたら問題なくインストールできてます。

Scoopを使ったアプリのインストール

Scoopを入れたら次に自分が入れたかったアプリをインストールします。

冒頭にも書いてた「Node.js」
これからScoopを動かしていくためにも多分入れておいたほうがいい「Git」
この2つを入れます。

Node.jsには最新版と長期サポートをしているLTSと付いた推奨版の二種類ありますが今回は推奨版を選びます。

インストール用のコマンドは

scoop install <app>

という形で入力します。

今回の場合は

scoop install nodejs-lts
scoop install git

という感じです。
これらをまとめて

scoop install nodejs-lts git

と一気に入れることもできます。

これを実行するだけでインストールは完了しているはずなので、それぞれ

node -v
git --version

と入力しバージョン確認ができれば成功です。

Scoopでまずは覚えていたほうが良さそうなコマンド

とりあえず先にこれだけは覚えたほうがよさそうというコマンドを列挙してます。

scoop list
Scoopでインストールしたアプリ一覧を表示

scoop search <app>
アプリを検索

scoop status
Scoopの状態を確認

scoop update
Scoopの更新
「scoop update」のみでScoop自身を更新
「scoop update <app>」でアプリを更新
「scoop update *」でインストール済の全アプリを更新

参考記事：全Scoopコマンド解説 その１ ～使用頻度（高）～ - Qiita

おまけの疑問

ところでScoopの読み方って「スコップ」「スクープ」「スコープ」のどれに近いんですかね？アプリケーションの内容的には掘ってくる「スコップ」が近いと思いますが。