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【HHKBレビュー】 私は15年の時を経てロマンを購入した。

はじめに

年始、2023年1月3日。

私はついにHHKBを購入しました。

私が高専生時代から学校のPCに備え付けてあったのは『HHKB Lite』今から考えればあれだけ整った環境でUnixをいじっていたあの毎日はとても有意義な時間だったのかもしれません。

あの学びから約15年。33歳にてついに数々のキーボードを経て『HHKB』を購入しました。今回購入したのは昨年リリースした、Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪という白一色のモデル。今までの墨や白モデルとは一風変わった白一色のこれまたインテリアにも合いそうなモデル。

デスクが比較的白に囲まれている私は、ついに意を決してこのHHKBを購入しました。今回は15年間仕事でもプライベートでもキーボードを叩き続けて来た私が本キーボードをレビューします。

結論、どうだったのか?

さくっと箇条書きでまとめるとこんな感じです。

  • 正直コスパを考えると他に沢山良いキーボードはある。

  • 静電容量無接点方式の打鍵感は唯一無二。魅力は使わないと伝わらん。

  • 全体的に作りが安っぽく感じる人もいると思う。

  • さらに、なれないとキー配置が特殊で結構大変(特に左下)

ということで、正直不満も多くて高いので「コスパが良い」とはとても言えません!が、慣れるとこれ以上のキーボードも多分ないので「一生の相棒」として迎え入れる価値がある一台になることは確かです。

私は即購入して、超気に入りましたが多分この投資を「失敗した!」と思う人も一定数いると思いますので、慎重に購入を検討して欲しい一台でした。

特に、普段ノートPCのキーボードでロープロファイルに慣れている人は打鍵に疲労感を感じてしまう人も非常に多い高さとなってます。(パームレストである程度解消は出来ますが…)

さて、それでは細かい部分について紹介していきます。

メカニカルvs静電容量無接点方式

HHKBを使う前はKeychron K2の使い、その前はゲーミングキーボードのApex Pro TKLを利用していました。

そのうえであくまで所感で話をさせて頂くと、

打鍵感 → メカニカルの方が上

長時間の疲れ → HHKBの方が上

です。正直個人的には打鍵感はチェリー軸の赤や茶の方が強く感じることが出来ます。音も大きいので、そういう意味でもチェリー軸はとても打ち込んでる感が強く、なんか仕事してる感を演出することが出来ます。

その上で、赤軸は押下圧が45gなので、HHKBと同じ押下圧で更にHHKBのストロークはかなり深いので一件HHKBと長時間の疲れは変わらないかと思っていたのですが、これがどっこいHHKBの方が疲れません。

理由は不明ですが、静音であることや全体的に押し込みがスコスコ妙な感覚なので、そういう感覚的な部分で長時間の疲れを感じないような仕組みがあるのかもしれません。(抽象的ですみません…)

恐らく、軸という観点でいくとHHKBに採用されている静電容量無接点方式が優秀だと思います。打鍵感もチェリー軸と比べると弱いですが、その弱さが使ってて癖になるんので、あんまり苦にならないと思いました。

慣れるまで苦労するだろうキー配置

このHHKBはいわゆる市場にある60%キーボードとほぼ同じでFnキーが存在しません。それだけならまだ全然他のキーボードでもよくあるのですが、Capsキーがなく、その代わりにCapsキーの部分がCntキーになります。

これが特にWindowsユーザーには厄介な配置となっております。

本当に厄介。

コピペとかよくする人はわかると思うのですが、結構仕事では頻繁にControlキーを使います。そのキーが普段と位置が違うのです。これがとても慣れるのに厄介。

指の長さ的にも、Controlキーは小指を基本的に使うと思うのですが、小指が短いとCntキーまでが遠く、これがなかなかタイプミスに繋がります。

これは慣れるのが相当大変だなぁ…と。

私は幸い、Macで常用しているので比較的この問題には直面していません。

また、Fnキーがないのが不便…というレビューも多いのですが、そもそもFnキーを常用する人にはこのHHKBは絶対に買わないほうがいいと思います。これは絶対ですね。普段からFnキーを常用している人がFnキーを使えなく鳴るメリットは、恐らく思っている以上に多くてストレスになりますので要注意!

じゃあなんでHHKBを使うのか?

恐らく…結構市場的にはこのHHKBは過大評価されているなーというのが私の感想です。というのも、気になる部分も多いので価格(約4万円)に対してコスパが悪いと思います。これは本当にコスパが悪いなぁ…と。

端末を切り替えられるキーボードは世にたくさんあります。

無線接続できるキーボードもたくさんあります。

静電容量無接点方式じゃなくても良いキーボードはたくさんあります。

その中で、すべてを叶えてくれる「玄人が使うことを許される」キーボードです。多分、すべての要素を搭載した上で徹底的に玄人向けに利便性を高めたキーボードなんだと思います。

なんか、それが”愛着”に変わってきました。

もはや宗教に近いかもしれませんが、この愛着がHHKBが愛される理由なのかな…と思います。そして、私もその一人です。

約4万円を出す価値があるかと言われるとなかなか難しいですが、ひとつ間違いなく言えるのは「とても素晴らしいキーボード」です。個人的にはとても打鍵感も疲労感も少なく、軽いので持ち運びも出来有線無線ともに軽快に接続してくれるとても器用な一品です。

個人的にはもう少しカスタマイズしたいので、キーキャップをたくさん出して欲しいです。かわいい色の。

高い買い物は愛着が湧くといいますが、このHHKBはその良い例だと思います。ちょっと使いにくいところも、実はこの子の使い続けたくなる理由なのかもしれません。それは愛着であり、相棒となるのかもしれません。

私はいろんなキーボードに浮気癖があるので、恐らく今年もこれ以外にいくつもキーボードを買うと思いますが、今後も愛用するだろう大事な一台になりました。

昨年使った最強端末、MX Keys Miniがサブになるくらいにはこのキーボードを愛用しています。これからもよろしくHHKB!

では!

Symi



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