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真実告知はパターンがあるのではないかという話

こんにちは。
養子当事者の志村歩です。
ご覧くださりありがとうございます。

今回も私の経験をもとに養親さんと支援者さんに向けて
真実告知は3つあるのではないかという問いかけをしたいと思います。

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さて、真実告知と聞くと皆さんは何を思うだろうか。
難しい、怖い、ネガティブなイメージをお持ちだろうか。

以前別の記事で述べましたが、出自というものは他人から見れば厳しい内容のものであったとしても子どもからすれば大切な人生の一部です。
真実告知はその大切な人生の一部を伝える愛のある行為なのだ。

そんな真実告知には3つのパターンがあるのではないかと私は考えている。


①親から子どもに伝えるパターン

いわゆるスタンダードな真実告知である。
親が子どもに絵本を読み聞かせながら出自について伝えたり、お誕生日に産みの親の写真を見せながら話をすることが多いと聞いている。

生活のなかに溶け込ませながら行うことにより
親も子も早いうちに抵抗感が少なくそれが日常になることだろう。

ただし、忘れてはいけないのは
その情報はいま子どもが欲しているのかを見極めなくてはいけないということだ。

子どもだって大人と同じでその話を聞きたくないタイミングがあるのだ。
親が早く真実告知をしなくては!!と意気込むあまり子どもの都合を考えずに
善意の押し売りはしないでいただきたい。

②子どもから尋ねられるパターン

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